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HOKEN シェイビングクリームと美魔女の秘密
皆さま、こんにちは。バイヤーの柳沼です。
先日HOKENのクレンジングオイルをご購入いただいたお客さまから、嬉しいお声をいただきました。群馬県にお住いのさだきちさん(女性)からのつかい手の声です。
「ホーケンのシェイビングクリームの使い心地が良いことや、ホーケンのものづくりに対する姿勢に好印象を持ち、他の商品もぜひ使ってみたいと思い、注文しました。肌にやさしいうえ、洗い上がりはすっきり。ほのかな柑橘系の香りもよいです。」
声を拝読して、HOKEN 古屋さんのインタビューを読んでくださったのかなと思いました。古屋さんにもお伝えしたところ、大変喜んでおられて、
「お客さまの声!とても嬉しいです!有難いですね・・・本当に。お客さまと一緒に、小さな幸せを感じながら、時を重ねられればと思います」
とメールの返信が来ました。最後の一文が古屋さんらしいです。
さて、HOKENの人気NO.1商品といえば、当店ではやはり「HONEYX シェイビングクリーム」。
しかしこちらのクリーム、品質管理上、期間限定でのお取り扱いとなっており、3月いっぱいで一度販売が終了になります。
私自身もシェイビングクリームを愛用していて、古屋さんの取材のときに、一人のユーザーとして製品について気になることをいろいろお聞きしました。
皆さんにも参考にして頂けそうなので、こちらでお伝えしたいと思います。
はちみつが肌にいいのは何故でしょう?
まず気になったのは、蜂蜜を配合した化粧品はHOKEN以外にもいろいろありますが、そもそも蜂蜜が具体的に肌にどういいのか?ということでした。
古屋さんによると、蜂蜜の80%は糖で、その糖分が保湿にとてもいい成分なのだそうです。ガサガサになった唇に蜂蜜をぬってラップでパックするといい、なんて民間療法がありますが、あれも蜂蜜の糖による保湿効果をいかしたものですね。
また、もう一つ肌に素晴らしい効果を発揮するといわれているのが、ローヤルゼリーです。これは希少で高価なものなので、HOKENの中でも限られた商品に配合されており、高いものほど配合量が多くなっています。
当店の取り扱いの中だとビーマックスコンプリートジェルにはローヤルゼリーが配合されていますね。でもこちらは古屋さん曰く「ライトな使い心地」だそうで、本気のスキンケアには直営店のみで購入できる「ゴールデンクリーム」が一番おすすめとのことでした。
時間が経ってから、潤いを実感する理由
もう一つ、シェイビングクリームの愛用者がよく口にするのが、塗って時間が経ってからの方が、「まだ潤ってる!」と効果を実感する、ということです。
どんなハンドクリームでも、塗った直後はしっとりしますよね。でも、時間が経ってからそんな風に実感するクリームというのは珍しいと思いませんか?
その理由を古屋さんに聞いてみると、「うちのクリーム特有のテクスチャーの影響じゃないでしょうか?」とのこと。
確かにシェイビングクリームは、やわらかめのカスタードクリームのような独特のテクスチャーです。これは創業者であり、古屋さんのおじい様でもある高橋四郎さんが考案した製法によるもの。蜂蜜を乳化させ、とろっとしたクリーム状にすることで、肌への浸透がよく、浸透するからこそ、潤いが長持ちするんですね。
余談:HOKENユーザーの美魔女の話
最後に、古屋さんから聞いた数々のエピソードの中で、一番印象に残っているのが、HOKENをずっと使っている70代のおばあちゃまの話。
正確に言うと、そのおばあちゃまのすっぴんの肌があまりにきれいで、ゴミ捨て場で会うたびに気になっていたという女性が、ある日思い切ってどこの化粧品をを使っているのか聞いたら、HOKENだった、という話です。
戦後、焼け野原になった銀座を見て、化粧品など作っている場合ではないと意気消沈した高橋さん(創業者)。彼を奮い立たせたのは、やはり「HOKENの化粧品をまた作って」という、愛用者からの声だったそう。
互いへの愛と敬意を感じるような、「つくり手」と「つかい手」のいい関係に、胸が熱くなる思いでした。また長年HOKENを使っている方の肌が、思わず声をかけたくなるほど美しかった、というのもいい話ですよね。
そんなエピソードなが、直接古屋さんの耳に入るのは、やはりHOKENとお客さまとの距離が近いから、ということですよね。
「作っているのは化粧品だけれども、規模もお客さまとの関係も、野菜の生産者と市場に買いに来てくれるお客さま、ぐらいのイメージなんですよ、うちは」と朗らかに笑っておられた様子が印象的でした。
シェイビングクリームは3月で一度販売がお休みになりますが、また秋になったら販売を再開いたします。
HOKEN 古屋さんインタビューはこちら
上質な化粧品を、必要としてくれる人のため-HOKEN 古屋和美さんインタビュー
大手小売業で服飾雑貨のバイイング、新規ブランド開発を行う。その後活動の場をインターネットに移し、2006年にスタイルストアへ参加。 得意ジャンルは服飾雑貨、最近は地方の名品発掘がおもしろくて仕方がない。モノの背景を知ってこそ見える、真のお買い得品をセレクトする、これが信念です。