バイヤーからのお便り

いいカゴは暮らしの財産になる

2017年06月15日更新

わたしが密かにライフワークにしている
のは「いいカゴ」を集めること。
「いい」の定義は、天然素材で、
手しごとでつくられたもので、
かつ使いやすいもの、
といった感じでしょうか。

しっかりしたものを買おうとすると
決して安くはないカゴですが、
一度買い求めてしまえば一生もので、
しかも、いくつあってもこまらない。
あればあるだけ収納に使えて、
少しずつ家を整えられて、
更には彩ってくれる・・・
そんなすばらしいアイテムだなと思います。

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今回ご紹介する「COTAN(コタン)」の
竹やラタンのバスケットは
心底いいカゴだな、と
思ったもののひとつ。

ほとんどが日本ではなく
アジア諸国で作られていますが、
その理由は「海外で作る方が安価だから」
だけではなく、「その土地の素材や技法が
優れているから」。

日本でもなじみ深い竹や籐などの
素材をつかったカゴは、ベトナムや
ミャンマーといった土地でも
古くから愛用され、優れた製造技術が
培われてきた、生活に根付いた
いわゆる「民藝」でもあるんですね。

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その素材や技法を見つめ直し、
さらにそれを日本の生活に合うような
デザインに仕立て、高度な技術を持つ
伝統工芸士によって手作業で作られる
COTANのバスケット。
その質の高さは、国内の高級旅館や
ホテルなどでも使われていることからも
伺えます。

さて、前置きが少し長くなりましたが
COTANの中でも特におすすめなのが、
スタイルストアのロングセラーである
竹ランドリーボックス」。

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側面、底面はそれぞれ違う編み方で
仕上げられており、その網み目が
本当に美しい。
湿気がこもらないように上げ底に
なっていたりと、細やかな気配りも
されています。

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内布がついているので
中にいれた物を傷つける心配がなく、
しかも、この布で蓋もできるため
中身を隠せてすっきり見える、という
見た目も機能も考えられた優れものです。

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もちろんランドリーバスケットとしても
使用できますが、中の布を取り外す
ことができないため、汚れ物を入れるのが
ためらわれる、ということもあり

・一度着たけどまだ洗わない服を入れる
・帰宅後の鞄の置き場にする
・リビングで読みかけの雑誌やブランケットを入れる

という使い方をしている方が多いようです。

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こちらは「ラタン収納籠 黒」。

そんな風に、鞄や服・雑誌を
一旦入れる、という使い方をする場合、
毎日頻繁に出し入れするから
丈夫さも大事。
COTANが選ばれているひとつの理由は
その「つくりのよさ」もあると思います。

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雑誌3冊、本6冊、ブランケットを入れて
持ち上げてみても、全くたわむことなく
安心感のある丈夫さでした。
カゴ自体が軽いので、中身を
たくさん入れても持ち運びは軽々。

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一般的にアジアリゾートなどの
イメージが強い
ラタンの製品も、
COTANのものはモダンかつ和に合う
雰囲気に
仕立てられていて、
和でも洋でもどちらでも使える
雰囲気のカゴ」というのは

実はなかなか貴重だな、と思います。

4年振りに、COTANの新商品が入荷しました

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今回、4年振りのCOTANの新商品として
お取り扱いを始めたのは、
ラタンのオーバルバスケット
こちらは白い塗料を一度塗布してから
拭き取って自然な風合いにしてあるため、
ナチュラルテイストのお部屋にぴったりな
雰囲気です。

いいカゴは暮らしの財産。
少しずつでもお気に入りのものを傍に置いて
暮らしに役立てていただければ、と思います。

このコラムを書いた人

畠田 有香

スタイルストア バイヤー

畠田 有香

ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。

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