みんなの愛用品
【みんなの愛用品】日本の山の姿をも奏でるオルゴールツリー
スタイルストアの皆さん、初めまして。
オークヴィレッジの西崎と申します。
普段は材料職人として、弊社の材料部
というところで仕事をしています。
簡単に材料職人という仕事について
ご紹介しておきましょう。
家具の素材である「原木」を仕入れ、製材
して板の状態にし、この時点ではまだ木に
およそ40%から70%程度の水分が
含まれているのですが、これを8%から
10%程度にまで乾燥させ、材料としての
ベストコンディションに整える、というのが
大まかな流れです。
オークヴィレッジの商品は、スタイルストア
さんでも扱ってもらっているように、シェルフ
のような家具から、食器類まで幅広い
アイテムがありますが、すべて無垢材を使い、
適材適所で余すことなく木を生かす、という
ポリシーのもと作られています。
製材という仕事は、普段なかなか皆さん
の目に触れる機会がないかと思いますが、
木製品作りの肝となる工程でもあります。
さて、今日は皆さんに、我が家で愛用して
いるオルゴールツリーの様子をご紹介
させて頂こうと思います。
オルゴールツリー自体はロングセラー
の商品ですが、2年前にオーナメント
部分がリニューアルされました。
針金が飾りやすくなり、オーナメントの
種類が増えたのです。
オルゴールツリーのオーナメントは
ハンノキ、ブナ、カラマツ、スギの実、
カエデ、トチ、エンジュ、センダン、
ホオの木で作られています。
これは弊社のスタッフが飛騨の森で
集めたもの。
オルゴールツリーの「ナチュラル」の
葉の部分には、ニレ材を用いています。
ニレは、広い草原の中で独立して
いたり、深山から中腹まで広く他樹種と
混生もしたり、海、川の沿岸に自生したり、
街では、並木道や公園でそよそよと
心地良い木陰をつくるなど、様々な姿を
見せてくれる木です。
オルゴールツリーのミキの部分はナラ、
土台はクルミ。本体からオーナメント
まで様々な樹種が使われていて、
このツリーは、オルゴールと共に、
日本の山の姿も一緒に奏でています。
そして、我が家での飾りつけ風景。
(とーちゃん)「これはどこにしようか?」
(とーちゃん)「この木の実は、ハンの実だよ」
(とーちゃん)「これは、スギの実」
もう、尋ねられる前に言っちゃってます。
走りすぎては いかん いかん・・。
(次男)「リボンの色もいろいろだ~。」
答えの幾通りもあるパズルを解くようで、
やりだしたら止まりません。
できた。できた。
カチカチ・・・カチカチ・・・
オルゴールの音と共にツリーの葉も
回りだし、ユラユラ・・・ユラユラ・・・
オーナメントのゆらゆら感もよい感じ。
静かに語りかけてくるようです。
「チョロ(うちの良い方の猫)もツボか。」
「マール!(うちの悪い方の猫)
噛んじゃだめ。」猫達もお気に入り。
中学2年になる長男もやってきて、
(長男)
「いいじゃん!今年はサンタさんに
何頼もうかなー」
(とーちゃん)
「おいおい、サンタさんは中1までやで」
(長男)「なんで~?」
今年も楽しいクリスマスになりそうです。
商品ページで動画をご覧頂けます。
オルゴールの音色ぜひ聞いてみてください。