みんなの愛用品
【レシピあり】人参の千切りだけじゃない。プロも愛用のステンレスピーラー
バイヤーの柳沼です。
今回は、私が4年間愛用している「ヨシタ手工業デザイン室」さんのステンレスピーラーの話です。
このピーラーは、本当に使いやすく、料理研究家など、プロの方々にも愛用者の多い優秀な道具です。最近気づいたのは、洋ナシの剥きやすさ。独特の凹凸にも、ヨシタさんのピーラーならしゅーっと一息で上下に剥けます。
今日は4年使ってみて見えてきた、使いやすさの秘密と、最近使い始めた千切りピーラーの便利な使い方をご紹介したいと思います。最後に人参サラダのレシピもご紹介しますので、ぜひご覧ください。
ヨシタ手工業デザイン室のステンレスピーラーが使いやすい理由
①オールステンレスで持ち手がしなりすぎず、コントロールが効く
ピーラーは使う時、意外と力を入れて使いますよね。ピーラーはプラスチックのものと金属のものに大別されると思いますが、プラスチック製の場合、削るときにやっぱり持ち手がしなります。対して、こちらはオールステンレスなので、持ち手がしなりすぎない。それはつまり、手の力が、ちゃんと「刃」にかかるということです。
そのため「コントロールがききやすい」、だから厚みが自在、そして「使いやすい」という実感に繋がるわけです。
②ラウンドバーだからぐっと握れる
「手の力を最小限に、無駄なく使う」という点でもう一ついい働きをするのが、「ラウンドバー」という素材。ステンレスの丸い棒をつぶして、平たくして作られています。
これはもともとピッチャーの持ち手などの材料として開発されたもの。ピッチャーには水や飲みものを一定量入れるので、それなりの重さになります。ぐっと力を入れて握れる形状が必要、ということでエッジに自然な丸みがあり、力を入れても痛くない「ラウンドバー」が採用されました。
その特性を生かしたピーラーなので、力が入れやすく、それが適切に刃に伝わり、コントロールがちゃんと効くんです。
千切りピーラーのおすすめの使い方
野菜を回転させながら使う
最近使い始めた千切りピーラー。そんなに千切りしないしな、と最初思っていたのですが、購入されたお客さまで絶賛する方が多いことも購入の後押しになりました。
使い始めはちょっと引っ掛かりを感じ、使いこなせていない感があったので、ヨシタ手工業デザイン室の横須賀さんに相談すると、「ゴボウのささがきをやるみたいに、人参を回転させながらやるといいですよ」と教えてくれました。
プロの料理人の方が、その使い方で大量のきんぴらの下ごしらえをされていたのだそうです。やってみたらこれがいい!人参を上から下までシューッとやるより、そのまま料理に使いやすい長さに削れますし、距離が短いので、力が安定してスムーズに動かせます。実際の動画はこちら。
白髪ねぎは「削る→水に放つ」を繰り返す
ちなみに白髪ねぎが一瞬で作れます!との声を頂いてやってみたのですが、こちらはちょっと絡まってしまい…白髪ねぎは水にさらす工程がありますので「削る→水に放つ」を繰り返しやればOKですね。ご参考まで。
千切りピーラーで作る「人参とアーモンドのサラダ」
簡単で歯触りが楽しい一品
千切りピーラーを導入したことで、作りやすくなったサラダがあります。簡単でとても美味しいので、最後にぜひご紹介したいと思います。
1.ニンジンを千切りにします
2.電子レンジでチン(加熱しすぎず、歯ごたえが残る程度)
3.軽く塩をして、手でつぶしながらスライスアーモンドを加える
4.お好みの量のマヨネーズで和える(全体が白っぽくなるぐらいが目安)
中学時代からの友人(元板前さん)に教えてもらったレシピです。マリネとは違って、ナッツの歯触りが楽しい一品ですよ。
4年使ううちに分かってきた、ヨシタさんのピーラーの使いやすさの秘密などをご紹介しました。使いやすい道具を傍に置く楽しさを皆さんにお伝え出来ていたら幸いです。
大手小売業で服飾雑貨のバイイング、新規ブランド開発を行う。その後活動の場をインターネットに移し、2006年にスタイルストアへ参加。 得意ジャンルは服飾雑貨、最近は地方の名品発掘がおもしろくて仕方がない。モノの背景を知ってこそ見える、真のお買い得品をセレクトする、これが信念です。