バイヤーからのお便り

しっかり生地できちんと見え!家事もしやすいエンゲイシャツ

2023年02月12日更新

こんにちは、バイヤー加藤です。

福島の縫製工場発のブランド、motone(モートン)の「エンゲイシャツ」は、袖口がリブ仕様でまくり上げてもずれ落ちにくいのがつかい手に大人気のシャツです。その他にも着る人の快適さを考えたデザインにこだわっており、当店ではロングセラーとなっています。

コットンリネン生地を使った無地タイプと、コットンのヒッコリー生地を使用したストライプの2つのバリエーションがありますが、今の時期におすすめなのは、より地厚な生地を使用したヒッコリーのストライプです。デイリーウェアとしてはもちろん、端正なデザインはカジュアルな仕事服としてもおすすめで、着こなし次第で冬から春までずっと着て頂くことができます。

園芸のための仕様は、家事・仕事に忙しい人にとっても嬉しい仕様

エンゲイシャツは、その名の通り、もともとは長時間、屋外でかがんで作業することが多い園芸家からのリクエストで生まれたというユニークなシャツです。

背中が見えないよう後ろ身頃が長く、軍手やハンカチなどを入れられるよう左右にポケットが付いているのが特徴です(エンゲイシャツ コットンリネンと同じ仕様です)。家事をする際には、こちらにスマートフォンやこまごまとした物を入れることができます。

また、腰の内側にはカイロを入れておけるようインナーポケットが一つ。こちらは、かがんだ時に身体に密着する箇所で、効率よく暖を取れるようになっています。

そして、秀逸なのが水仕事の時など、簡単に袖を上げ下げできるリブ仕様。リブはネイビー、グレージュとも、本体の色に合わせているので、水などがはねても汚れが目立ちにくいのも嬉しいポイントです。

こだわりのストライプ生地

ストライプは、20sヒッコリーという中厚地のコットン生地を使用しています。ヒッコリー生地はもともと、作業着やオーバーオールに使われることの多い素材で、重労働に耐えられるその丈夫さが最大の魅力です。また、無地バージョンのエンゲイシャツ コットンリネンよりやや地厚なので、まだ肌寒い時期に着るのにも向いています。

ストライプの白い部分が、実は黄みがかった色味になっているのもつくり手のこだわりです。あえてオフホワイトとブルー、グレージュの組み合わせにすることで、どこか優しい印象になっています。クリアな白のストライプはきりりとしたドレスシャツにはぴったりですが、エンゲイシャツのような日常着には、ナチュラルなストライプがしっくりくるんですね。

きちんと見えつつも、普段着としてコーディネートしやすいのは、こんな細かなデザインによるものなんだと思います。

着こなし次第で、冬から春までずっと活躍

シャツとしては地厚で目の詰まった生地で、冬の間も着やすいデザインになっています。ほどよいゆとりのあるシルエットなので、中にインナーを着こんだり、タートルネックを重ねるのもおすすめです。また、背中のポケットにカイロを仕込めばますますあたたかです。

スタンドカラーは首元がすっきりしているので、上にアウターやカーディガンを重ね着しやすいのも嬉しいポイントです。

冬の間はインナーやアウターを上手に重ねて、また、あたたかくなったら1枚でさらりと着て頂ける、活躍する期間が長い便利なシャツです。丈夫な生地は、洗うほどに柔らかになって体に馴染むので、着心地も良くなっていきます。

冒頭でもご紹介した通り、より薄地の綿麻生地を使用した「エンゲイシャツ コットンリネン」も春先にはおすすめです。

また、ベーシックなシャツをお探しの方向けに、シンプルなデザインの「マルチポケットシャツ」も登場しました。こちらも袖口はリブ仕立てで、シャツには珍しく両脇にポケットが付いていて便利なのがポイント。コットンポリエステルの丈夫な生地を使用しているので、デイリーに活躍します。

見た目だけでなく、シャツを着て生活する人が嬉しいのはどんなデザインかをちゃんと考えて仕立てられたmotoneのシャツ。この快適な着心地はきっとやみつきになると思います。

このコラムを書いた人

加藤 紀子

スタイルストア バイヤー

加藤 紀子

ショッピングユニットでバイヤーをしています。衣食住にまつわるすべてのことに興味があります。暮らしを楽しみたいという気持ちを大切にしたいと思っています。