みんなの愛用品
家中の毛玉、さようならリポート
こんにちは。バイヤーの中井です。
普段はなるべく毛玉ができにくい衣類を選ぶようにしているのですが、そうは言っても冬物を着るシーズンに入って約4か月。はらぱん(腹巻レギンス)や靴下の足裏面をはじめ、ニットやコートの袖まわりやバッグが当たる部分には、いつの間にか摩擦による大きな毛玉がたくさんできていました。
そして衣類以外のものを見渡してみると、椅子の座面などにも毛玉が。これはまとめて毛玉をきれいにするタイミングだと思い立ち、「コードレス毛玉取り機兼粘着クリーナー」で家中の毛玉をきれいにしてみたのでリポートします。
洗濯回数が多いレギンスや靴下は毛玉になりやすい
昨年から愛用しているのが、「粘着クリーナー内蔵毛玉取り機」。
これまでいくつもの毛玉取り機を使ってきましたが、こちらは
・コードレスだから、場所を選ばずに使える
・充電式だから乾電池もいらない
・粘着クリーナー内臓だから、一緒にホコリも取りやすい
・掃除をしやすいデザインだから、使い終わったらさっと毛玉を捨てやすい(次回使う時まで残さない)
というところが特に気に入っています。
今回まとめて毛玉を取るにあたって、一番何とかしたい!と思っていたのが、実はニットでもコートでもなく「はらぱん(ロングタイプ)」と「靴下」でした。
そもそも毛玉は、生地の表面に摩擦が起こる→繊維の先端が毛羽になる→絡み合って束になる、という流れでできてしまいます。
特にはらぱんロングは、外出を控えてお家で過ごす時間が増えた分、週3回くらい着用と大活躍。2本でローテーションをまわしていますが、洗濯回数がとても多い分、摩擦でたくさん毛玉ができていたんですね。
そんなはらぱんも、数分間往復させるだけでこの通り。カバーがついている面は少しだけカーブしているので衣類にフィットしやすく、毛玉もちゃんと取れています。
こちらはウールのタイツ。足裏やかかとなど、擦れやすい部分に白い毛玉ができていましたが、こちらもきれいになりました。毛玉が大きくなると靴を履いた時にゴロつきが気になるので、そうなる前に取っておきたいところです。
ニットの袖口やコートの肩あたりにできやすい
ニットを購入する時はなるべく毛玉ができにくい仕様のものを選ぶようにしていますが、袖や脇の下は擦れやすい位置にあるので、どうしても毛玉ができてしまうことがあります。あと、コートの肩も、バッグが擦れてすぐに毛玉が出現しやすいですよね。
画像は置いた状態ですが、こちらの毛玉取り機はコードレスで使えるので、着用後に見つけてしまった毛玉を気軽に取ることができるのも嬉しいポイントです。
ちなみにこちらは夫のカーディガン。上からフリースを着て、全面的に毛玉ができてしまったそうです。
before、afterの状態を見せたところ、予想以上に喜ばれました。数分間の作業だけで服の状態がきれいになると、気分も良くなるものですね。
ちなみに、毛玉があったフリースでも試してみました。毛玉自体は取れるのですが、画像のように毛足が長いものだと毛までカットしてしまい、仕上がりの質感(風合い)が変わってしまう場合があるので、目立たないところで試していただくのがおすすめです。
また、毛の間にホコリが入り込みやすかったので、ここでは粘着テープが活躍しました。
擦れやすい椅子や毛布のケアにも重宝します
これまでは衣類の毛玉ばかり気になっていたのですが、家で過ごす時間が増えた分、「これまで気にはなっていたけれど目をつぶっていた」毛玉も取ってみました。それが椅子の座面。
天然素材の生地を使った椅子の座面やソファー、シートクッションは、意外と毛玉ができていることが多いので、ついでに取ってあげるのがおすすめです。
あと、よく毛玉ができやすいのは毛布やブランケット類。敷毛布は体重がかかっている箇所中心に毛玉になりがちです。
ちなみに上の画像は私が「冬の寝具の三種の神器」だと心から思っているキャメルの敷きパット。4か月愛用していまして、今回毛玉ができているかな?とくまなく見てみましたが、毛玉はゼロ!やっぱり優秀アイテムだなと、こんなところでも実感しました。
また、こちらの毛玉取り機は、細かいところまで掃除をしやすい構造なので、お手入れが楽なところもポイント。毛玉をたくさんためておくことはできませんが、1回まとめて使った後にサッと捨てておくところまでをセットでしておくと、次回使いやすいですよ。
今回まとめて毛玉を取っていて、衣類の状態も良くなって、無心になれて、何より気分がちょっとスッキリするところがいいなと実感しました。外に出かける機会が減っているこの時期の毛づくろい、おすすめです。
いつもの暮らしがちょっと心地良くなるようなものやこと、つくり手の思いやものづくりのストーリー、その地域ならではの話をお伝えしたいなと日々考えています。