SAKURA WAQS（サクラワクス）の革小物は、素材選びに始まり、サイズ感や細かい仕様等まで、徹底的にこだわることで、完成した一品です。選び抜かれた牛革から生まれる美しいがま口は、熟練の職人技があってこそ生まれたもの。ほっこり感が無く、スタイリッシュな雰囲気が漂います。

こわだりが詰ったレザーのがま口

「がま口は使いやすいのに、そのどれもがほっこりとしていて、男性でも使えるようなものが無い」という言葉がきっかけで作られたのが、スムース革のシリーズです。

使われているのは、耐久性、耐水性の高い姫路産の牛革です。国内の牧場と連携し、革のなめしにはじまり、環境に配慮した染料を使用した染めなど、1枚ずつ丁寧に行っています。

素材選びから妥協しないのは、高級革を扱う凄腕の職人だった先代のこだわりで、サクラワクスの革小物の1つの特徴でもあります。

牛革の持つハリやコシを活かしたまま、ぎりぎりの薄さまで革を漉いているというこちら。軽くて、使い始めからすっと手に馴染むので驚きました。

がま口の金具もミリ単位で指定して作ってもらっている特注品です。口金職人が減って行く中、国内生産に徹底的にこだわり、握り玉の大きさや口金の溝の幅まで提案して職人に作成を依頼したのだといいます。


既製品の金具を使用することもできますが、メイドインジャパンの金具は歪みがなく丈夫。見た目も開き具合も全然違うのだそうです。

また、縦7.5cm×横12.5cmというサイズにもこだわりがあります。がま口特有のほっこり感を無くし、モードな雰囲気を出す為に、縦横の比率もオリジナルにしているんです。

このブランドのがま口シリーズが、ほっこり感が無く、アート作品のようなスタイリッシュな佇まいなのは、こういったちょっとした工夫がされているからなんだと思います。

アレンジしやすいかたち

中に入れているものが一目でわかるのががま口のいいところ。

カードが収納できるMサイズ（右）は、Sサイズ（左）と比較すると、カードが収納できるサイズです。

ミニ財布としてはもちろんですが、リップや薬、絆創膏など、細々したものを入れて持ち歩くのもいいなと思います。

カードは10～12枚ほど収納できます。お財布に入りきらないカードを入れるのもいいですし、名刺入れとして使うのもおすすめです。

シンプルな形だからこそ、使い方もアレンジが効くのがいいところ。見た目と使い勝手の良さを両立した一品です。