woodpecker/山桜のお皿 M パンを最後までカリっと食べたい人へ

パンをトースターで焼いてからしばらく経つと漂ってくるあの香り。本当に人を幸せな気持ちにしてくれますよね。

ちなみに私は、焼きたてのパンをできれば最後までカリカリのまま食べたい派。なので、基本的にパンを食べる時は木製のうつわを使っています。

といいますのも、過去に焼き立てのパンを木以外の素材のうつわに置いておいたら、湿気でうつわ側のパンの表面がべたっとやわらかくなってしまったという残念な経験がありまして・・・（あのムニっとした感触は切なかった）

その後、木のうつわを使ってみたら最後までちゃんとカリカリなままで、ささやかなのですがちょっと感動したのです。

焼きたてほかほかのパンから出る蒸気を木が吸い取ってくれるので変に蒸れてしまうことなく、最後までカリっとした感触のまま、おいしくいただける、という訳なんですね。

あたたかな雰囲気の山桜のうつわ

いちょうのまな板や桜のカッティングボードでもおなじみ、「woodpecker（ウッドペッカー）」の山桜のプレート。

あたたかな雰囲気と、どこか力強い頼りがいのある佇まいが魅力です。

手にとった時の感触がやさしく、熱の伝わり方が緩やかなため食べ物が冷めにくいという特徴もあります。あと、軽くて割れにくいので、安心して使えるのもポイントです。

トーストはもちろん、サラダとパンをのせるだけで、朝ごはんがおいしそうにみえますよ。

ちなみにこちらのうつわは、木工ろくろを使って一枚ずつ削り出して作られています。

ぱっと見は力強い印象でありつつも、縁が美しく面取りされているからかどこか繊細な雰囲気もあって、このバランス感が絶妙。職人の丁寧な手仕事が垣間見られます。

サイズは4種類

かたちは、SS、S、M、Lの4種類です。

SSはお菓子用のうつわに

Sはスイーツや取り皿に

Mはトーストなどに

トースト用にはもちろん、

サラダやパンを盛り付けやすいサイズです。

Lはワンプレートやおもてなしの席に

深い色合いに育っていきます

木工ろくろを使い丁寧に削り出してから天然のオイルで仕上げています。

使い込むほどに深みのある色になり、艶が増して経年変化を楽しめるのもこのうつわの魅力のひとつです。

普段の食卓からおもてなしの時まで活躍してくれる山桜のうつわ。

もししばらくお使いになられてパサパサした感じがしてきましたら、時々胡桃油や亜麻仁油などの乾性油をぬっていただくと、器の状態がより良くなります。試してみてくださいね。

暮らしと自然を木でつなぐ、そんなものづくりを

「暮らしと自然を木でつなぐ」という思いをもとに、ものづくりをされている「woodpecker（ウッドペッカー）」。つくり手の福井 賢治さんは、日常の中でふと手にした時にほっと寛げるような、そんな暮らしの道具を作られています。

祖父の代から続く木地職人の家系で育ち、家具製作・神仏具製造の職を経てから、ご自身でブランドを始められたそう。木を用いた暮らしのスパイスとなる道具たちは、「少しでも長く使ってもらえるように」という思いが込められたものばかりです。
オリジナル商品の製作のほか、オーダー品のデザイン・製作、様々な分野で活躍する専門家達とのコラボレート商品のデザイン・製作も手掛けられています。