作家物の器ばかりでは個性が強く、複数並べた時にバランスをとるのが難しい。でも、無機質な量産品ばかりではつまらない。そんな食卓を見事に調和させてくれる器があります。

Luft（ルフト）の「典型プレート」はシンプルなデザインですが、奥行きを感じさせる瀬戸焼の器。強化磁器で作られているから強度が高く、電子レンジや食洗器の使用も可能です。どんな雰囲気の食卓にも合わせやすく、扱いやすい、日常使いにおすすめできる器です。

作家物と量産品の間を取り持ってくれるデザイン

作家物の器は個性的で1つ1つに魅力がありますが、テーブルにたくさん並ぶと個性が強すぎて、落ち着かない印象に。かと言って、安価な量産品ばかり揃えてしまうと、味気ない食卓になってしまいます。

こちらは「作家物と量産品の間に入ることで、ちょうどバランスよくなるように」というコンセプトの元、デザイナーの桶田千夏子さんと、瀬戸の窯元が協力して作られた器。作家物のように個性が強いわけではなく、あくまでシンプル。でも、量産品のように淡泊すぎません。奥行きを感じさせるプレートで、家にあるどんな器とも相性がよく、使いやすい仕上がりです。

強化磁器だから割れにくく、レンジや食洗器もOK

こちらのプレートは、強化磁器という割れにくい素材でできています。強化磁器とは通常の磁器にアルミナ粒子という素材を加えて、強度を高めたもの。一般的な磁器より3倍ほど強度が高いと言われています。学校給食用の食器にもよく使われる素材です。強いだけでなく、安全性も高い証拠ですね。

「特殊な磁器だと、電子レンジ使用不可なのでは？」と思われるかもしれませんが、心配ご無用です。電子レンジはもちろん、食器洗い乾燥機もお使いいただけます。お手入れに気を遣う必要がなく、家事の時短にも協力してくれる、毎食使いたくなるプレートです。

リムがあるから、盛りやすく持ち運びしやすい

リムが少し立っているため、ソースなどがこぼれにくいのも魅力です。ドレッシングたっぷりのサラダや、煮汁をかけたい料理の時にもお使いいただけます。立ち上がりのあるリムがあるおかげで洗ったり、配膳したりする時にも持ちやすいのもポイント。リムに指を引っかけるように持てるので、滑りにくく、洗剤を使ってゴシゴシと洗う時も安心。リム部分を持てば、配膳時に誤って料理に指が触れてしまうといったことも減りますよ。



プレートのサイズは3種類ありますが、いずれもリムの幅は同じ。プレートのサイズが大きくなっても、繊細な印象は変わりません。



色はグレーホワイト（左）とブルーホワイト（右）の2種類。サイズは直径18cm、21cm、24cmの3種類です。18cmは取り皿や、デザートプレートとして活用しやすいサイズ。21cmはサラダやメインの料理の盛り付けに。24cmは朝食のワンプレートとしても便利にお使いいただけます。



シンプルなのに、量産品とは異なる存在感があります。作家物ほど個性が強すぎないので、飽きを感じることもありません。毎日の食卓に使いやすい一枚です。