◯◯の選び方ガイド
快適さも見た目も妥協しない、リュックサックの選び方
旅行や子供とのお出かけ、通勤・通学、街歩きなど幅広いシーンで活躍するリュックサック。両手がフリーになるため動きやすく、かさばる荷物も楽に持ち運べるため、日常的に愛用している方も多いですよね。
ですがその一方で「背負ったままだと荷物を出し入れしにくい」「両肩が凝る」など、リュックサックならではのお悩みも多いもの。
今回はより快適に、おしゃれに使えるリュックサックの選び方と、当店で取り扱っているおすすめ商品のご提案をお届けします。レディース・メンズ兼用でお使いいただける商品もあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
リュックサックの選び方
まずはリュックサックを使っているときに気になりがちな3つのお悩みと、それを解決するための商品の選び方から考えていきましょう。
お悩み①:背負ったまま荷物を出し入れしたり、奥の荷物を取り出したりするのが大変
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ジップに工夫があるものや、下の方まで大きく開くものを選べば楽になります
リュックサックを使っていて困るのが、荷物の出し入れのしづらさ。財布を取り出すたびに一度下ろさなくてはいけなかったり、奥に入れた荷物を取り出すのに難儀したり…不便な思いをしたことがある方も多いと思います。
それを解決するためには、背負ったまま荷物を出し入れできるようジップに工夫がされているものや、下の方まで大きく開くものを選ぶのがおすすめです。
例えば4ジップ仕様のリュックサックなら、背負いながら手が届く位置だけ開けて、荷物を取り出すことができます。下まで大きく開くリュックサックなら、開けたときに中身全体を見ることができ、目当てのものがどこにあるのかわかりやすいですよ。
お悩み②:カジュアルなアイテムなので、通勤服やきれいめファッションに合わせにくい
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素材や色がシックで統一感があるものなら、落ち着いたルックスに
リュックサックというと、カジュアルなアイテムというイメージも強いもの。確かにデザインによっては、ラフな雰囲気が出すぎることもあります。
素材と色に注目してデザインを選ぶと、通勤服やきれいめファッションに合うものが見つかりやすくなりますよ。例えばオールレザーやキルティング、光沢が少ない素材なら、スポーティーさが抑えられてぐっと大人っぽい雰囲気に。
またブラック・ホワイト・ベージュなどシックな色合いで、なおかつトーンに統一感があると、より落ち着いた印象になります。
お悩み③:荷物が多いと、重くて肩が凝ってしまう
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リュックサック自体を軽いものにして、体への負担をやわらげましょう
本や書類、飲み物、子供のためのアイテムなど、普段からまとまった荷物を持ち運ぶことが多いなら、軽くて肩に負担がかかりづらいリュックサックをおすすめします。
素材や大きさによっても変わってきますが、軽量を謳っている商品の場合、Lサイズで400g台ほどが一般的。それ以下であれば、かなり軽量なリュックサックと言えます。
また肩ベルトが細いと服や体に食い込みやすくなるので、太めのもの、またはクッション性があるものだと、より理想的です。
使い心地のいい、おすすめのリュックサック
NIZYU KANO/ライトナイロンリュック
背負ったまま荷物にアクセスできる、4ジップ仕様のリュックサック
「背負ったままだと荷物を出し入れしにくい」という、リュックサックにはつきものの悩みを解消してくれるのが、NIZYU KANO(ニジュウ カノウ)のライトナイロンリュックです。
独自の4ジップを採用しており、片方のベルトを肩にかけたまま、横側だけを開くことができます。さらに内ポケット下段を斜めにカッティングすることで、奥に入れた荷物へのアクセスが簡単に。財布やスマホを下段ポケットに入れていても、楽に取り出せます。
ファスナーが下まで大きく開くので、机や床に置いて開くときも、どこになにがあるか一目瞭然。「上の方に入れたものをどかさないと、奥の荷物が取り出せない!」というストレスもありません。
