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日常使いの定番になるうつわ、Jarsに新色が登場

2021年08月23日更新

こんにちは、バイヤーの畠田です。

フランスの器・Jars TOURRONシリーズに、新色が登場しました。青色の「ブルーリン」と、黄緑色の「ポレン」。どちらも発色が美しく、組み合わせても楽しめる色合いです。

Jars/TOURRON ディナープレート ブルーリン
Jars/TOURRON デザートプレート ポレン

2014年のお取り扱い開始当初から、当店ではロングセラーのJars。人気の理由はその「使いやすさ」にあります。わたしも4年ほど愛用していますが、間違いなく我が家の活躍度ナンバーワンの器です。今日はその使いやすさの理由を改めてお伝えしたいと思います。

地味な色の料理にこそ、派手な色の器を

左上から、クォーツ、ジェイド、ブルーリン、ポレン、サモア、パープルユニ

個人的な好みで、服やインテリアなどの身の回りのものはグレーやホワイトなどベーシックで彩度の低い色のものが多いのですが、ご多分にもれず器も地味な色のものを無意識に選びがち。TOURRON特有の鮮やかな器は「自分ではきっと選ばないな」と思っていたのですが、実際に使いだしてみると、その使いやすさに衝撃を受けました。TOURRONはいろんな色を揃えていますが、鮮やかな色が一番活躍頻度が高いです。

Jars/TOURRON スーププレート ポレン
Jars/TOURRON スーププレート クォーツ、ジェイド

使いやすい理由は、地味な色の料理でも3割増しでおいしそうに見せてくれること。たとえば茶色くなりがちな和食だったり、そうめんだったり、色どりの良い食材がなくても、器が色を補填してくれるのです。ありものの野菜を使った適当な料理でも、美味しそうに見せてくれるのは、この器の色の力だなあと思います。

左 クォーツ、右 ジェイド

ただの単色ではなく、釉薬の表情があるところも魅力。色のある器だけでなく、真っ白に見える「クォーツ」も、貫入(釉薬のひび割れ)が入っていることで表情があります。単色なのにのっぺりとしておらず、作家物の器のように奥行を感じさせてくれます。

「スーププレート」か「ブレッドプレート」を揃えてほしい

Jars TOURRONは色の組み合わせも含めて楽しめるので、一枚で使うというよりはぜひ複数揃えて使っていただきたい器です。ディナープレートやデザートプレートなど、さまざまな形がありますが、数ある中でもおすすめしたいのが、「スーププレート」と「ブレッドプレート」です。

自宅での使用例(ランチの麺類に特に使用率高めです)

スーププレートをおすすめする理由は、さまざまな料理を引き受けてくれる幅広さ。適度な深さがあり、たっぷり入るので、サラダ、煮物、カレー、唐揚げ、パスタ、冷やし中華…なんでも似合う、料理を選ばない懐の深い器です。引っ越しをした時に最後の最後まで梱包せずに手元に置いておいたのが、この器でした。食器棚の中で眠ることはまずない、鉄板の形です。

Jars/TOURRON ブレッドプレート ブルーリン

もうひとつおすすめするのは、今回新しく登場した直径14cmの「ブレッドプレート」。これまでは、直径20cmの「デザートプレート」がTOURRONシリーズの中で取り皿的な役割を担う器でしたが、一般的な取り皿サイズよりも少し大きめ。ブレッドプレートは来客時の取り皿としてもデザートにも使いやすい、ちょうどいいサイズだと思います。こちらも複数枚揃えておいて損はない、活躍の機会が必ずある器です。

扱いに気を遣わないから、つい手にとる

色の良さ、形の良さをここまで語ってきましたが、つい手にとってしまう器になる最大の理由は「扱いに気を遣わない」ところにあると思います。ほどよい厚さがあるので、水切りかごや食器棚の中で、他の器とカチンと当たってしまったりしても簡単には割れそうにない安心感があります。食洗器のご使用もOK。厚みのある器はぽってりと野暮ったくなることがありますが、この器はそんなこともなく、繊細さと丈夫さのバランスが絶妙です。

ちなみに、Jars TOURRONは色味によって価格が異なるため、同じ形の器でも商品ページが分かれています。下記に一覧をまとめておりますので、ぜひご覧くださいね。

Jars TOURRONシリーズの一覧はこちら>>

このコラムを書いた人

畠田 有香

スタイルストア バイヤー

畠田 有香

ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。