みんなの愛用品
調理→保存がこれひとつ、暑い季節も活躍する保存容器
こんにちは、バイヤーの畠田です。
Like-itの「調理ができる保存容器」を使い始めて1年ほどが経ちました。S・M・Lそれぞれ各2個づつ使っていますが、ほぼフル稼働で日々大活躍しています。特に暑い日が続くこの季節、少しでも火を使わずに調理するため、レンジとこの保存容器を活用して一品を準備することも多くなりました。ただの保存容器の枠にとどまらず使うことができる、この保存容器の活用方法をご紹介しようと思います。
レンジでできる、簡単ピクルス・蒸し鶏
「調理ができる保存容器」は、蓋を外せば食材を入れてそのままレンジにかけられます。わたしがよく作るのは、ありものの野菜を使った即席ピクルス。お酢・砂糖・水にローリエや唐辛子・粒胡椒などを入れて、600Wで2~3分加熱してピクルス液をつくります。粗熱をとって、セロリやきゅうり、みょうが、パプリカなどお好きな野菜を入れて冷やせば、さっぱり甘酸っぱくて、暑い日でも食べやすいピクルスの完成です。
一般的なプラスチックの容器はお酢を使った料理などの保管に不向きなものもありますが、こちらはTPX(ポリメチルペンテン)という素材で、酸性のものにも安心して使用できます。耐熱性・透明性に優れ、プラスチックと比べて油汚れも落ちやすい、と調理に向いた特性を持っています。
同じくレンジを使う調理だと、簡単蒸し鶏も定番。鶏むね肉の厚みを均等にし、酒・砂糖・塩を少々ふりかけ、あとは保存容器に入れて、600Wで4分ほど加熱。赤いところがなくなり粗熱がとれたら、フォーク2本を使って割けば、簡単蒸し鶏に(フォークで容器を傷つけないように要注意)。
レンジだとパサパサするのでは?と思ったのですが、加熱した時に出るスープを吸わせることで、しっとりおいしく仕上がります。蒸し鶏は冷やし中華の具材にしたり、きゅうりを加えて和え物にしたり、サラダにしたり。食欲がない時でも淡泊で食べやすく、我が家では夏の常備食材です。
冷蔵・冷凍でできる、お菓子作り
-20度まで対応しており、容器ごと冷凍することもできるので、ひんやり冷たいお菓子作りにも。水切りヨーグルトを使ったヨーグルトバークは、水切りヨーグルトにはちみつを適量混ぜ、お好みのフルーツを乗せて凍らせて一口大に切り分ければ、ローコストで低カロリーな夏のおやつに。
溶かしたチョコレートにナッツやマシュマロやビスケットを砕いて混ぜ、同じようにクッキングペーパーを敷いた容器に流し込んで冷蔵庫で固めれば、自家製チョコバーに。あまり手間の込んだお菓子作りはできませんが、容器ひとつでできる、こんなお手軽おやつ作りをリピートしています。
サイズがいくつかある中でも、Mサイズはこういった簡単おやつ作りにちょうど良く、作り置きや下ごしらえした素材の保存にも使いやすいサイズ感。幅が短く長さがあるので、冷蔵庫で保管するときに場所をとらず、3サイズある中でも一番活躍している大きさです。サイズに迷ったら、このサイズからお試しいただくのがおすすめです。
ガラスとプラスチックのいいとこどり
いずれも調理したらそのまま密閉して冷蔵庫に入れられて、そのまま保管でき、洗いものなしで容器ひとつで完結するというところが嬉しいポイントです。ガラスの保存容器はプラスチックのものと比べて劣化しにくいのがメリットの一方、「重い」「重ねられない」というのがデメリット。保存容器は同じサイズを複数個使いたいので、容器同士を重ねらて省スペースで保管できるのはありがたいなと思います。
プラスチックの容器でも、もっと安価なものもなりますが、少し傷がつきやすくて容器自体がくすみやすく、一定の期間で買い替えが必要になる印象があります。こちらは透明度が高く中身が見やすいというガラスの良さと、軽量で割れないというプラスチックの良さを活かした保存容器だなと思います。
ちなみに、蓋には空気穴がないため、開け閉めの時には少し力が必要です。何かコツがないか、つくり手のLike-itさんにお話しを聞いてみたところ、本体に蓋を被せたら、中央部と四隅をしっかりと押さえて空気を抜きながら、隙間ができないように閉めるようにすると良いこと。空気穴があるものは、空気穴を開け閉めする部分に、洗い物の際に水が溜まりやすかったりしますし、空気穴がないからこそすっきりとしたデザインになっていると思うので、個人的には仕方ないかな、と感じています。
また、ぴったりサイズのトレーがあって、冷蔵庫の中をすっきり整理できるのもこのシリーズの良さです。この容器との併せ使いでなくても、冷蔵庫の整理に役立ちますよ。ぜひあわせてご覧ください。
ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。