wanoiro/銀糸 ブレスレット 軽くて映える、アレンジ自在の金銀糸アクセサリー

明治30年から続く京都の金銀糸加工に携わる職人さんたちが手作業で作っている糸。品のいい光沢をもつこの糸を使ったアクセサリーを制作しているのが、wanoiro（ワノイロ）です。こちらは、その糸を繊細に編み込んだデザインで、少しレースのような雰囲気が漂う一品です。

このアクセサリーが高貴な雰囲気を持つ理由

wanoiroのアクセサリーに使われている金糸は、漆をひいた和紙の上に金箔・銀箔を重ねて、細く裁断。それを芯糸にらせん状に寄りつけて作られています。

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漆を引いた和紙に金箔押しをしているところ。緊張感が漂う作業です。

一方銀糸は、純銀をフィルムに蒸着。金属フィルムに仕上げ、細く裁断。それを芯糸にらせん状に寄りつけて作られています。

日本の伝統文化に根ざす神事、祭礼に使われてきたこの金銀糸を作ることができる職人さんがいるのは、日本でもわずか数軒。ぱっと見た時に感じた「品の良さ」が、どこから来るものなのかは、この制作の背景を聞いて納得しました。

さりげないレースのようなデザイン

こちらのブレスレットは、金銀糸を繊細に編み込んだデザイン。

シンプルな普段着に着けるだけで、少しだけ華やかにしてくれるのがポイントです。

長さは約17〜18cm。糸を編み込んだデザインなので柔らかく、手首に沿ってくれます。自分の手首に合わないバングルを付けた時のような不快感が無いんです。

単品としても十分に素敵なんですが、実はこちら、同じブランドの淡水パールのネックレスと繋げてネックレスとしても、お使いいただけます。

バランスのとりやすい長さと、アクセサリー上級者が身につけるような異素材のミックスが、この組み合わせのポイントです。

接続金具は、この球状のマグネットパーツです。

凸と凹のパーツ同士を組み合わせて、淡水パールネックレスとつなぎます。見た目が自然で、2way仕様にする為の「いかにもな金具」じゃないところも、きちんと考えられているなと感じます。

色落ちや耐久性に関して

純金箔の糸（左）に関しては、変色はありません。銀糸（右）は経年により黒っぽく変色する可能性があります。使用後は水分をふき取り、空気に触れずに保管すると、白っぽい銀色が長く続きます。糸のアクセサリーは強度が気になるところですが、普段使いで糸が切れる事はありません。強く引っ張ると切れてしまう可能性がありますので、ご注意ください。

伝統的な技術とモダンなデザインが上手にミックスされた新作は、軽くて映えて、自分の好きな長さと組み合わせが実現する「ありそうでない」一品です。