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小銭入れが使いやすい、ベストなミニ財布
バイヤーの柳沼です。ここ数年は長財布派の私。メインはsafujiのミニ長財布うすめ、過去にはPOMTATAの口金長財布やウォレットバッグなども愛用してきました(←いずれも今のメインでないだけで、現役です)。一方で、帰省や近隣へのお出かけ、散歩など、荷物を減らして身軽に行きたい時は、ミニ財布のほうが都合がいいことも多いんですよね。
サブの財布をどこまでミニマムにするか、はかなり個人差があると思いますが、様々な財布を使い比べ、キャッシュレスにも挑戦した結果、辿り着いたのがコンパクトな「三つ折り財布」。お札、カード、小銭をコンパクトに収納できて、使い勝手も諦めない、マイベストサブ財布をご紹介します。
お札を折らず、小銭は見やすく
今回ご紹介するのは、上の画像の右端「Neutral Gray/アイリス 三つ折り財布」です。長財布派の私が、アイリスを選んだ理由は、重要な順に以下の3つ。
1、お札を折らずに出し入れできる
2、小銭入れが使いやすい
3、カードが出し入れしやすい
普段、長財布を使っていると、どうしても「お札を都度折って収納する」というのが手間に感じてしまうんですよね。なのでミニ財布でも「お札を折らない」というのはマストな条件でした。
それともう一つ譲れないのが、小銭入れのつかいやすさです。
ご覧の通り、ミニ財布にしては珍しく、アイリスは小銭入れが6センチも開くんですよね。
私は地元のとんかつ屋さんとか、家族経営の八百屋さんなど、小商い系のお店が好きなので、現金払いをしない日はまずありません。なので、お札にせよ小銭にせよ、財布としてのつかいやすさがちゃんと備わっていることが重要。
大きく開くからこそ、こんな風に手前に広げて、種別を一目で確認し、必要な硬貨を選び取る、一連の行動がスムーズに行えます。
隠しポケットに個人情報、私のカード入れ活用法
アイリスの三つ折り財布に関して、もう一つ気に入っている点は、カード入れの使いやすさです。カードギリギリではなく、余裕を持ったサイズになっているので、重ねて収納できますし、札入れ奥には隠しポケットも。私はこんな風にカード入れを使い分けています。
① 最も使用頻度の高いクレジットカードを1枚のみ収納
② 銀行系のカード3枚重ねて収納
③ 使用頻度の低い診察券と保険証5枚を重ねて収納
で、普段は財布全体を開かずに、①だけをぱかっと開いてカードを出し入れして使っています。
札入れ奥の隠しポケットには免許証を収納。
実家に帰ると必ず運転するのですが、帰省時に「あ、忘れた!」となって困った経験があり、顔写真入り身分証明書としては免許証を携帯することにしています。手前のカード入れでも情報が見えて困ることはありませんが、なんとなく奥のポケットだと安心できますよね。
汚れが目立たず高級感のある型押し革
そんなわけで、コンパクトでありながら、お札、小銭、カードという一連の機能を過不足なく備えた三つ折り財布「アイリス」。中身を入れると、厚みが4cm近くなるので、薄い財布派の方はここだけちょっと気になるかもしれませんね。
私の場合は、小銭入れの使い勝手とトレードオフかなと思えるので、許容範囲です。
そしてなんといっても気に入っているのが、雰囲気のある型押しの革。ミニ財布でもちゃんと高級感がある。一度ホテルのレストランで「素敵なお財布ですね」と褒めてもらえたことがあって嬉しかったです。
ベージュでも汚れが目立ちにくく、陰影のある型押しのお陰でキズも全然つきません。実物をじっと見ても、三つ編みのような不思議な型押しがメッシュのように見えて、本当にいい表情だなぁとしみじみ。
というわけで、本日は「長財布派の人にお勧めしたいミニ財布」のご紹介でした。お札は折りたくない、小銭入れが使いにくいとイライラしちゃう!という方、ぜひチェックしてみてくださいね。
大手小売業で服飾雑貨のバイイング、新規ブランド開発を行う。その後活動の場をインターネットに移し、2006年にスタイルストアへ参加。 得意ジャンルは服飾雑貨、最近は地方の名品発掘がおもしろくて仕方がない。モノの背景を知ってこそ見える、真のお買い得品をセレクトする、これが信念です。