バイヤーからのお便り

コーディネート登場回数NO.1の万能デニム

2018年07月29日更新

毎週行うアパレルのモデル撮影で必ず登場するのが、D.M.G.(ディーエムジー)の5Pアンクルスリムという名のデニムパンツ。2017年より販売を開始したのですが、履き心地はもちろん、シルエットや着丈が絶妙で、どんな服とも相性がいいのが人気の理由です。

という事で、毎週のようにアパレルの商品ページに登場しているお馴染みのこのデニムを、改めてご紹介します。

他デニムとの大きな違いは2つ

D.M.G.の商品は、デニムの産地として有名な岡山県児島の工場で作られています。当店でもすでにお馴染みのピエロパンツシヴィルパンツを作るBrocante(ブロカント)も同じ会社のブランド。要はパンツ作りを得意とする会社が、デニムの産地で作っている、いわば18番(おはこ)アイテムなんですね。

ぱっと見はどれも同じように見えるデニムたち。その中から自分にぴったりの一本を探し出すのは、なかなかパワーのいる作業です。D.M.G.のデニムと他社のデニムとの大きな違いは、「履き心地」と「シルエット」の2つです。

やわらかいデニム生地

ストレッチの効いた素材で、デニム特有のゴワっとした硬さがないのです。

穿いていくうちに柔らかくなるのは、デニムにおいては当たり前のこと。
でもこのデニムは、一番最初に脚入れをした時から、すでに履き心地の良さを実感できると思いますよ。

メリハリのあるシルエット

もう一つはシルエット。毎週、撮影の際にこのデニムを使ってしまうのは、シルエットが絶妙だからなんです。

某大手メーカーのスリムストレートデニムは太ももから裾にかけて全体的にゆとりがあるものが多いのですが、D.M.G.のデニムは太もも周りは程よくフィットしていて、ひざ下に少しゆとりがあるシルエット。

女性らしく美しく見えるようにと、シルエットにメリハリをつけているんです。
このこだわりこそが、穿いたときに、「あれ、なんだか脚がきれいに見えるな」と思わせるポイントなんですね。

スニーカーでも、ヒールでも、重ね着しようともバランスよく穿けるのは、シルエットにメリハリがあるからかもしれません。

一年を通して着られる定番デニムを買って、手持ちの服を新鮮にコーディネートするのはいかがですか。

このコラムを書いた人

楠 美冴登

スタイルストア バイヤー

楠 美冴登

ショッピングユニットでバイヤーをしています。 スタイルストアの商品によって、どこかで誰かがちょっとだけ幸せになればいいなと思ってバイイングをしています。それだけが私の大きなこだわりです。