みんなの愛用品
縦に収まる快感と使いやすさ
こんにちは、バイヤーの柳沼です。
私は昔からナイロン素材があまり好きではなく、特にポーチに関しては布か革を選んできました。長年、日本スエ―デンのENVELOPECASEを愛用していることは、何度かコラムでもご紹介してきた通りです。
しかし、そんな私でも機能性に惚れて購入したナイロン製のポーチが一つだけあります。それが、TO&FROのマルチポーチ。
当初は、軽さとティッシュが入る機能に惹かれて使い始めたのですが、しばらく使ってみて、本当に便利に使える理由に気づいたのです。
ポイントは「縦にすっきり収まる」というところにありました。
真価を発揮するのは旅行&ジム
私は普段はENVELOPE CASEを使っており、マルチポーチを使うのは、基本的に旅行とジム通いの時です。その時の中身がこちら。
年末の帰省の際も、帰省先で温泉に行くときにも大活躍。特に気に入っているところが、こちらなんですが、ご覧ください。
これは無印良品のポリエチレン小分けボトルワンタッチキャップ18mlという詰め替え用の容器で、これが縦にジャストサイズで収まるんですね。
18mlは、ショートヘアの私の場合でシャンプー4-5回分、ボディ用乳液も5日分が詰め替えられる容量。洗面用品一式を、ざっくり1週間分収納できるということになります。
意外と嬉しい「内ポケット」
もう一つのお気に入りポイントがこちら。
この小さいポーチの中に、内ポケットがついていること。これでファスナーを閉めると、バッグに入れて持ち歩いても、ほぼこの見た目のまま中身が保たれます。
綿棒が底の方に行ってしまって取り出しにくい、という事態も防げますし、ボトル類が全部縦に収まるので、それぞれが判別しやすいんですね。
小さく収まるけれど、見やすくて取り出しやすい。これは、使っていて本当に快適です。
化粧品バージョンもやってみました
せっかくなので、化粧ポーチとして使うバージョンの写真も撮りました。
以前「荷物を小さくする方法」でもお知らせしましたが、私はポーチを軽くコンパクトにするために、携帯用はプチプラコスメにしています。
ケース(容器)の重さが全然違う!プチプラは軽くて小さい。
その分、例えばチークに鏡がついていなかったり、筆が小さすぎて使いにくかったりするのですが、まあそこは、お直し用と割り切って。
というわけで、中身をちょっと工夫すれば、化粧品一式も充分収まります。
小さいバッグに合わせて、化粧品もコンパクトに持ちたい、アウトドアでとにかく荷物を軽くしたい、そんな時には、迷わずマルチポーチです。
他にも、季節によっては花粉でお悩みの方に、点鼻薬や目薬、ティッシュを入れたり。内ポケットには鼻炎薬を、なんて使い方にもピッタリだと思います。
ご家族で愛用してくださっている方も多い、マルチポーチ。旅を快適にするための工夫は、日常生活も快適にしてくれるのだと実感しながら、愛用しています。
大手小売業で服飾雑貨のバイイング、新規ブランド開発を行う。その後活動の場をインターネットに移し、2006年にスタイルストアへ参加。 得意ジャンルは服飾雑貨、最近は地方の名品発掘がおもしろくて仕方がない。モノの背景を知ってこそ見える、真のお買い得品をセレクトする、これが信念です。