masamura craft/LA COCOTTE IH土鍋 エル IH対応土鍋で季節を選ばず鍋物を

ご自宅のキッチンはIHですか？ガスですか？IHの方は調理器具にお悩みも多いはず。特に土鍋は対応するものがかなり限られます。

そんな声を受けて作られたmasamura craft（マサムラクラフト）の「LA COCOTTE（ラ・ココッテ）」はスタイリッシュな見た目と使いやすさを兼ね揃えたIH調理器で使える土鍋です。

土鍋とIHを巡る状況を打開するために

IHが使える土鍋は、大きく分けて二種類あります。

ひとつは、鍋の内側に金属プレートを置くタイプ。このプレートは着脱ができるので外せば直火でも使うことができるというのが大きな利点です。でも、プレートを洗うのが大変で、金属プレート部分が出汁を温める→出汁が土鍋を温める、という本来の土鍋の良さを活かせない使い方で、具材の温まり方にもムラがでてしまいます。

底面はこんな感じです

もうひとつは、鍋底に直接発熱体が焼き付けられているタイプで、LA COCOTTEはこちらの仕様です。お手入れが楽で、土鍋自体にきちんと熱が伝わるので、具材を芯から温める土鍋調理本来の美味しさを楽しめます。

ただ、こちらのタイプはとても難しく手間もかかるため、メーカーは積極的にIH対応の土鍋を作っておらず、選択肢が少ない、というのが現状。

IHを使っている家庭は多いのに、美味しい土鍋料理を楽しめない。そんな状況をなんとかしたい、というのがmasamura craftが、このIH対応土鍋を作り始めたきっかけでした。

使いやすい秘密は「吸水性ほぼ0」にあり

LA COCOTTEは一般的な土鍋よりも高い温度で焼き締められているので、吸水性がほぼゼロです。

本体は水分をほぼ吸収しない、マットな質感。蓋はブルーグレーのようなお色です。

吸水性が低いとカビも発生しづらく衛生的に長く使うことができますし、硬く焼き締められるため、とても丈夫です。また、匂いうつりがしないので、極端ですがキムチ鍋を作った翌日に水炊きをする、なんてことも可能です。

縁の角度は、少し下向きに作られており、持ちやすい。

しっかり加熱した後も、蓋のつまみは持てるくらいのあたたかさ。こういった細かい部分の使いやすさへの配慮も嬉しいポイントです。

いかにも「和」の雰囲気の土鍋ではなくモダンなデザインなので、和洋を問わずどんな料理にも似合う佇まい。鍋を囲んで過ごす食卓を一層楽しいものにしてくれます。

形は3種類

形は、深型の「エル」、浅型の「ミドル」、深型で小さな「ミニ」の3種類をご用意しています。

卓上鍋として使う場合、一番使いやすいのは「ミドル」。卓上に置いても取り分けがしやすい高さです。「エル」はカレーなどの煮込み料理を作るのにおすすめです。

「ミニ」は白米を炊くのにちょうど良いサイズ。土鍋で炊くご飯は甘く、ふっくらした仕上がりになりますよ。ひとり分の鍋物用としてもお使いいただけると思います。

卓上IHで鍋はすごく便利

キッチンがIHの方にはもちろんオススメしたいIH対応土鍋ですが、卓上で鍋を楽しむ時はIH卓上調理器がとても便利だなと今回改めて感じました。

・火を使わないから危なくない
・放熱しないので、夏でも暑くない
・IH調理器の本体が薄くコンパクトに収納できる
・ガス缶の処分に悩まされず、低コスト
・汚れた時の掃除が簡単
・温度の調節がしやすく、程よい温かさをキープできる

と、いろんな利点があるんですね。

IHの使える土鍋がひとつあれば、季節を選ばず、鍋物を楽しむ機会が増えそうです。