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バイヤー柳沼の米沢&新潟一泊二日蕎麦と温泉の旅日記【2】

2015年09月25日更新

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バイヤー柳沼の米沢&新潟一泊二日
蕎麦と温泉の旅日記<その2>は、
米沢を出て、新潟へ向かいます。

写真を撮りそびれましたが、
米沢の風景で印象に残ったのが蕎麦畑。
蕎麦は、可愛らしい白い小花をつける
のですが、ちょうど満開の時期。
それが新潟に入ると、蕎麦率は下がり、
「こうべをたれる稲穂かな」の
オンパレードになります。
旅行当時は、まさに稲刈り寸前という
タイミング。たわわに実った稲穂が、
圧巻!な規模で視界に広がり、
米どころらしい秋の景色にほっこり。

山形と新潟の県境にある道の駅
山と湯の里関川村」にて途中下車。
一時テレビ等でよく取り上げられたので、
ご存知の方も多いかもしれませんが、
関川村といえば「猫ちぐら」。
IMG_1427
こちらでは、猫ちぐらの制作実演を
見ることができます。
藁を編んで作る「ちぐら」は、もともと
農家の方が赤ちゃんを入れる「ゆりかご」
として使われていたものだとか。
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ちぐらの中は、夏涼しく、冬は暖かい
そうで、私も猫だったらぜひ入りたい。
見るからに落ち着きそうなお家です。
しかし、この民芸品は相変わらず
大変な人気で、目下6年待ちとのこと。

道の駅に来ると、こういうものが
俄然美味しそうに見えますねー。
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くるみ味噌、味噌味が濃くて、
くるみの味はほとんどしない(涙)
でも、だんごそのものが、ほんのり
甘く、炭焼きの香ばしさとあいまって
素朴な美味しさです。

そうこうするうちに、新潟村上市に到着。
村上市は地図でいうとこの辺り。
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山形県との境に近い県北です。

今晩の宿は瀬波温泉。
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徒歩数分で海岸にも行けますし、
日本海を眺めながら温泉ちゃぷーん♪
が満喫できます。

夕食のメインは地元のブランド牛にして、
2回日本一に輝いたという、編集 日時を編集
キングオブ黒毛和牛の「村上牛」(喜)!
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これがのけぞる美味さでした。
そもそも黒毛和牛というだけで
美味しいに決まっているのですが、
今回頂いた村上牛は「厚み」がいい。
一口食べれば口中村上牛ですよ。
温泉宿の夕食で、和牛をこんな厚さで
出してくれるところというのは、
ありそうでなかなかないですよね。
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ただし。サシの入り方がすごすぎて、
赤身慣れした私は3キレが限界・・・

ちなみに今回泊まったお宿「はぎのや
さんは、コストパフォーマンスの高い
素晴らしい温泉旅館でした!
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瀬波のお湯や村上牛の夕食も
良かったのですが、施設やサービスの
ちょっとしたところで気が利いていて、
例えばラウンジに無料のドリンクコーナー
があって、コーヒーや紅茶に加えて、
地元ヤスダヨーグルトの飲むヨーグルト
を無料で頂けたりするのです。
他にも図書館的な漫画部屋があったり、
貸切露天風呂を無料で予約できたり、
マッサージチェアが使い放題(無料)の
リラクゼーションルームがあったり。
サービスとしてはどこの宿にもある
ものだと思いますが、無料で、自由に
楽しめるように宿泊者に提供される
というのがいいんですね。

さて、次は旅手帖ファイナル。
村上市で楽しんだ諸々をご紹介して
〆としたいと思います。

今回も長文にお付き合い頂き
ありがとうございました。

なお、本記事内の一部写真は
猫ちぐらの会」「はぎのや」さんに
ご快諾頂き、お借りして掲載しています。
ご協力ありがとうございました。

このコラムを書いた人

柳沼 周子

スタイルストア バイヤー

柳沼 周子

大手小売業で服飾雑貨のバイイング、新規ブランド開発を行う。その後活動の場をインターネットに移し、2006年にスタイルストアへ参加。 得意ジャンルは服飾雑貨、最近は地方の名品発掘がおもしろくて仕方がない。モノの背景を知ってこそ見える、真のお買い得品をセレクトする、これが信念です。