バイヤーからのお便り

あたたかみのある、年中使いたくなるガラスボウル

2015年09月06日更新

column_20150906

おはようございます。中井です。
先週は、秋らしい季節になったなー
と思ったら暑かったり、夏に逆戻り
したような日が続きましたね。

さて、今日は「fresco(フレスコ)」の
ボウルが新登場しました!

column_20150906_1

このボウルは、当店でも人気が高い
solito (ソリト) グラスと同じシリーズ。

私はもともとグラスを愛用して
いまして、ボウルくらいの器が
あったら良いなーと思っていたので、
ボウルを作られると聞いた瞬間、
心の中で小躍りしてしまいました!

季節を問わず活躍する、普段使いのための器

圧倒的に美しいグラデーション

column_20150906_2

solitoは、イタリア語で「いつもの」
という意味。
frescoが初めて展開した型吹きグラス
のシリーズで、普段使いしやすいよう
丈夫で美しく、重ねて収納できるよう
に作られています。

column_20150906_3

うー、このグラデーションの美しさ、
本当にうっとり。

ガラスでありながらあたたかさと
奥行きのある佇まいで、季節を問わず
食卓で活躍してくれます。
光を通した時の陰影も格別に素敵!

果物やヨーグルト、煮物にも合う懐の深さ

column_20150906_6

朝食の時、果物やヨーグルト、
グラノーラ用にはもちろん、

column_20150906_7

サラダや野菜の一夜漬けとか

column_20150906_4

洋食だけではなくて、煮物などの
和食も受け止めてくれる。
懐が深いです。

column_20150906_8

直径約12.5cm、深さ6.5cmと、
どんな料理にも合う、
ちょうど良いサイズも魅力です。

灼熱の工房の中で、職人が丁寧に作っています

1年を通して使える、ハンドメイドガラスを

column_20150906_9

frescoは、ガラス作家・辻野剛さんが
2005年に設立し、20年以上の
ガラス工芸技術の実績を礎に
立ち上がったブランド。

夏だけではなく、年中使える
ガラスのアイテムを、
1つずつ職人がハンドメイドで
丁寧に作り上げています。

column_20150906_12

大阪南部の和泉中央駅からバスで
揺られること30分。
みかん畑に囲まれた道を15分ほど
歩き進むと見えてくる水色の建物が
frescoのアトリエです。

以前取材させていただいた時の
ことはこちらからぜひご覧ください!

column_20150906_14

職人の浜田さんにお話を伺ったところ
新作のボウルはグラスよりもサイズが
大きいため、その分ガラスの量が
多くて重いそう。

熱したガラスが冷めないうちに
流れるように手早く作るには
とても高い技術が必要だそうです。

column_20150906_10

こんな風に、色ガラスのパウダーを
着けて着色しています。

column_20150906_13

これは型に吹き込んでいるところ。
底には厚みを、縁は薄くなるように
作られています。

column_20150906_15

これはグラス。この後、上の部分を
バーナーの熱で取り除き、
口が滑らかになるように研磨して
仕上げます。

column_20150906_11

使いこまれた道具たち。

column_20150906_20

ただでさえ暑い真夏、
火を使っているので
アトリエ内は灼熱です。
(巨大な扇風機が何台も!)

光から生まれる陰影が美しく
普段使いしやすいfrescoのアイテム。
ぜひ毎日の食卓の中で愛でて
いただけたら嬉しいです。

fresco/solito ボウルの
商品ページはこちら>>

frescoのブランドページはこちら>>

 

このコラムを書いた人

中井 明香

スタイルストア バイヤー

中井 明香

いつもの暮らしがちょっと心地良くなるようなものやこと、つくり手の思いやものづくりのストーリー、その地域ならではの話をお伝えしたいなと日々考えています。