バイヤーからのお便り
レース使いのプロが作るブラウス、揃いました
暖かくなり、ブラウスが活躍する季節が今年もやってきました。そんなタイミングで約1年ぶりに届いたのが、レースや刺繍使いのスペシャリストFanaka(ファナカ)の新作です。レースや刺繍のブラウスは、高級なものから安価なものまで数多く販売されていて見極めが難しいアイテムですが、このブランドの凄さは、デザインの割に手ごろな価格だというところ。大人の女性がデイリーにレースブラウスを着るならば、まずこのブランドから始めるのがおすすめです。
Fanakaのブラウスが他と違うところ
このブランドのブラウスと安価なレースブラウスとの大きな違いは3つあります。
1、レースと刺繍の丁寧さ
2、贅沢に盛り込んだ切り替え
3、手ごろな価格
プロで無くても判別ができるほど美しく、贅沢な仕様なのに手ごろな価格。これらはFanakaが、レースや刺繍を使った服作りを得意とするインドの会社と、20年以上にわたり強い繋がりを築いたからこそ成せる技なんです。
当店でこのブランドのお取り扱いが始まったのが、2018年の春。そこから4年が経ちましたが、毎度、飽きさせることなく、素敵だと思わせてくれるのは、すごい事だなと思います。
袖のレースが美しい春夏向けブラウス
Fanakaのブラウスは何種類もあります。いずれも甘くなりすぎないデザインが特徴ですが、この春夏シーズンに特に私がおすすめしたいのは、新作の3種類。順番にご紹介していきます。
まず1つ目は、袖がレースになっているブラウスです。袖以外の部分は、麻55%、綿45%の生地を使用。リネン混ならではの光沢とシャリ感の両方がある生地は、甘くなりすぎないのがいいところです。
美しい柄のレースを使っているので、ともするとフォーマルになりすぎるところを、ラフな要素の強いリネン混の生地を使うことで、大人の女性が普段着で格好よく着られる一着にしているのだと思います。
肘から下がレースなので、腕のシルエットを隠しながら涼しく着られるというのも、いいなと思います。
前と後ろの表情が違うスキッパーブラウス
一方こちらは、甘くなりすぎない刺繍を施したレースのブラウスです。ジャケットやカーディガンなど、上に何かを羽織った時にもすっきり見えるように、襟をスキッパーにしているのがいいところ。
上の画像を見ると分かるのですが、前部分(左側)はレース生地を、後ろ部分(右側)はストライプ上の模様が入った生地を使っています。
後姿は甘さがなく、メンズライクな印象。前から見たレースならではの女性らしい雰囲気と、後ろ姿の格好いい雰囲気の両方を持っている一着です。
袖丈を調整できるボリューム袖ブラウス
3つ目のこちらは、ボリュームのある袖のレースブラウスです。襟ぐりなどをごくごくシンプルにしたこちらのデザインポイントは、ボリュームを持たせた袖です。
袖部分は前から見た時に隠れるカフスの下半分をギャザーにしていて、6分袖くらいの長さに調整ができるようになっています。
その日の気候に合わせて袖丈を調整して着られるのはいいところ。前見頃がレース生地ですが、レース穴自体は小さいので、肌の露出を気にせず着られます。インナーを調整すればオールシーズン着られる一着です。
Fanakaのブラウスは、他にもあります。袖部分がレースになっているものや、ガーゼのように着心地のいいものなど、デザインのバリエーションが豊富で、選択肢が多いのがいいところです。
いずれも、ご自宅での洗濯(手洗い)が可能。着て洗ってを繰り返す春夏の時期、着るだけでサマになる普段使いのレースブラウスは重宝します。安価なレースものは、大人として着るのをためらう。かといって、一着で数万円するブラウスにも手が出ないという方にこそ、ぜひ着てほしい推しの一品です。
ショッピングユニットでバイヤーをしています。
スタイルストアの商品によって、どこかで誰かがちょっとだけ幸せになればいいなと思ってバイイングをしています。それだけが私の大きなこだわりです。