幅広いファッションに合わせやすいデザインも、注目したいポイントです。ナイロン特有の光沢が抑えられているため、カジュアルさやスポーティさが強調されず、大人っぽい雰囲気になっています。
上部のマチが8cmと薄く、下部に向かうにつれ厚くなっていくため、野暮ったさや重たい印象もありません。すっきりとシンプルに、それでいてリュックサックとしての機能性にも優れたアイテムです。
えらび手のコメント:派手さはないですが、オーバースペックにならず、通勤などの普段使いから旅行まで、様々なシーンで重宝します。一度使い始めたら、なかなかやめられないリュックになると思います。(バイヤー・菱倉慎太郎)
Neutral Gray/レザーリュック
きれいめファッションにも合う、オールレザーのシックなデザイン
Neutral Grayのレザーリュックは、馬革を使用した、オールレザーのリュックサックです。上品でツヤのある質感、また上は薄く下はマチがあるシルエットのおかげで、女性らしくシックな見た目に仕上がっています。
リュックサックはデザイン次第でカジュアルになりすぎることもありますが、こちらの商品ならナチュラルな服装はもちろん、きれいめの服装にもしっくりと馴染みますよ。
きれいめなルックスのリュックサックですが、ポケットが充実しているため、収納力も十分です。外側表面のポケットは横幅が広いため、単行本や手帳なども入れられます。それでいてファスナーを閉じると金具が隠れるようになっているので、モードな雰囲気も損ねません。
内側や表面だけでなく、背面にもポケットがあるというユニークな要素も。普段使いであれば絆創膏やポケットティッシュなど厚みのないものの収納に役立ちます。旅行のときは財布やカードケース、パスポートなど、貴重品を入れておくのに便利です。
えらび手のコメント:どんな装いにも似合いやすく、機能性と軽さ、カジュアル過ぎないすっきりとしたデザインを兼ね備えた、貴重なリュックです。(バイヤー・柳沼周子)
POMTATA/KILT リュック
Lサイズで300gという軽さ。見た目と機能のバランスがとれた一品
POMTATAのKILT リュックは、ブランドオリジナルのキルティングナイロンによる立体的な見た目からは想像できないほど軽く、持ち運びやすい商品です。
例えばLサイズ相当のリュックサックなら、軽量化を謳っているものでも400g台が一般的。KILT リュックはSサイズで250g、Lサイズでも300gと、平均的な重さを大きく下回っています。
ストラップはアクリルテープを、ファスナーの引手には薄いパーツを使用するなど、細部まで軽量化にこだわって作られているのがその理由。背中に中綿が入っており、荷物が当たりにくいこともあって、体への負担が少ないリュックサックになっています。
コの字型に開き荷物の出し入れがしやすいファスナーや、フロントの大きなポケットなど、使い勝手のよさも抜群です。特にフロントのポケットは長財布も入れられるサイズで、取り出す頻度の高いものを入れておくのにぴったり。
カーキやブラックなど落ち着いた色でまとまっている外側とは反対に、内側はシルバーになっています。荷物とのコントラストがはっきりしているため、「小さなものが見つかりにくい」というストレスもなさそうです。
えらび手のコメント:荷物を軽くしたい。そんな時、まずは鞄自体の重さが重要です。特にリュックの場合、軽さを追求すると、素材が薄くなったり、パーツが簡略化されたりするので、大人世代にとってはチープな印象になりがち。その点、POMTATAのKILTリュックは、機能とデザインがうまく両立した一品です。(バイヤー・柳沼周子)
まとめ
荷物を取り出しやすいようジップや開き方に工夫があるもの、素材や色がシックにまとまっているもの、本体が軽いものを選ぶことで、使い心地のいいリュックサックを見つけやすくなります。また今回はスタイルストアおすすめの商品も、あわせてご紹介しました。みなさんの外出をより快適にしてくれるリュックサック選びに、今回の記事がお役に立てば幸いです。
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当記事でおすすめしたNIZYU KANOのライトナイロンリュックは、以下の記事でも詳しくご紹介しています。こちらもぜひご覧ください。
文・構成/上野智美
スタイルストアのお客さまに、日々の暮らしをアップデートするコツや、商品の選び方などのノウハウをご紹介するコラムをお届けしています。