仁取皿 欅 21 揚げ物やサラダも盛付けられる、丈夫で軽い木のお皿

食卓にぬくもりを加えてくれる木のお皿ですが、油や水気が染みやすくて、盛り付けられるものが限られていたり、すぐに乾燥させないとカビが生えやすかったりと、扱いが難しい一面があります。

こうした多くの木のお皿が抱える弱点を、伝統技術と丁寧な職人作業で解決しているのが、薗部産業の「仁取皿」です。

ウレタン塗装が施されていて油や水気にも強いため、ワンプレートの軽食や野菜と揚げ物の盛付けにも気兼ねなくお使いいただけます。

厚みがあって丈夫で長持ち、でも軽く扱いやすい

こちらのお皿は、小田原で昔からつくり続けられている「仁取盆」の制作技術を生かしてつくられています。お盆にならい、側面を厚く仕上げることで、ひび割れなどを起こしにくく、同時に木の素材感を最大限に引き出し、楽しませてくれるのが特徴です。

ただ、縁を厚くしたデザインは、見ただけでは重さを感じるかもしれません。でも、木の反りを防止する工夫で、底面が少し削られているため、見た目よりも軽い仕上がりです。配膳や洗い物の際、負担にならない重さなので、力が弱めなご年配の方やお子様にも安心してお使いいただくことができます。

ウレタン塗装だから揚げ物も盛れるし、お手入れも楽

無塗装やオイル塗装の木のお皿は、水分・油分を含むものをのせると染みになるため、盛り付けられる料理が限られてしまい、もったいなさを感じることもあります。仁取皿は、その問題をウレタン塗装を施すこと、さらに「塗装→サンドペーパー磨き」の工程を多く繰り返すことで克服。またこの塗装のお陰で、使ったあとすぐに洗って乾燥させなくても良く、オイルを塗るといった面倒なお手入れも必要ありません。「洗い物は明日……」でも大丈夫です。ただし、あくまで木工製品なので、つけ置きは避けるようにしてください。

縁にかけて高さがあるから、ソースなどもこぼれにくい

こちらのお皿は、縁にかけて高くなっているため、料理の汁気が自然と中央にたまります。

ハンバーグにたっぷりかけたソースやサラダのドレッシングなどがこぼれにくく、配膳や食事中にうっかり周りを汚す心配も少なくすみます。お子さんに運ぶお手伝いをお願いする時も、こうした安心感は意外と心強いのではないでしょうか。また、最後にソースまできれいに食べたいという場合に、すくいやすい点も嬉しいポイントです。

バリエーション

素材には、木の中でも調湿性に優れていると言われる欅を使用しています。サイズも、使い方に合わせて選べる3展開。ケーキやスイーツをのせやすく、おもてなしにもぴったりな18cm。21cmは、トースト1枚やワンプレートの軽食を盛り付けるのに重宝します。「メインのおかずや、しっかりめのワンプレートに……」とお考えの場合は、一番大きな24cmがおすすめです。

テーブルに置くと、わずかな隙間が底にでき、持ち上げやすいのもさりげないポイントです。

盛り付ける料理を選ばず、お手入れも楽と嬉しいこといっぱいの、つかい手に優しい器です。