バイヤーからのお便り
シックな装いに映える、天然石の大ぶりリング
新ブランドのお取り扱いが始まりました。独創的、といった言葉を使って説明したくなるようなNando Jewelry(ナンドジュエリー)は、石が美しく映えるように、という考えのもとデザインされています。小さなオブジェのようなこのリングも、天然石が思った以上に輝いていて、身に着けると気分を挙げてくれる気がするんです。
「天然石が主役」というのを感じるデザイン
Nando Jewelryのジュエリーたちが他と大きく違うのは、石座のデザインです。大学で建築を学び、空間デザイナーとして働いた経験を持つデザイナーの手掛けるリングは、石座が立体的。
デザインを考える際は、デザイン画ではなく図面を引いてから作るという程、構造と立体感にこだわりを持っているんです。
どの方向からも石に光が当たるように、石座のデザインが考えられているので、天然石の輝きが増します。華やかに見えるようにと、石座に過剰なデザインを施しているリングが多くある中、あくまでも素材の美しさを生かすための石座だと考えている。その、引き算の美学に惹かれたんです。
リング部分は、ヘアラインという髪の毛ほどの細い線を入れて艶を消している面と、つるっとしてピカピカの面を作り、質感を変えています。
あくまでも石が主役。でも、その石を引き立てる石座部分にも、デザイナーのこだわりを感じることができると思います。
2種類のデザインとバリエーション
お取り扱いが始まったのは、ゴールドリングL(左)とゴールドリングM(右)の2種類です。
ゴールドリングL
ゴールドリングLは、大ぶりの石が映える中指や人差し指にもはめられるようにと、13号サイズです。私は中指が15号サイズなんですが、それでも入ります。その理由は、リングの下部。ここがわずかに開いているので、指のお肉の逃げ場ができて、きれいな状態でつけられるので驚きました。
石の種類は全5種類。
このシリーズの中で人気が高いのが、ラブラドライト(左)、水晶(中)、スモーキークォーツ(右)です。飽きの来ないシックな雰囲気で、大ぶりなのに、ささやかに主張します。
一方こちらは、パッと目を惹く色の石、アマゾナイト(左)とフューシャピンクカルセドニー(右)。コーディネートのさし色になる明るい色が印象的です。
ゴールドリングM
ゴールドリングMはピンキーリングにぴったりの5号サイズ。Lと比較すると石も小さく小ぶり。でも、石座が立体的なので存在感があります。
石はラブラドライト(左上)、カイヤナイト(右上)、アメジスト(左下)、合成ルビー(右下)の全4種類。
ピンキーリングは、身に着けると幸せが逃げないといわれているので、毎日つけていただきたいです。
ここ最近は自宅で過ごす時間が多くなりました。これまで、アクセサリーは、自分を着飾る為、誰かに見せる為のものと考えていましたが、それだけではなく、身に付けてけているだけで気分を明るくしてくれる役割もあるのだと実感しています。
丸くて大きな石と、建築物のように立体的に組まれた石座が特別感を感じさせるこちらのリングは、年齢を重ねた女性の指にこそ映えるもの。この大ぶりの天然石リングが、身に付ける人の毎日を少しだけ明るくできるものになればいいなと思います。
ショッピングユニットでバイヤーをしています。
スタイルストアの商品によって、どこかで誰かがちょっとだけ幸せになればいいなと思ってバイイングをしています。それだけが私の大きなこだわりです。