バイヤーからのお便り
春を運ぶグリーングレー、届きました
バイヤーの中井です。
料理をおいしそうに引き立てる色や、機能的で日常使いやすいところが人気の「SAKUZAN」のSaraシリーズ。
この春、グレーがかったやわらかな緑色の「グリーングレー」
Saraシリーズでこの色を出すのは、土と釉薬の関係で難しいところがあったそうですが、お話をし始めてから約3年。SAKUZANのみなさんに、とてもいい雰囲気の色に仕上げていただきました。
料理がおいしそうに見える、機能的なうつわ
SAKUZANのうつわを作っているのは、岐阜県土岐市の作山窯の職人たち。
「美しいしごとから、美しいうつわを。美しいうつわから、美味しい笑顔を。」という思いを大切に、美濃焼の伝統を活かしながらものづくりをされています。
電子レンジや食洗機にも対応していて機能的
Saraシリーズはすっきりと無駄のないかたちで、あたたかみがありつつも甘すぎない雰囲気が魅力。
繊細に見えますが、磁器製で電子レンジや食洗機にも対応していて機能的なところも、日常使いしやすいポイントです。
春を運ぶ色
他の色とも合う、やわらかな色合い
落ち着いたやわらかなグリーングレーは、他の色とも組み合わせしやすい色合い。
お使いの画面のモニターの設定にもよりますが、実物の色はこのページの一番上の白アスパラを乗せているオーバルプレートの画像に近いと思います。
このグリーングレーのおもしろいところは、窯の中で置く位置によって温度が変わる関係で、黄色い斑点や黒い点が出るものもあって、色に奥行きがあるところ。これがすごくいい色合いなのです。
地の緑っぽい色と黄色の組み合わせが、どことなくミモザと葉っぱを思わせるような組み合わせ。それがどうも春っぽい雰囲気に繋がっているようです。
黄色が目立たない場合もありますが、いずれにしても均一なベタ塗りとは違う、焼き物ならではの良さが現れているので、楽しんでいただけたらなと思います。
逆に、個体差が気になる方は、釉薬の特性上、この色ではなくてクリームやネイビーなどの色の方が比較的濃淡が控えめなのでおすすめです。
愛用頻度が一番高いかたちは?
いくつかSaraシリーズを愛用していますが、その中でも一番出番が多いのは、オーバルプレートのLサイズです。
大皿、ワンプレート、どちらも担ってくれる
オーバルプレートは、その細長い形ゆえ、丸いうつわ同士の間にスッと収まりよく置けるところが魅力。直径が約29cmあるので、料理をどーんと盛りたい時の大皿として使っています。
オーバルのLを使うもうひとつのパターンは、休日の朝食時。我が家では平日の朝ごはんは自宅であまり食べないのですが、休日はお昼ご飯兼用でしっかりと食べます。
オーバルのLは、サラダ、果物、目玉焼きとベーコン、パンなど数種類を盛るのにちょうど良い大きさなので、休日に重宝しています。
オーバルは楽に見栄え良く盛り付けできる
また、L、M、どちらのサイズもですが、オーバル皿は丸皿に比べて、料理を盛り付けるバランスに悩まなくても、楽に見栄え良く盛りできるなと感じています。
料理を数種類盛りたい時、左右、もしくは3分の1ずつに区切って乗せていけば、適当でも見た目がそれなりに見えます。
ラインナップは全部で15種類
グリーングレーは全部で15種類をご用意しています。
何を盛ろうか考えるのも楽しい、日々の食卓に寄り添ってくれるうつわたち。家族分や来客分を揃えやすいお手頃な価格も嬉しいところです。
SAKUZANのブランドページからラインナップがご覧いただけますので、ぜひご覧くださいね。
いつもの暮らしがちょっと心地良くなるようなものやこと、つくり手の思いやものづくりのストーリー、その地域ならではの話をお伝えしたいなと日々考えています。