軽やかな素材の服を選びたくなる春ですが、まだまだ冷える日もあります。そんな時、厚手のニットを着るのはちょっと…と悩んでしまう方も多いはず。春の装いでも防寒はしっかりしたいですよね。そこで今回は、着膨れせずに寒さ対策ができるアイテムをご紹介します。装いに響きにくい薄手の素材に加えて、保温性が高く汗をかいても蒸れにくいものを揃えました。三寒四温な春先もストレスフリーに過ごしていただけますよ。

肌寒さの残る春に、着膨れしない防寒アイテム

くらしきぬ/彩りはらぱんショート

お腹周りをやさしくあたためる、薄手のはらぱん

腹巻きとパンツが一体化した「はらぱん」。数あるシリーズの中でも、季節の変わり目に履きたいのがこちらの「彩りはらぱんショート」です。内側にはシルク、外側にはメリノウールを使用し、天然素材の力で吸湿性と保温性は抜群。ベーシックなはらぱんのふんわりとした肌ざわりはそのままに、薄手な作りに仕立てました。だからボトムスに響きにくく、着膨れの心配がありません。

腹巻き部分は、子宮や卵巣などの冷やしたくない大切な臓器の集まる下腹部をやさしくあたためます。パンツ部分は太ももまでの3分丈で、鼠径部をしっかりカバー。リンパ管が集まる鼠径部をあたためると、むくみや代謝の低下への対策にもつながりますよ。ゆとりを持たせたヒップ、縫い目のないホールガーメント製法で締め付け感のない履き心地。春らしい色展開もうれしいですね。

DRESS HERSELF/シルクリブレギンス

締め付けないから快適、あったかシルクのレギンス

まだ寒いけど着膨れしたくない春先には、薄手のインナーがありがたいもの。そこでおすすめなのがDRESS HERSELFの「シルクリブレギンス」です。調温機能にすぐれた絹を使用しているから、その薄さからは想像できないくらいのあたたかさ。それでいて高い調湿性のおかげで蒸れたり汗ばんだりせず、寒暖差の大きい季節の変わり目も一日中快適に過ごせます。

履いた瞬間に感じる、下半身がシルクニットにやさしく包み込まれる感覚。締め付けない快適なフィット感は、試作を10回以上重ねながらウエスト、ヒップ、脚部分の編み方をパーツごとに変えることで実現しました。中でも、食い込みもゆるみもないウエストは格別の一言。「レギンスの締め付け感が苦手」という方にこそお手に取っていただきたい一品です。

DAYS/接結タートルカットソー

季節の変わり目に大活躍、薄手素材のタートルネック

冷え込む日に重宝するタートルネック。とはいえ春先に厚手素材のタートルを着るのはためらってしまいますよね。そんなときにはDAYSの「接結タートルカットソー」が大活躍。薄手の柔らかな生地を二枚張り合わせた保温性の高い接結天竺素材で、タートル部分は締め付け感のない程よい太さに仕立てました。二つ折りにしたり、くしゅっとさせたり、着回しも自在です。

刺激が少なく、柔らかな肌ざわりが特徴の接結天竺。赤ちゃんの肌着をはじめ、肌に直接触れるアイテムに多く使われる素材です。こちらのカットソーに使用しているのは、マハバーラと呼ばれる上質な生地。綿の吸水放湿性と保温性に加えて、シルクのような上品な光沢感と柔らかさも持ち合わせいます。手摘みした綿だから天然の油脂分が失われず、しっとりした感触も味わえますよ。

glamore femtech/Uネック長袖インナー

一枚であったか、重ね着いらずの機能性インナー

春が近づいてもあたたかな機能性インナーを手放せないという方は多いのではないでしょうか。一方で、冬用のインナーでは暑すぎるのが悩みどころですよね。glamore femtech（グラモアフェムテック）の長袖インナーは、冬だけでなく年間通して着用できるのが大きな特徴。季節を問わず「体を冷やしたくない」思いに寄り添うインナーです。

こちらのインナーに使用しているのは「フェアリーサーモ」と呼ばれる日本製の生地。保温性の高い「マイクロアクリル」と、吸放湿性の高い「ビスコースレーヨン」のハイブリッド素材で、重ね着をしなくてもしっかりあたたかいのが特徴です。首まわりの開きはインナーが外に見えないように考えられているから、襟ぐりの広い服を着る機会が増える季節も安心ですね。

着膨れしない防寒アイテムで、春も体を冷やさない

今回は肌寒さが残る春先に最適な防寒アイテムをご紹介しました。どのアイテムもしっかりあたたかいのに薄手で着膨れしないから、コーディネートを選ばず着用いただけます。また肌ざわりが良く締め付けず、蒸れない素材で一日中快適。季節の変わり目も体をやさしくあたためてくれるアイテムたちです。

文・構成／柳井ひかり

スタイルストア 編集室

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