ジメジメとした夏の夜、暑苦しくて眠れない。でもエアコンの温度は下げたくない。そんな日には麻のケットが役立ちます。

綿素材だけでの8重ガーゼケットは市場にもありますが、「麻混8重ガーゼケット」は麻と綿のいいとこどりをしたケット。肌に触れる表面に麻100%のガーゼを使用し、麻特有の接触冷感やシャリ感で、肌が触れるとひんやり。そして熱気や湿気を逃がします。しかし、内側に使用した6重の綿のガーゼ生地が温かさを保ってくれるので、エアコンの冷気をカットし体が冷えません。

また、高い通気性ですぐ乾くので、部屋干し派の方も洗濯しやすいアイテムです。

麻の特性による接触冷感とシャリ感で、涼しく寝られる

肌に触れる面は麻100％の生地です。麻には接触冷感があるため、肌が触れるとひんやり！綿のガーゼでは感じられない気持ちよさです。

麻にはシャリ感もあるため、さらっとした肌ざわりもポイント。綿100％のガーゼ生地は吸水性は高いのですが、汗で肌に張り付く感じがありますよね。でも麻100％の生地は寝汗をかいても肌にまとわりつきにくく、寝返りしても不快感がありません。

麻だけだとシャリ感が強く、固い生地になってしまうため、こちらは麻と綿をミックスしています。程よく柔らかいので、いつまでも触っていたい気持ち良さ。全身を心地よく包んでくれますよ。

8重だから空気を溜められ、冷房で体を冷やさない

表面は麻のみの生地ですが、中には綿のガーゼを重ねて8重に仕上げています。8重にすることであたたかい空気を溜めこむことができるんですね。エアコンや扇風機をつけると、体が冷えすぎてしまうことがしばしば。特に足先や肩まわりは、冷えやすいですよね。

そんな時にこちらのケットを使うと、体を冷やしすぎず、適度な温度で過ごすことができます。ガーゼケットは夏用と思われがちですが、春～秋にもお使いいただけます。こちら一枚では肌寒い時には上に羽毛布団などを重ねると、ケットが保温してくれるので一層あたたかく過ごせますよ。

ちなみに8層もの生地を同時に接結させながら織り上げることは、ガーゼ織物の中でも特に生産が難しいものの一つです。こちらは明治時代から織物が盛んで、高度な技術を持つ和歌山県高野口の工場でつくられています。

洗濯してもすぐ乾くから、お手入れしやすい

麻は天然素材の中でも、通気性や吸水性、放湿性が優れているため乾きやすいのも魅力です。さらにこちらはガーゼ生地なので風通しが良く、洗濯してもすぐに乾きます。夏の寝具は素肌に触れる部分が多く、汗を吸いやすいため、洗濯の頻度を増やして清潔にしておきたいもの。こちらのケットは洗濯しやすいため、いつでも清潔にお使いいただけます。

部屋干しや曇りの日でも嫌な臭いが発生しにくいのも嬉しいところ。洗濯することでふっくらとボリュームが増すので、肌ざわりがだんだんと柔らかくなっていきます。

寝苦しい夏でも快眠するためには、涼しく眠れる寝具が必須アイテム。接触冷感とシャリ感のある麻を取り入れて、心地よい睡眠環境を整えてみてはいかがでしょうか。