「雛人形はきちんと飾りたいけど、昔ながらの一式は場所も取るし、インテリアと合わせにくい」こう感じている方は多いのではないでしょうか？

そんな声に応えるように、主に木を素材とする家具やインテリア雑貨を作るブランド「utatane」から登場したのが、こちらの雛飾りです。シンプルな木製の立ち雛人形は、現代の生活様式によく馴染みます。

台と衝立が収納箱を兼ねる為、よりコンパクトに保管できるのも嬉しいところです。

手仕事だから趣きがあり、細部までこだわれる

こちらを作るのは「utatane（うたたね）」という、大阪にあるハンドメイドの家具とインテリア雑貨を扱うブランドです。名前の由来は、流行に左右されず永く使える物を独自のスタンスで発信する、彼らのもの作りのスピード感。また、「うたたねできるくらい落ち着くアイテムを」という思いも込められているのだそう。デザインから製造まで手掛け、一点一点を手仕事で作っています。

雛飾りもそんなこだわりを凝縮したアイテム。シンプルですが、手仕事ならではのぬくもりと押さえるところは押さえたディティールで目を楽しませてくれます。

台と衝立が箱になるから、コンパクトに収まる

年に一度しか飾らない雛人形なのに、収納にはそれなりの場所を取るのも悩みの種かもしれません。細かいアイテムまで、壊れないように丁寧に梱包する毎度の手間もなかなかではないでしょうか。

でもこちらは、人形と雪洞、菱餅という最小限の飾りだから、この問題もクリアにできます。また、台はひっくり返すと箱、衝立は蓋になり、一式をコンパクトに収めることが可能です。

オイル仕上げだから、経年変化で愛着が増す

そして、一般的な雛人形と最も違う点は、経年変化を楽しめるところです。こちらは、光沢を出すウレタン仕上げではなく、オイル仕上げがされています。これは、できるだけ木の質感をそのまま味わってほしいというつくり手のこだわりの現れ。

その為、使う程、磨く程、年々深みや色合い、趣きを育てていくことができます。永く使い続けていけますので、お子様からまたそのお子様へ、深まる愛着と共に脈々と繋いでいくことができます。

雛人形は飾って眺めるだけが全てではありません。飾る過程、丁寧に扱う心も楽しみ味わうべき、日本ならではの伝統文化です。でも、昔ながらのスタイルはちょっと今の暮らしには馴染みにくい。utataneの雛飾りは大切にしたい思いと、現代にあったサイズや佇まい、扱いやすさの全てを兼ね備えた新しい形の雛人形です。