バイヤーからのお便り

春を運ぶグリーングレー、届きました

2019年03月11日更新

バイヤーの中井です。

料理をおいしそうに引き立てる色や、機能的で日常使いやすいところが人気の「SAKUZAN」のSaraシリーズ。

この春、グレーがかったやわらかな緑色の「グリーングレー」が当店限定で新登場しました。

Saraシリーズでこの色を出すのは、土と釉薬の関係で難しいところがあったそうですが、お話をし始めてから約3年。SAKUZANのみなさんに、とてもいい雰囲気の色に仕上げていただきました。

料理がおいしそうに見える、機能的なうつわ

SAKUZANのうつわを作っているのは、岐阜県土岐市の作山窯の職人たち。

「美しいしごとから、美しいうつわを。美しいうつわから、美味しい笑顔を。」という思いを大切に、美濃焼の伝統を活かしながらものづくりをされています。

電子レンジや食洗機にも対応していて機能的

Saraシリーズはすっきりと無駄のないかたちで、あたたかみがありつつも甘すぎない雰囲気が魅力。

繊細に見えますが、磁器製で電子レンジや食洗機にも対応していて機能的なところも、日常使いしやすいポイントです。

春を運ぶ色

他の色とも合う、やわらかな色合い

左上から時計まわりに、グリーングレー、クリーム、ブルーグレー、ダークグレー、グレー、ネイビー

落ち着いたやわらかなグリーングレーは、他の色とも組み合わせしやすい色合い。

お使いの画面のモニターの設定にもよりますが、実物の色はこのページの一番上の白アスパラを乗せているオーバルプレートの画像に近いと思います。

このグリーングレーのおもしろいところは、窯の中で置く位置によって温度が変わる関係で、黄色い斑点や黒い点が出るものもあって、色に奥行きがあるところ。これがすごくいい色合いなのです。

地の緑っぽい色と黄色の組み合わせが、どことなくミモザと葉っぱを思わせるような組み合わせ。それがどうも春っぽい雰囲気に繋がっているようです。

黄色が目立たない場合もありますが、いずれにしても均一なベタ塗りとは違う、焼き物ならではの良さが現れているので、楽しんでいただけたらなと思います。

逆に、個体差が気になる方は、釉薬の特性上、この色ではなくてクリームやネイビーなどの色の方が比較的濃淡が控えめなのでおすすめです。

愛用頻度が一番高いかたちは?

いくつかSaraシリーズを愛用していますが、その中でも一番出番が多いのは、オーバルプレートのLサイズです。

大皿、ワンプレート、どちらも担ってくれる

オーバルプレートは、その細長い形ゆえ、丸いうつわ同士の間にスッと収まりよく置けるところが魅力。直径が約29cmあるので、料理をどーんと盛りたい時の大皿として使っています。

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オーバルのLを使うもうひとつのパターンは、休日の朝食時。我が家では平日の朝ごはんは自宅であまり食べないのですが、休日はお昼ご飯兼用でしっかりと食べます。

オーバルのLは、サラダ、果物、目玉焼きとベーコン、パンなど数種類を盛るのにちょうど良い大きさなので、休日に重宝しています。

オーバルは楽に見栄え良く盛り付けできる

オーバルMは取り皿にも良いサイズ。

また、L、M、どちらのサイズもですが、オーバル皿は丸皿に比べて、料理を盛り付けるバランスに悩まなくても、楽に見栄え良く盛りできるなと感じています。

料理を数種類盛りたい時、左右、もしくは3分の1ずつに区切って乗せていけば、適当でも見た目がそれなりに見えます。

ラインナップは全部で15種類

グリーングレーは全部で15種類をご用意しています。

スープカップ、(下に敷いているのはスクエアプレートM

何を盛ろうか考えるのも楽しい、日々の食卓に寄り添ってくれるうつわたち。家族分や来客分を揃えやすいお手頃な価格も嬉しいところです。

SAKUZANのブランドページからラインナップがご覧いただけますので、ぜひご覧くださいね。

このコラムを書いた人

中井 明香

スタイルストア バイヤー

中井 明香

いつもの暮らしがちょっと心地良くなるようなものやこと、つくり手の思いやものづくりのストーリー、その地域ならではの話をお伝えしたいなと日々考えています。