永遠の定番品
【定番のパンツ:第2話】体型別、自分に似合うパンツの選び方
みなさんは、パンツを選ぶ際に、何を基準にしていますか?先日、知人と話していた時に、この話題になりました。シルエットだけでも、細身、ストレート、ワイドとある上、素材も様々。自称「ファッション迷子」の知人曰く、数多くあるパンツの中で、どれが自分に似合うのかがわからない。」と言うんです。
さらには、「素敵だなと思って買っても、なんだか似合わなくて、結局着なくなってしまう。もし体型によって似合うパンツがあるんだったら、あらかじめ知りたい」とも。
そこで、このコラムでは、女性の体型を以下の4つに分けて、それぞれに、すっきり見えするパンツをご紹介していきます。
①バストもヒップもあまり差がなく、ボーイッシュな体型の方
②上半身は細めだけど、ヒップや太ももの肉付きがいい方
③バストからお腹周りの肉付きが良く、足が細い方
④全体的にふくよかな方
4つの典型的な体型別
①バストとヒップがあまり出ておらず、すらっとした体型の方
まずは、全体的に細めの方に似合うパンツをご紹介します。この体型の方は、スリムなので、意外と何を着てもサマになるのですが、ヒップ周りのシルエットがあらわになると、少し貧相な印象になりがちです。
そこで、デニム地や厚手のコットン生地など、体のラインを拾わない肉厚な生地やボリュームのあるシルエットのパンツを選ぶのがポイント。
ウエストや足首など、女性らしさを感じるパーツは見せて、ボリュームが足りないヒップを素材感やシルエットでカバーする。そんなパンツがおすすめです。
②上半身は細めだけど、お尻や太ももの肉付きがいい方
比較的、下半身にボリュームがある方におすすめしたいのが、落ち感のある素材のパンツや、縦長に見えるタック入りのパンツです。
上の画像のパンツのように、とろみのある素材のものを選ぶと、足の形を拾わないうえ、縦長が強調されて、よりスッキリとして見えますよ。
③バストからお腹周りの肉付きが良く、足が細い方
お腹まわりにお肉がついていて、比較的足は細い方におすすめなのは、膝から下のラインがきれいなシルエットのパンツです。
ひざ下のシルエットが美しいテーパード型のパンツは、特に相性がいいんです。中でも9分丈は、女性らしい足首がちらっと見える丈なので、全体的にメリハリが出て、すっきりと見えると思います。
④全体的にふくよかな方
全体的にふくよかな方におすすめなのは、ちゃんと自分のサイズにあったワイドシルエットのパンツです。
落ち感のある素材や、デニム地などを選ぶと脚の形を拾うことがありません。さらに、大事なのは自分のサイズに合ったパンツを選ぶこと。サイズが合わないパンツを穿いた時に生まれるウエストや太ももの食い込みなどを無くすだけで、スッキリ見えるんです。
このコラムでご紹介したパンツの選び方を基準にして、そこに穿く人の好みやコーディネートのアレンジが加わっていく。自分に似合うパンツは、そうやっっていくうちに見つかるのかもしれません。
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ショッピングユニットでバイヤーをしています。
スタイルストアの商品によって、どこかで誰かがちょっとだけ幸せになればいいなと思ってバイイングをしています。それだけが私の大きなこだわりです。