環境のために、できるだけエコな商品を選びたい。そう思っていても、機能性や使い心地を諦めたくはありませんよね。

アサヒビールとパナソニックが共同開発した「森のタンブラー」は、間伐材等を主材料としたエコ素材でありながら使用感も優れたリユースカップ。パナソニックが開発した環境負荷の少ない素材を使用し、アサヒビールのノウハウからビールをおいしく飲める機能を備えています。環境にも人間にも優しい商品を求めている方におすすめです。

こちらは国産のヒノキ間伐材を主原料にして作られた「森のタンブラー HINOKI」。ほのかにヒノキの良い香りがする特徴があります。

きめ細かな泡が作れるから、おいしいビールが飲める

左：森のタンブラー、右：森のタンブラー HINOKI

カップの内側はツルツルとした見た目ですが、電子顕微鏡レベルで拡大して見ると細かな凹凸が施されています。この凹凸は、ビールを注いだときにきめ細かな泡を作り出すためのもの。サーバーで注いだような、見た目も口当たりも極上な泡を手軽に楽しめる仕組みです。

タンブラーの容量は475ml。ビール350ml缶を注いだときの泡の量が計算され、ビールと泡の黄金比率とされる7:3で入れることができる容量です。アサヒビールが開発に携わった商品だけあり、エコなカップなのにおいしいビールが飲める機能を備えています。

耐熱性が高いから、食洗機で洗えて家事の時短が叶う

驚くのが、耐熱温度が120℃と高いこと。食洗器が使えるため、洗う手間が省ける上に節水も叶い、自分にも環境にも優しい仕様です。ビールがおいしく飲める器ですが、お茶やコーヒーなど温かい飲み物に使うこともできますよ。

ガラスなどと比べ落としても割れにくいのでアウトドアやピクニックに、ホームパーティーや子どものお誕生日会に。耐熱温度が低いプラスチック製の使い捨てカップよりも幅広い用途で使用でき、様々なシーンで活躍してくれます。

また、とても飲み口がとても薄いため、タンブラーの存在を感じることなく、ダイレクトに飲み物を飲んでいるような感覚です。飲み物本来の味わいや感触をストレートに感じることができ、普通のコップよりもおいしく感じられると思います。

洗って再利用できるから、ごみを減らせる

「森のタンブラー HINOKI」は国産のヒノキ間伐材が主原料です。洗って何度も使用できるためごみの削減ができます。

捨てられるはずだった素材を生かし、新たな価値のある製品を作り出す。このような取り組みは「アップサイクル」と呼ばれ、リサイクルやリメイクとは違った手法として近年活発化しています。環境負荷低減や脱プラへの動きが加速する中で、注目したい取り組みですね。

主原料が植物繊維なので、ガラスよりも高い保冷性能を備えています。冷たさが長持ちし、結露もしにくいのが魅力です。また、飲み口が薄いため口当たりがよく、軽快な飲み心地。心地よくサステナブルに貢献できる一品です。