バイヤーからのお便り
耳をアートで彩る
刺繍作家の長野訓子さんが手がけるアクセサリーブランドga.la(ガラ)は、作家性の強い刺繍モチーフが特徴で、どれも凛とした線の強さがあります。今回、新たに仲間入りするのは、草花や海の生物がモチーフの3デザイン。まるでアートを耳に纏っているかのようなピアスです。
個性的なモチーフが耳を飾る
umi no kusa
まずご紹介するのは、潮の流れにのって、揺れるように成長していく植物たちをモチーフにしたピアスです。
版画作家としてキャリアをスタートさせたデザイナーの長野さん。「版画で表現していた線の力強さを、今は人の体の上でいかに表現するかを考えています」という言葉は、このデザインをみれば納得。
海の草というシンプルなモチーフだからこそ、デザイナーの拘りが浮き出て見えるような気がしませんか。
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続いてご紹介するのは、泡をまとったサンゴをイメージしたピアスです。
星のようなヒトデのような形のこちらは、左右非対称のデザイン。
左右のデザインが少しだけ違う程度なので、実際に身につけるとこなれた感じになります。
happa to hana
こちらはhappa to hanaと名付けられたシリーズ。
片方が葉っぱ、もう片方が花をモチーフにしている左右非対称のデザインです。
丸いシルエットのhanaピアスは女性らしさを感じます。
シャープなシルエットのhappaはスタイリッシュな印象。両デザインともモチーフが大きめ。ここぞという時に主役になるピアスです。
ga.laのアクセサリーは、大阪の吹田市にある刺繍工場で作られているんですが、ここはデザイナーの長野さんのご実家なんだそう。作家ものと、コストパフォーマンスがいいというファクリーブランドの良いとこ取りをしているアクセサリーは、探しても、なかなか見つかるものではありません。
シンプルな格好にこそ、映えるアクセサリーだと思うので、特別な日はもちろんですが、ぜひ普段使いで身につけてください。
ショッピングユニットでバイヤーをしています。
スタイルストアの商品によって、どこかで誰かがちょっとだけ幸せになればいいなと思ってバイイングをしています。それだけが私の大きなこだわりです。