バリエーション： ネイビー

作山窯のsaraシリーズのコーヒーカップ。数ヶ月前にショップで買ったのですが、余りに使い心地が良かったので、もう１個買おうと思ったら、すでに売り切れ。それ以来、チャンスがあれば、絶対買おうと思っていた今いちばんのお気に入りカップが、このネイビー。流行のマットですが、ぼくにとっては初マットです。特にカップは、飲み物の色もつくし、落ちにくい。そう思って敬遠していました。ところが、このカップを一目見たとき、もう虜になりました。マットな質感は、カップを持っただけで、心安らぎます。さらにその形。作山窯では、このフォルムのカップは他にも出てますが、シンプルさと、手に馴染む感じが最高ではないでしょうか。そして、もうひとつ、大切なのが、薄いことです。このカップのもっともクールな点は、薄さにあると、ぼくは思っています。さて、ここからが、本題です。送っていただいたカップは、薄さが違いました。１mmくらい、厚いのではないでしょうか？割れにくいように改良されたのかな？あるいは、これこそが、手作りの良さなのでしょうか？まあ、個体差があることを、良い方にとらえることも出来なくはありません。どこに原因があるのかは、わかりませんが、取っ手もボディも、微妙に分厚くて、箱を開け、カップを持った瞬間、ちょっと気が抜けた気分でした。店頭で、直に触れていたら、たぶん、買ってなかっただろうと思います。誤解しないでいただきたいのですが、それほど、数ヶ月前に買ったものは、良かったのです。完璧な仕上がりの作品です。（＊個人の感想です）せっかくの名品です、厚さ（薄さ）以外は、まったくのお気に入りです。これからも、世に送り出してください。ぼくは、残りの人生の中で、大切に使いたいと思っています。すてきな器をありがとうございました。

大阪府 | 50代 | 男性 | yasu さん