バイヤーからのお便り
【先行販売】料理がみずみずしくおいしそうに見える、和洋中に合う器
おはようございます。中井です。
今日は、新ブランド「瑞々」
(みずみず、と読みます)の器が
初登場しました!
展示会前につくり手さんから情報を
いただいて、あまりの素敵さに
前のめりで感激のお電話を
してしまった私。
実物も本当に料理がおいしそうに見えて
使いやすく、みなさまにご紹介できる
のを楽しみにしていました。
今回は特別に、スタイルストアで
先行販売いたします!
料理がおいしそうにみずみずしく見える器
毎日の食卓で使いたくなる、懐の深さが魅力
「控えめではあるけれど、主役の料理が
みずみずしく映えるように」
という思いから生まれた瑞々。
岐阜県美濃の深山と小田陶器、そして
デザイナーの小野里奈さんによって、
毎日の食卓の風景を思い描きながら
作られました。
盛り付けるだけで、自然とおいしく見える
瑞々の一番の魅力は、とにかく
盛り付けるだけでおいしそうに見える
ところ。
使ってみると、ごくシンプルな料理が
ぐんとおいしそうにいきいきと見える。
しかも和洋中どんな料理にもしっくり
馴染むので、懐が深くて使いやすいな
と感じました。
そして、ふと思い出したのは、
小さい頃に料理好きな祖母が
菜っ葉をゆがいて鰹節をかけただけの
おひたしを食卓に並べた時のこと。
その時、あたたたかみがあって
ちょっと小粋な器に盛り付けられて
いたのですが、そういう器に盛る
だけで、ぐんと美味しそうに見えた
ことを、今でも鮮明に覚えています。
(今思えば、私の器好きのルーツは
ここにあるのかも。)
今回瑞々を手に取ったときも、
同じような感激があったのです。
デザイナー 小野里奈さんと、深山 髙木さんにお話を伺いました
デザイナーの小野さんと深山の髙木さんに
開発の時に特に気を配ったところを
伺った際、印象的だったのが
「料理がおいしそうに見えて、
毎日気軽に使える」
「今日の料理、出来が今ひとつだなー
という時も、この器に盛れば
自然とサマになる」
「料理好きな方はもちろん、
そうでない方もご飯を作るのが
億劫にならない、そんな器を
作りたかった」
という言葉。
そうそう、そうなんですよね!
まさにそんな器に仕上がっています。
昔ながらの、艶やかな青白磁とうす飴
艶やかな青白磁とうす飴の2色は、
昔から普遍的に用いられてきた色。
いろいろ試作を重ねて生まれた
ほんのりとした青さや
カラメルのような飴色は、
磁器でありつつどこかあたたかみを
感じる色合いです。
ちなみにうす飴は、昔小野さんの
ご実家で食卓に並んでいた、
ハンバーグやマッシュポテトを盛った
おいしそうな器、そのまわりの
食卓風景の記憶を元に生まれた
そうです。
暮らしにあわせて選びたい、計34種類の器
実はこういう器は、ありそうでなかなかない
どんなジャンルの料理にも合いますが、
個人的には特に和食が似合うなと思います。
作家物のような佇まいでありつつ、
家族の人数分を揃えやすいお手頃価格
なところも嬉しいポイント。
こういう器、ありそうでないんですよね。
瑞々が作られている美濃地方は
かつて国内の洋食器製造の25%を
担い、世界中の食卓に器を届けて
きました。
でも、もともとは和食器を作られて
いたそうで、今回はそういった
歴史も大切に、商品開発が行われて
います。
こんな風に使うのもおすすめです
木瓜鉢はきんぴらや煮物、おひたし、
フルーツ用にぴったり。
食卓が華やかになります。
(余談ですが、木瓜は小野さんの
ご実家の家紋だそう!)
あと、このきんぴら、先日料理研究家の
江口さんに教わってきました。
近日レシピを公開予定なので
お楽しみに。
焼き魚の日に活躍する角皿。
長皿は前菜を少しずつ盛ったり、
焼き魚、お刺身にも。
まる皿の4寸はお醤油皿、和菓子、
お漬物などに。
5寸や6寸は、取り皿、ケーキに。
7寸はワンプレート料理にちょうど
良いサイズ。
縁が立ち上がっているので、
少々の汁物にも対応しています。
めし椀や茶漬椀は手にしっくりと
収まります(縁のカーブも秀逸)。
小鉢は少量のおかず、小菓子、
ディップソース、ヨーグルト、
サラダ用に。
家族が多いご家庭の場合、
帰りが遅くなった家族用に、
おかずをあらかじめ取り分けておいて
帰ってきたら、定食風に、
ご飯と一緒に食卓に並べる、
という使い方もおすすめです。
楕円鉢は、サラダや煮物、カレーに。
瑞々の開発は多くの女性スタッフが
携わっているのですが、試作の際に
「楕円鉢、実はいろいろ使いやすい」
と評判だったそう。
冷蔵庫にも収めやすいサイズですよ。
キレが良くて持ちやすい、
美しいポットや汲み出し。
おもてなしの席でも活躍します。
本当に、世代や性別を問わず
毎日の食卓で自然と手を伸ばして
使いたくなる魅力があるので、
つい思わず、コラムが長くなって
しまいました。
代官山店でも手にとっていただけます
ので、実物をご覧いただきたい方
ぜひ遊びにいらしてくださいね。
いつもの暮らしがちょっと心地良くなるようなものやこと、つくり手の思いやものづくりのストーリー、その地域ならではの話をお伝えしたいなと日々考えています。