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デッドスペースを活かして。緑あふれる部屋にしよう
緑のためのスペースはまだまだ空いている!
グリーンを暮らしにたくさんとりいれたいけれど、狭い日本の住宅事情では、なかなか思うようにスペースを取れません。そんなときにおすすめしたいのが高い位置から吊るすワザ。棚の上や、天井・壁などを活用すれば、ちょっとしたデッドスペースが緑あふれるスペースに変身します。
垂れ下がる植物はデッドスペースと好相性
お馴染みのポトスはやっぱり優秀
日本の家庭でもよく見かけるポトスは、サトイモ科の植物。斑入りのグリーンのほかに、明るい色のライムポトスもきれいです。水やりをたっぷりすれば、かなりの日数もつうえ、萎びてきても水を上げればすぐ復活する、とても育てやすい植物です。成長も早いので、部屋にまとまったグリーンが欲しいときにとっても便利。
動きのあるシッサスもアクセントに
ブドウ科のシッサスも育てやすい植物。園芸品種では「カンガルー・アイビー」「グレープ・アイビー」などと呼ばれているものがよく出回っています。ツルの伸び方が独特なので、空間に動きが出ます。ポトスよりもスタイリッシュな印象に。
パール状の葉が美しいグリーンネックレス
丸いぷっくりとした葉が特徴のグリーンネックレスは、流れるようにまっすぐ垂れ下がる姿がきれい。日当たりや水やりによって形が崩れるのでちょっと注意が必要ですが、基本的には強い植物です。明るい窓辺などが最適なので、カーテンレールの上から吊るしても。
ハートカズラなど葉の小さいものは壁に最適
ハートカズラやディスキディアは、多肉質の葉が特徴。水やりは少なめでOKです。こうした小さな葉が垂れ下がるタイプの植物は、壁に沿わせて垂らすのに最適。写真のような小さな棚を取り付ければ、どこの壁にも飾れますね。明るい場所が適しています。
いろいろな植物をハンギング
苔玉を吊るすストリングガーデンが人気
フラワーショップなどでよく見かける苔玉。鉢がないため軽いので、ハンギングにぴったりなんです。根のしっかりした植物であれば、花の咲く植物や盆栽でも可能です。宙に浮かすことで、花瓶や植木鉢に入れられているときとは全然違う表情に!
好きな植物で手作りも
苔玉ストリングガーデンは自分でも作れます。お気に入りの植物と、ミズゴケ、麻ひもなどがあればOK!
根っこを見せるガラスの器で吊るす
鉢植えの植物の根をきれいに洗って、ガラスのフラワーベースに。こちらはガラスの器を支える金具が使われていますが、器の形状によっては紐でも十分可能です。光が映える場所に吊るしたい!
狭いスペース用のハンギングラックを作る
狭いスペースにたくさん植物を並べることができるハンギングラック。メイソンジャーと板を使った手作りのアイデアです。ワイヤーの代わりにひもを使ったり、メイソンジャーの代わりにブリキのバケツを使うなど、いろいろ応用できそう。
モンステラを壁アートに!
形が美しくて人気のモンステラ。でも、大きな葉が横に伸びていくため、飾るには広い場所を確保する必要が・・・。でも、これならどうでしょう? 床に置いたら非常に場所をとるモンステラも、壁に並べることで省スペースな立体アート作品に!
使える場所を探してみよう
例えば、階段の吹抜けはロフトに似ている
こんなに気持ちのいい吹き抜けは、日本の住宅事情ではなかなかお目にかかれませんが、小さなロフトがついている部屋はたくさんありますよね。ロフトを使えば真似できそうです。
配管はなくても、天井の梁は使えるかも
古い日本の家では、天井に格子状に梁がある場合があります。ほかにも、マンションのパイプスペースの段差も、ちょっとしたフックをかければハンギング用に使えます。どちらも、重さには要注意!
いかがでしたか? 狭いとついついミニグリーンを考えがちですが、しっかり目につく大きさの植物も、ちょっとしたアイデアでもっと身近になります。限られたスペースだからと諦めず、憧れの緑あふれるインテリアを目指しましょう!