みんなの愛用品

縦に収まる快感と使いやすさ

2019年01月14日更新

こんにちは、バイヤーの柳沼です。
私は昔からナイロン素材があまり好きではなく、特にポーチに関しては布か革を選んできました。長年、日本スエ―デンのENVELOPECASEを愛用していることは、何度かコラムでもご紹介してきた通りです。

しかし、そんな私でも機能性に惚れて購入したナイロン製のポーチが一つだけあります。それが、TO&FROのマルチポーチ

当初は、軽さとティッシュが入る機能に惹かれて使い始めたのですが、しばらく使ってみて、本当に便利に使える理由に気づいたのです。

ポイントは「縦にすっきり収まる」というところにありました。

真価を発揮するのは旅行&ジム

私は普段はENVELOPE CASEを使っており、マルチポーチを使うのは、基本的に旅行とジム通いの時です。その時の中身がこちら。

年末の帰省の際も、帰省先で温泉に行くときにも大活躍。特に気に入っているところが、こちらなんですが、ご覧ください。

MAR apelarのオーガニックバームクリームは、顔の保湿とリップ、ヘアワックスにも使える

これは無印良品のポリエチレン小分けボトルワンタッチキャップ18mlという詰め替え用の容器で、これが縦にジャストサイズで収まるんですね。

18mlは、ショートヘアの私の場合でシャンプー4-5回分、ボディ用乳液も5日分が詰め替えられる容量。洗面用品一式を、ざっくり1週間分収納できるということになります。

意外と嬉しい「内ポケット」

もう一つのお気に入りポイントがこちら。

この小さいポーチの中に、内ポケットがついていること。これでファスナーを閉めると、バッグに入れて持ち歩いても、ほぼこの見た目のまま中身が保たれます。

綿棒が底の方に行ってしまって取り出しにくい、という事態も防げますし、ボトル類が全部縦に収まるので、それぞれが判別しやすいんですね。

小さく収まるけれど、見やすくて取り出しやすい。これは、使っていて本当に快適です。

化粧品バージョンもやってみました

せっかくなので、化粧ポーチとして使うバージョンの写真も撮りました。

薬用リップ、口紅、マスカラ、アイライナー、パウダーファンデーション、チーク、内ポケットにアイシャドウが入っています

以前「荷物を小さくする方法」でもお知らせしましたが、私はポーチを軽くコンパクトにするために、携帯用はプチプラコスメにしています。

口紅とマスカラ、左が家用で右が携帯用

ケース(容器)の重さが全然違う!プチプラは軽くて小さい。

その分、例えばチークに鏡がついていなかったり、筆が小さすぎて使いにくかったりするのですが、まあそこは、お直し用と割り切って。

内ポケットにジャストで入るアイシャドウは、資生堂のインテグレート グレイシィ

というわけで、中身をちょっと工夫すれば、化粧品一式も充分収まります。

小さいバッグに合わせて、化粧品もコンパクトに持ちたい、アウトドアでとにかく荷物を軽くしたい、そんな時には、迷わずマルチポーチです。

他にも、季節によっては花粉でお悩みの方に、点鼻薬や目薬、ティッシュを入れたり。内ポケットには鼻炎薬を、なんて使い方にもピッタリだと思います。

ご家族で愛用してくださっている方も多い、マルチポーチ。旅を快適にするための工夫は、日常生活も快適にしてくれるのだと実感しながら、愛用しています。

このコラムを書いた人

柳沼 周子

スタイルストア バイヤー

柳沼 周子

大手小売業で服飾雑貨のバイイング、新規ブランド開発を行う。その後活動の場をインターネットに移し、2006年にスタイルストアへ参加。 得意ジャンルは服飾雑貨、最近は地方の名品発掘がおもしろくて仕方がない。モノの背景を知ってこそ見える、真のお買い得品をセレクトする、これが信念です。