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個性的でおしゃれな「ブローチ」は母の日ギフトにもおすすめ!

2017年05月09日更新

ブローチを贈るということ

いつもの装いにプラスアルファのおしゃれを

リングやピアス、ネックレスにバングル。さまざまなアクセサリーがありますが、ブローチはギフトとして人気の高いアクセサリー。サイズを気にしなくてもよいことや、小さくてもファッションのアクセントとなる存在感などが人気の理由。ブローチをつけるだけで、いつもの装いにおしゃれ度がプラスされます。

さまざまな素材で

ブローチは実に様々な素材で作られています。たとえばこちらは新潟県で創作活動をされている大桃沙織さんの真鍮のブローチ。鍛金というテクニックを使って、1つ1つの模様が点と線で打ち出されています。スタイルストアでは、ほかにも陶器の焼き物で作られたブローチや天然石を使ったブローチなどが見つかります。デザインだけでなく素材で選ぶ楽しみも味わえそうですね。

自由自在につけこなす

ブローチの楽しみ方は自由自在。胸元や襟元に留めるのが定番ではありますが、たとえばリネンのバッグにつけるとワンポイント風に。色や素材、サイズやデザインなどによって雰囲気も変わりますので、いろいろな場所に置いてバランスを確かめながら楽しんでみてはいかがでしょう。

スヌードやマフラーにつけてアクセントに

小さなブローチをスヌードやマフラー、ストールにプラスすると素敵なアクセントに。カジュアルな防寒着がぐっとおしゃれに見えますね。薄手のストールやスカーフなどは季節を問わず活躍してくれるアイテム。ブローチは、結び目をちょっと外した位置につけることがセンスアップのポイントです。

帽子のアクセントとしても

こちらはニット帽につけたブローチ。ニット帽のほかにも、麦わら帽子やコットンのハットにもブローチはフィットしますね。このように、つける場所を選ばないブローチは、アクセサリーの中でも手軽なギフトとして人気があります。それでは、スタイルストアで見つけた個性的で美しいブローチをご紹介していきましょう。

星座をかたどったブローチ

架空の王国「ロチャ王国」

イラストレーターである進士遥さんとジュエラーの豊川芽生さんが作り出した架空の王国「ロチャ王国」。この王国を舞台にデザインされる雑貨やアクセサリーを扱うブランドが「Rocha(ロチャ)」。他では見ることのない独特の世界観が現れた美しいアクセサリーは、デザインの根底にある物語を感じさせます。

トータルプロデュースされた世界観

「みまもり座」と名付けられたこの星座も、「ロチャ王国」の空に輝く架空の星座。やさしいネーミングの星座をブローチに仕立てました。夜空に輝く星はアコヤパール。星と星をつなぐラインはシルバーとゴールドの2タイプがあります。「星座ブローチ」はすべて進士さんが描いた夜空の台紙にとめられて。作品をトータルでプロデュースする「Rocha」の魅力がたっぷり詰まっていますね。

架空の国の架空の星座

「Rocha」の星座ブローチは、星をつなぐ直線のパーツに、つぶつぶっとした槌目がついているのがポイント。デザイナーの豊川さんが1つ1つ手作業でつける槌目は、光を受けたときにキラッと反射させるため。こうした細かな気配りが「Rocha」のアイテムの魅力を支えています。こちらは「星座ブローチ うお座」。形はもちろん「ロチャ王国」オリジナルです。

瀬戸焼で作られたブローチ

躍動感のあるリアルなウサギ

焼き物で作られたブローチと聞くと、重いのではないか、壊れやすいのではないかと不安に思う方もいらっしゃることでしょう。瀬戸焼で作られた「MOYAKKO(もやっこ)」の「うさぎのブローチ」なら、大丈夫。伝統的な”がば鋳込み”という技法を使い、内側が空洞になっているので薄くて軽い焼き物のブローチになっています。

ギフトボックスも美しく

「うさぎのブローチ」は全6色。グリーン、ブラウン、グレーの3色は「SHADOWS」と名付けられ、フェイクファーが敷かれた小箱に収められています。明るいグリーン、イエロー、ホワイトの3色は「LIGHTS」。こちらはリネン生地が貼られた小箱入り。こうした細かな部分にも美しさが行き届いているブローチは、ギフトとしていただいたときに喜びが倍増しますね。

波佐見焼のブローチ

「やきもの工房 京千」から生まれたブランド「sen」

長崎県波佐見町でつくられている波佐見焼には400年もの歴史があります。この地で波佐見焼を作り続けてきた「やきもの工房 京千」が、長い時間をかけて培われてきた技術と現代の暮らしにマッチしたデザインを融合させているブランドが「sen」。今回「sen」からは、「リボン」と「サークル」という2種類の「スパングルブローチ」が登場しました。藍色と水色のツートンカラーにゴールドがプラスされたシックでエレガントな表情が魅力的です。

シンプルなギフトボックスに

年齢を問わず、ファッションのアクセントになってくれるブローチはギフトにぴったり。「sen」の「スパングルブローチ」はシンプルなギフトボックスに入って届きます。白地のボックスにブランド名をゴールで箔押しした上品なボックスは、ブローチのデザインともリンクしていますね。「サークル」の直径は約4.5cm。裏側にはフエルトが貼られ、ピンがつけられています。

「sasakihitomi」のブローチ

“デザビレ”の若きクリエイターが作るエレガントなシルエット

続いてご紹介するのは「sasakihitomi」のブローチたち。デザイナーの佐々木ひとみさんは、イギリスとベルギーでジュエリー制作を学んだ方。

ひゅーんと飛んでいくツバメのブローチ

「sasakihitomi」の「つばめのブローチ」は、シルバーとアンティークゴールドの2タイプがラインナップ。アンティークゴールドは、真鍮に18金をコーティング。どちらのタイプも、ツバメの目にはスワロフスキーが使われているので、光を受けてキラッと輝きます。さらに、こちらのブローチのポイントは、帯留めとしても使うことができるようにピンがタテについているところ。これからの季節におすすめの帯留めですね。お着物派のお母様への贈り物にもおすすめできます。

淡水パールをあしらった「はっぱのブローチ」

ジオグラフィカルにデフォルメされた「はっぱのブローチ」。シルバー、ゴールド、そしてアンティークの3タイプがあります。バラの葉っぱからデザインされたブローチには、朝露のような淡水パールがあしらわれて。シルバーとパールホワイトの組み合わせは清楚な雰囲気。アンティークにはブラックパールをチョイスして、毒っけと妖艶さもプラス。

天然石を使った小枝のブローチ

真鍮の小枝に天然石の実をつけた4.2cmほどの「小枝ピンブローチ」も「sasakihitomi」の人気アイテム。赤い実はカーネリアン、ピンクオレンジの実はオレンジムーンストーン、ブルーの実はカイヤナイトが使われています。ほかに、白いパールと緑色のグリーンメノウもラインナップ。同じシーズで「木の実のブローチ」もあります。

母の日にブローチを贈ろう

スタイルストアで見つけたさまざまなブローチをご紹介してきました。ファッションのアクセントとしてはもちろんのこと、1つ1つのデザインは、アート作品としても成立するほど緻密。クリエイターやブランドによって、素材や世界観が異なるので見て眺める楽しみも味わえそうですね。ギフトとしても喜ばれるブローチは、母の日の贈り物にもおすすめです。

このコラムを書いた人

インテリアをはじめ、雑貨やファッション、アートなど美しいものが大好きです。夫と二人の息子、犬と猫と一緒に暮らしています。