KIHARA/EN プレート 23.5cm 青磁色がかった白が凜とした佇まい

有田へ出張に行った時、ほんのり青磁がかった何ともアンニュイな白色のプレートに心惹かれました。

それが「KIHARA(キハラ)」の「EN」と名づけられたシンプルな正円のプレート。

輪郭がキリっと引き締まっていて、とても凛々しい佇まいなのです。

箸置き：有田HOUEN/NK-A 箸置、豆皿：KIHARA/Mamezara 5種セット

このシリーズは、目にも鮮やかな真っ青なブルーもあるのですが、こちらも実に良い色合い。程よくマットで、かといってベタ塗りな感じではなく軽やか。

和洋問わず、どんな料理も受け止める懐の深いうつわで、個人的にも気が付けば自宅の食卓で使っている・・・ということがしばしばあります。

ほんのり青みがかった品の良い色

ENシリーズを手に取った時、その淡い青磁色がかった白や色鮮やかなブルー、一本芯が通った輪郭の様子から、「有田から生まれたうつわだなぁ」としみじみ感じました。

有田の陶山神社。大きな鳥居も全て有田焼で作られています。

1616年に始まり、400年もの歳月に渡る焼物の伝統を持つ有田焼。

こんなに大きな焼き物も。先人達の仕事ぶりに圧倒されます。

有田では古くから献上品や高級な割烹食器などがたくさん作られてきたのですが、特に呉須や瑠璃などの青色や青磁色はずっと使い続けてきた伝統色です。

江戸時代に作られたうつわ。今の時代にも通ずるものの良さがあります。（柴田夫妻コレクション展示室にて撮影）

KIHARAでは、先人たちが400年に渡って脈々と受け継いできた産地の技術を活かしながら、現代の暮らしに合うものづくりをされていまして、ENシリーズもそのうちのひとつ。

昔のものとは姿やかたちを変えながら、自然と歴史が息づいている、そんな、この土地ならではのものづくりをされているのだなと伝わってきます。

用途に合わせて選びたい4サイズ

14.5cm

一番小さい14.5cmは、取り皿に。

ケーキ皿にもちょうど良い大きさです。

19cm

万能な19cm。サンドウィッチや、

サラダ用など、何かと使い勝手が良いサイズです。

23.5cm

23.5cmは、パンやトーストなどに。朝食用のプレートとしても活躍してくれそうです。

27cm

一番大きなサイズは27cm。

豆皿や小鉢を載せても絵になります。

お肉やお魚、来客時にサラダをたっぷり載せたりするのにもおすすめですよ。

職人が1点ずつ手作業をしているため、釉薬のかかり具合や窯に入れた時の位置によって色ムラがあります。手作りならではの良さとして、何卒ご了承ください。

BOX入りなので、大切な方への贈り物にもぜひどうぞ。