ルームシューズは毎日使うのに、デザインや価格重視で、フィット感や履き心地、耐久性には目をつぶってしまうこともありますよね。

Reelaのレザールームシューズは、50年以上に及ぶサンダルづくりの経験を活かした仕様で、足に吸い付くようにフィット。そして、しなやかなレザーは耐久性に優れ、長く使えます。綿や合皮製に比べ高価格ですが、手間のかかる生産工程と履き心地・耐久性を考えると、コストパフォーマンスが高いアイテムです。

レザーだからこそのフィット感と耐久性

ダークブラウン

革にはタンニン鞣しの少し光沢のある、姫路産スムースレザーを使用。履きこむことで足に馴染み、より足の形状にフィットしていきます。一方で心配なのが革が伸びてしまうことですが、一番テンションがかかる履き口には伸び止めを入れているため安心です。

ブラック

綿や合皮製だと穴が開いたり劣化したりしますが、革は耐久性に優れているため、毎日履くルームシューズにはぴったりの素材です。愛用者のお話だと、「2年間毎日履いているが全く壊れない」とその耐久性は実証済みです。長く履くことで自分の足にフィットし、そして光沢が増し愛着がわく点も、他の素材と違い嬉しいポイントです。

サンダルづくりの経験と靴の技法による至極の履き心地

このルームシューズは1963年創業のサンダルメーカーが、50年以上の経験を基に職人が1点1点手作業で作っています。ルームシューズには珍しく、靴の技法である木型を使って製作。縫製で完了ではなく、2日間木型をはめ、型を整えています。

その木型もサンダルづくりで培った知識と経験で、日本人の足に合ったものを作成。時間と手間がかかり、木型の分しか作れないという非効率な製造方法ですが、それにより最初から吸い付くような履き心地を実現しています。

日本人の足に合う木型と、しなやかなレザーのフィット感により、歩いた時もソールが踵からあまり浮きません。ルームシューズの悩みの一つにパタパタ音がありますが、踵が浮かないので起こりくくなっています。フローリングのご家庭では階下に音が響いてしまうので、とても重要なポイントではないでしょうか。

5重のクッション材で疲れにくい

ルームシューズの断面

サンダルづくりで培った技術・素材を応用し、クッションにはサンダル用のものを全面に使用。一般的なルームシューズのクッションと比べヘタリにくく、また、適度にしなるので歩きやすくなっています。

さらに、負担がかかる踵はクッションを5重にし、立ち続けても疲れにくい仕様になっています。

蒸れにくくするため、足に触れる部分にはあえて高級人工皮革を使用

キャメル

インソールやアッパーの裏側には本革ではなく、あえてスエードタイプの高級人工皮革を使用。

キャメル

シルキータッチな肌触りと、吸水速乾性により蒸れにくく、夏に素足で履いても気持ちがいいです。革のように色移りしないので、白い靴下で履いても安心です。

ダークブラウン

アウトソールにも同じスエードタイプの高級人工皮革を使用。レザーソールに比べ滑りにくく、音が鳴りにくい仕様になっています。

左からレッド、キャメル、ダークブラウン、ブラックです

サイズはレディース（23.0-24.0cm）とメンズ（26.0-27.0cm）の2サイズ。カラーはレッド（レディースのみ）、キャメル、ダークブラウン、ブラックの4色です。

スニーカーのサイズが24.5cｍのスタッフが両サイズを試したところ、レディースサイズは少し窮屈で踵がソールからちょっとだけはみ出ました。メンズサイズだと甲の部分と踵に余裕がありますが、歩きやすさやフィット感で選ぶならこちらでした。24.5cm以上の方はメンズサイズの方が良さそうです。

綿や合皮製と比べると価格は高いですが、外注せずに社内で一貫して製造することで、他の国産レザールームシューズ（クッション入り）と比べるとリーズナブルな価格です。毎日使うルームシューズだからこそ、少し贅沢をして、ストレスフリーで、愛着が増していくものはいかがでしょうか。