波紋のようなかたちをした、水に浮かべて使う一輪挿し「RIPPLE」。
デザイナーの大村卓さんが花束をもらった時に飾る器がなかったことをきっかけに、作られた一輪挿しです。
まったく新しい概念のこの一輪挿し。手持ちのコップやボウルが洗練された佇まいの花器に早変わりします。

RIPPLEは「ポリカーボネート」という薄くて軽い透明な素材でできています。
茎を通す部分は、入口 直径約5mm出口 直径約1mmという細めのつくり。


穴から茎が貫通していなくてもきちんと茎まで水が届くのでご安心を
浮かべる方法は簡単。RIPPLEの穴に草花を通して、そっと水面に乗せるだけ」です。

RIPPLEと共にゆらりと漂う草花は、ささやかで、でも生きているようで、空間を明るく和やかに彩ってくれます。

垂直に草花が立つさま、ふわりと揺れる様子、波紋のような水面の見た目。花瓶に入れられた花を愛でるのとは、また違った感覚があります。
家にある容器が花器になる面白さも新鮮なものです。散歩のついでに見つけた一輪の花で、とっておきの空間がつくれることでしょう。
素材とかたちが生み出す新しい発見
本品のつくり手は「oodesign(オーデザイン)」の大村卓さん。 「oodesign」とは「○○デザイン」、つまりナントカデザインを意味し、枠にとらわれずいろいろなことに挑戦する姿勢をあらわしています。素材とかたちが生み出す新しい発見を目指しつつ、日常にすっと入り込む実用的なものから、日常を少しだけ転換するようなアイデアにあふれるオリジナルデザインのものづくりを行っています。
関連コラムもご覧ください

「水に浮かぶ一輪挿し、いろんな草花で実験!」