バイヤーからのお便り
代官山店に皆が触る「赤ん坊」がいるのですが・・・
こんにちは、バイヤーの柳沼です。
大人の皆さまも、昨日からお盆休み
という方が多いようですね。
夏の休日、満喫されていますか?
スタイルストアの代官山店も、
昨日から急にお客さまの数が増えて、
嬉しい慌しさです。
さて、代官山店には、見る人見る人、
ほぼ全員が触ると言っても過言ではない
赤ん坊が一名おります。
その名はルミベイビー。
今日は、老若男女に愛でられている
ルミちゃんを改めてご紹介します。
ルミちゃんって何者!?
正体は調光までできる、ヤリ手のLEDライト
手のひらサイズの小さな赤ちゃん
「ルミベイビー」は、片手で操作できる
調光機能つきのLEDライトです。
ルミちゃんのポコンと出たお腹が
スイッチになっており、点灯させた後
長押しすると調光(だんだん暗くなる)も
できるという、なかなかのヤリ手。
調光の様子は商品ページの
動画が分かりやすいと思いますので、
ぜひご覧になってみてください。
電源は、LR44形というボタン電池で、
コンビニや100均でも買える一般的なもの。
ですが、そういうところだと2個組で販売
されているケースが多いんですね。
ルミちゃんには3個必要なので、
ぐっと格安になるまとめ買いを
個人的にはオススメします。
ルミちゃんが、皆に愛される赤ん坊である理由
デザイナーの笠原さんに聞きました
ルミちゃんの産みの親、
デザイナーの笠原 英里子さんは、
ものすごく上品なマダムという感じ。
展示会場で最初にルミちゃんを見たとき、
前衛的でポップな印象だったので
↓↓
笠原さんの雰囲気とのギャップが
すごくて面白かったのですが、
じっくり開発の経緯を聞いたところ、
笠原さんがこの照明を「赤ちゃん」に
した理由は興味深いものでした。
「東日本大震災のとき、停電がありましたね。
突然光のない状態が続いて、あかりが
ないことが、こんなに心細いものかと・・・
皆さん、懐中電灯などお持ちだと思うのですが、
置き場所がとっさに思い出せなかったり、
いざというときにすぐ手にできないことって
あるのではないかと思いました。
なので、常にそばにおいておきたくなるような、
人に寄り添うような光があればいいな、と
考え始めたのがきっかけです」
「いつも傍に置いておきたくなる、
ということをどう形にしようか考えていたとき、
どんな人でもかわいく感じるのが、
『赤ちゃんの2頭身体型』という話を
思い出したんですね。
そこからだんだんとルミベイビーの
デザインが出来上がってきました。 」
「ぽっこりしたお腹に、オシリをチョンと
突き出したようなポーズは、操作するときの
握りやすさのため。手を後ろで組んでいる
ように見えますが、この部分に手がかかることで、
安定的に操作ができるようになっています」
「サイズ的にも10センチ弱と携帯電話ぐらい
のものなので、バッグにぽんと入れて
持ち運ぶこともできます。LEDなので
ある程度の明るさが確保できますし、
実用的な照明としてもお使い頂けます」
ちなみに笠原さんは、仕事場のPCの横に
置いて、たまに触って癒されているそう。
もしもの時には懐中電灯として
活躍しますし、愛用者のなかには
車中泊のおともとして、また夜中の授乳
の際のあかりとして使っているという方も。
ルミちゃんの商品ページはこちら。
実物を触ってみたい!という方は、
ぜひ代官山店へお越しください。
大手小売業で服飾雑貨のバイイング、新規ブランド開発を行う。その後活動の場をインターネットに移し、2006年にスタイルストアへ参加。 得意ジャンルは服飾雑貨、最近は地方の名品発掘がおもしろくて仕方がない。モノの背景を知ってこそ見える、真のお買い得品をセレクトする、これが信念です。