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アクセサリーと共に年を重ねるという事
アクセサリーを買った時と同じような
綺麗な状態で身に着けたい。
お手入れは、その為にするものだと
思っていた私。
「クリーナー液はダメ、クロスもダメ・・・」と
お手入れに神経をすり減らして、
せっかく買ったお気に入りの
アクセサリーも楽しめない状態に
なっていました。
そんな時に、ある人が私に言ったのは、
「アクセサリーも自分と一緒に年を
重ねるもの。だから、お手入れをしながら
変化を愉しむのもいいものだよ」という言葉。
買った時のぴかぴかの状態を維持する
為に、ロジウムコーティングを施したり、
メッキよりもはるかに長持ちする
ゴールドフィールドのものを好むのは
日本人ならではの感覚なんだそうです。
メッキがかかったものは、いずれ
剥がれていくもの。シルバーは酸化
していくもの。自分へのメンテナンスを
行なうのと同じ感覚でアクセサリーと
付き合えばいいのでは?と
教えてもらいました。
お手入れ方法はたったの2つ
アクセサリーはシルバー、金、真鍮など
デザインにより様々な素材が使われます。
さらに表面にメッキなどでコーティングが
施されていることもあるので、見た目では
素材が分かりにくいものが多いはず。
素材によって適切なお手入れ方法は
様々で、どの素材にどんなお手入れ
方法が適切なのか正直、覚えられない・・・。
そこで、アクセサリーブランド
La mascotte(ラマスコット)のデザイナー、
かわせさんに「なるべく簡単で最低限の
お手入れを知りたい」と相談しました。
すると驚くことに、「必要最低限のお手入れ
は、たったの2つ」とのことだったのです。
その1、使い終わったら布で表面の
汚れや汗をふき取る
その2、なるべき空気に触れさせない
かわせさん曰く、アクセサリーにとって、
水分は大敵。どんなものでも、汗や化粧品
の成分に反応して、変色することが
あるのだそうです。
それを防ぐために、使い終わったら必ず
拭く。そして、アクセサリーケースや
ジップ袋などに入れて、空気に触れ
させないようにする。この2つを続ける
だけでも、見た目の美しさが全然
違うそうなんです。
例えばLa mascotteのリングは台座が金色
ですが、素材は14kゴールドフィールド。
真鍮に14金を圧着した素材で、
メッキ製品よりも変色しにくく、美しい
状態を長く保ちます。
それでも、使ううちに台座も天然石も
照りがなくなってくるので、柔らかい布で
拭くのがベストとの事。
「とにかく拭く!そしてしまう!」
これを徹底すればいいのだとひしひしと
感じた私。身に着けない日は、なるべく
空気に触れないようにしています。
当店でお取扱中の「かさね」は名前の
通り、重ねて収納できるジュエリーケース。
透明の蓋が付いており、シルバーの
酸化を防いでくれる優れものですよ。
かわせさんのお話を聞いて、少し
気が楽になった私。コツコツと集めた
お気に入りのアクセサリーと一緒に
年を重ねていこうと思ったのでした。
ショッピングユニットでバイヤーをしています。
スタイルストアの商品によって、どこかで誰かがちょっとだけ幸せになればいいなと思ってバイイングをしています。それだけが私の大きなこだわりです。