みんなの愛用品

【みんなの愛用品】日本の山の姿をも奏でるオルゴールツリー

2016年12月10日更新

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スタイルストアの皆さん、初めまして。
オークヴィレッジの西崎と申します。
普段は材料職人として、弊社の材料部
というところで仕事をしています。

簡単に材料職人という仕事について
ご紹介しておきましょう。

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家具の素材である「原木」を仕入れ、製材
して板の状態にし、この時点ではまだ木に
およそ40%から70%程度の水分が
含まれているのですが、これを8%から
10%程度にまで乾燥させ、材料としての
ベストコンディションに整える、というのが
大まかな流れです。

オークヴィレッジの商品は、スタイルストア
さんでも扱ってもらっているように、シェルフ
のような家具から、食器類まで幅広い
アイテムがありますが、すべて無垢材を使い、
適材適所で余すことなく木を生かす、という
ポリシーのもと作られています。

製材という仕事は、普段なかなか皆さん
の目に触れる機会がないかと思いますが、
木製品作りの肝となる工程でもあります。

さて、今日は皆さんに、我が家で愛用して
いるオルゴールツリーの様子をご紹介
させて頂こうと思います。

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オルゴールツリー自体はロングセラー
の商品ですが、2年前にオーナメント
部分がリニューアルされました。
針金が飾りやすくなり、オーナメントの
種類が増えたのです。

オルゴールツリーのオーナメントは
ハンノキ、ブナ、カラマツ、スギの実、
カエデ、トチ、エンジュ、センダン、
ホオの木で作られています。
これは弊社のスタッフが飛騨の森で
集めたもの。

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オルゴールツリーの「ナチュラル」の
葉の部分には、ニレ材を用いています。
ニレは、広い草原の中で独立して
いたり、深山から中腹まで広く他樹種と
混生もしたり、海、川の沿岸に自生したり、
街では、並木道や公園でそよそよと
心地良い木陰をつくるなど、様々な姿を
見せてくれる木です。

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オルゴールツリーのミキの部分はナラ、
土台はクルミ。本体からオーナメント
まで様々な樹種が使われていて、
このツリーは、オルゴールと共に、
日本の山の姿も一緒に奏でています。

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そして、我が家での飾りつけ風景。

(とーちゃん)「これはどこにしようか?」
(とーちゃん)「この木の実は、ハンの実だよ」
(とーちゃん)「これは、スギの実」
もう、尋ねられる前に言っちゃってます。
走りすぎては いかん いかん・・。
(次男)「リボンの色もいろいろだ~。」

答えの幾通りもあるパズルを解くようで、
やりだしたら止まりません。
できた。できた。
カチカチ・・・カチカチ・・・
オルゴールの音と共にツリーの葉も
回りだし、ユラユラ・・・ユラユラ・・・
オーナメントのゆらゆら感もよい感じ。
静かに語りかけてくるようです。

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「チョロ(うちの良い方の猫)もツボか。」
「マール!(うちの悪い方の猫)
噛んじゃだめ。」猫達もお気に入り。

中学2年になる長男もやってきて、
(長男)
「いいじゃん!今年はサンタさんに
何頼もうかなー」

(とーちゃん)
「おいおい、サンタさんは中1までやで」

(長男)「なんで~?」

今年も楽しいクリスマスになりそうです。

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商品ページで動画をご覧頂けます。
オルゴールの音色ぜひ聞いてみてください。

このコラムを書いた人

oakvilaggenishizaki

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