バイヤーからのお便り

電子レンジで簡単焼き芋!いもまるを使って比べてみました

2023年12月09日更新

こんにちは、バイヤーの畠田です。

さつまいもが旬のこの時期、テレビ番組でも焼き芋特集をよく見かけるようになりました。甘くて身体にもやさしい焼き芋はいいおやつですが、家で焼こうとすると、オーブンの余熱が必要だったり、焼くのにも1時間以上かかったり……と、なかなか手間がかかります。

そんな焼き芋を、電子レンジで簡単においしく仕上げてくれる「いもまる」を先日ご紹介したところ、思った以上の反響をいただきました。実際に使ってみたらどんな焼き芋が作れるのか、今回は他の加熱法もいくつか試して食べ比べてみました。

普通の陶器とは何が違うの?

いもまるは一見、普通の陶器製の器に見えますが、電子レンジのマイクロ波を吸収して熱に変えるという特殊なセラミックスを使っています。耐熱性に優れ、空焚き状態でも大丈夫な強いセラミックで、なんと700度まで大丈夫なんだとか。

一番の特徴は「素材自体が発熱することで、直火で調理したものに近い食感に料理が仕上がる」「遠赤外線の効果で効率よく短時間で調理できる」という点。実際、電子レンジにかけた後は、とっても熱くなりますので、必ず乾いたふきんやミトンなどを使って取り出すようにしてくださいね。

火を使わないのでコンロにつきっきりにもならず、お子様にも扱いやすいのも嬉しいポイントです。

ちなみに、さつまいもは同量の白米と比べるとカロリーが低く、腹持ちも良いこともあり、「さつまいもを主食と置き換えて食べる」という簡単なダイエットも流行っているそうです(当店のアパレル撮影を担当してくれているモデルさんも、お昼ごはんに蒸したさつまいもを持参していました…!)

加熱し比べてみました

今回、半分に切った状態のさつまいもを加熱し比べてみました。試したのは、

①水で濡らしたキッチンペーパー、ラップで包んで電子レンジ(600Wで1分加熱、そのあと200Wで9分)
②いもまるに入れて電子レンジ(600Wで10分)
③アルミホイルに包んで魚焼きグリル(弱火30分)

の3種類。オーブンやトースターで作る方法もありますが、1時間近くかかるため、今回は比較的短時間で作る方法で比較してみました。

加熱後の結果はこの通り。

断面の感じは、半分に切ったこともあり、①と②はちょっと水分の抜けが感じられました。が、いもまるで一番違いを感じたのは皮の部分。①や③に比べるとパリッとしていて、香ばしく焼き上がっていました。これにはちょっと感動。

中はこんな感じ。いずれも甘く仕上がっており、電子レンジを使った①②はほくほくとした感じ、魚焼きグリルを使った③はしっとりとした感じの仕上がりでした(ちなみに、もっと「ねっとり」とさせようと思うと、オーブンを使って2時間くらいかけて作る方法が主流のようです。)

実際に作ってみて、魚焼きグリルは水分が奪われにくいのでしっとりとするものの、できあがるまでに時間がかかるので、食べたいと思い立ってすぐに作るにはちょっとハードル高め。

その点、電子レンジはわずか10分で非常に手軽。キッチンペーパーやラップを巻いたり出力ワット数を途中で変えたりせずに、さつまいもを入れるだけで作れるいもまるは、「手軽においしく食べたい」という方にぴったりだと思います。

ご家族分もまとめて作れる、大きなサイズも新登場

左:いもまる 右:いもまる 大

小さなさつまいもや、半分に切ったさつまいもが入る大きさの「いもまる」のみのお取り扱いでしたが、まるまる一本入るサイズの「いもまる 大」もお取り扱いを始めました。

大は直径24.2cm。大きい分、収納場所はとりますが、家族分の焼き芋を一緒に作りたい!という方はこちらもご検討くださいね。

ヘルシーでおいしいおやつにもなる、焼き芋。手軽に作れる道具があれば、もっと身近な存在になりそうです。みなさまの焼き芋生活がより良いものになりますように。

このコラムを書いた人

畠田 有香

スタイルストア バイヤー

畠田 有香

ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。