宇野刷毛ブラシ製作所/雅ブラシ 飾れるからすぐに使える、江戸組子の手植えブラシ

ブラシは片付けておくものというイメージが一般的。いざ使いたい時に出すのが億劫と感じた経験があると思います。

インテリアとして飾れる「雅ブラシ」なら、玄関や棚など目に見える場所に置いておくことができます。持ち手が江戸組子なので、オブジェのような存在感があり、空間が華やかに。すぐ手に取れるから、必要な時にさっと使えます。

良質な馬の産毛を使っているので、繊細な衣類や観葉植物にも安心してお使いいただけます。

インテリアとして飾れるから、すぐに手に取って使える

ブラシを引き出しなどにしまってしまうと、出すのが億劫だったり、どこへしまったのか忘れてしまったりすることがあります。でもこちらは持ち手が江戸組子で、見た目が美しいから、玄関や棚などに飾ることができます。

外出する間際に上着の埃を落としたい時など、手の届きやすい場所にブラシがあると、すぐに使えて重宝します。

持ち手の部分に使われている江戸組子とは、細かい切り込みを入れた板を釘を使わずに組み合わせて、文様を編み出す伝統的な技法のこと。技術のある職人でなければ作ることのできない、貴重な一品です。

手植えだから、毛が抜けにくく丈夫で長く使える

ブラシの植毛法には、手植えと機械植えがあります。機械植えは大量生産が可能なため、現在販売されているブラシの多くを占めます。一方、職人が手作業で作る手植えは、手間と時間が必要ですが、機械植えに比べ、毛が抜けにくく丈夫という大きなメリットがあります。

手植えの場合は引き線と呼ばれるステンレス線で、穴同士がつながっており、連続して植毛されるため、耐久性が高くなります。東京では工業用の丈夫なブラシを作る業者が多かったため、ブラシの製造が始まった明治時代から現在に至るまで、手植えブラシが作られ続けています。

良質な毛を使っているから、カシミア製品にも使える

こちらは長年様々な動物の毛を扱って刷毛やブラシを作ってきたつくり手の経験から、馬の尻尾の産毛を使って作られています。繊細なカシミアなどの衣類に使えるブラシを作ろうと、馬の尻尾の産毛を選んだといいます。

こちらの毛の特長は良質で、とても柔らかく、服地を傷めることなくお手入れ出来ること。カシミア等のデリケートな素材で作られた大切な衣類のケアにも、安心してお使いいただけます。

また衣類だけでなく、観葉植物の埃を払ったり、卓上のごみを掃くのにも使えます。お気に入りの観葉植物のお手入れをする際、硬い毛のブラシでは葉を傷つけてしまうかもしれませんが、こちらなら優しく埃を落とすことができます。

持ち手部分の組子細工のデザインは、3種類あります。縁起の良い、吉祥文様である麻の葉、格子、枡つなぎの3つ。いずれも魔除けや繁栄を意味します。

華やかなビジュアルでインテリアとしても楽しめる上に、実用性が高い手植えブラシ。縁起の良い吉祥文様がデザインされているので、贈り物にもおすすめです。

宇野刷毛ブラシ製作所について

創業1917(大正6)年の宇野刷毛ブラシ製作所は、刷毛もブラシも製作する工房で、三代目の宇野千榮子さん、三千代さん母子が力を合わせて伝統の技を守り、温かみのある素材と手作りの良さを伝え続けています。

機械生産のブラシが増えてきたなか、現在でも手植えでのブラシづくりにこだわり、また、長年の経験により、用途によって幾種類もの天然の毛を使い分けています。