みんなの愛用品
包丁の切れ味が蘇る!初心者に優しい砥石セットを使ってみました

こんにちは、バイヤーの畠田です。
みなさま、定期的に包丁のお手入れってされていますか?「研ぎ」は、包丁にまつわる永遠のお悩み。スライドさせるだけで使える簡易なシャープナーもありますが、「包丁を研ぐ=刃先を作り直す」ことは、シャープナーではできません。どんなに良い包丁を買ったとて、切れ味を維持しようと思うと、必ず「研ぎ」の問題にぶつかるんですね。
それはなんとなく分かりつつも、「研ぎってよくわからない……」と目を背けていたわたし。正しい研ぎ方がわからない、研げたかどうかがもよくわからない。調べると、きちんと研ぐには、砥石そのものを平らに保つ必要もあるんだとか。包丁の面倒も見れていないのに砥石を良い状態に保つなんてできるのか……と途方に暮れていました。
そんな時に、これなら使えるかもと思えたのが、砥石の老舗メーカー「キング砥石」が作る「砥ぎ場セット」。今回は、実際に使ってみた感想をお伝えできればと思います。
砥石を持っていながら、包丁研ぎを諦めていた自分

キッチン道具に投資するなら、まずは「鋼の包丁」が良いと言います。理由は、きちんと使えば20年も30年も持ってくれる、料理をする時には必ず使う基本の道具だから。
そんな話を聞いて、道具を揃え始めた時に迎えた鋼の包丁が一本あります。でも、ちゃんと使いこなせているかというと微妙なところ。水分を丁寧に拭いたりして気をつけていても、あっという間に錆びてしまいます。
ステンレスは鋼と違って非常に錆びにくいので手入れは楽だけど、砥ぎは鋼よりも難しいと聞きます。鋼の包丁の手入れを定期的にして、切れ味をきちんと維持しながら使えたら、もっと今よりもいい相棒になるんだろうなと思いつつも、早数年。
ちなみに、砥石は持ってはいたけれど、こちらも恥ずかしながら使いこなせていませんでした。研ぐまでの準備が面倒で頻繁に研ごうと思えない上に、うまく研げているかもよくわからなくて、なんとなく遠ざかってしまいました。
そんなわたしが、手持ちの鋼の包丁を実際に研いでみて感じた「砥ぎ場セット」の優れた点は、大きくこの2つでした。
①「面倒さ」が和らぐ

まわりが汚れないように新聞を敷いたり、砥石を水に浸すための容器を準備したり、砥石が動かないように固定したり……包丁研ぎのハードルはいろいろありますが、前準備がまあまあ大変。砥ぎ場セットは「この一式を出せばOK」と思えるので、まず研ぎ始めるまでの気持ちが楽です。
とはいえ、このセット一式をさっと取り出せる環境づくりは必要。わたしは戸棚の中の不用品を整理して、砥ぎ場セットの居場所を作りました。
②常に確認しながら進められる

砥ぎ場セットの大きな特徴でもある、「刃を当てる角度がわかる」工夫。これがやっぱり素晴らしい。
実際に研いでみると、こんなにわかりやすいガイドの線があるにも関わらず、包丁を往復させる度に少しづつガイドの角度からズレていきます。「角度が目に見えるように書いてあって、正解を意識しながら包丁を動かせる」のは、研ぎを身につける近道になりそうだなと思いました。

また、包丁を立てる角度も、説明書を折り曲げてわかるようになっているので「ふむふむ、このくらいね」と確認しながら進められます。

そして、地味に嬉しかったのが、手順書がラミネート加工されているところ。砥石のそばに置くと汚れるかも……という心配をすることなく、安心して手元に置いておけます。説明動画もあるので、文字だとわかりにくい点は動画を見て確認もできます。
角度がズレていたらガイドで気づける、包丁を立てる角度に迷ったら確認できる、説明書や動画が充実している。これだけでも研ぎの「わからなさ」がかなり和らぐように思いました。

さび落としゴムで側面についたサビも落として完成(消しゴムみたいにするするサビが消えて楽しい!)。
これまでは「ちゃんと研げたかどうかよくわからないな……」と思いながら、包丁の手入れを終えていたのですが、今回は研いだ後の切れ味の違いを実感。ちゃんと切れる状態を自分の手で作れたのがとにかく嬉しい。まだまだ手元は覚束ないですが、少しづつ慣れていきたいと思います。

以上、砥ぎ場セットを使った、研いでみたレポートでした。切れなくなってくる包丁にお悩みの方にぜひ使ってみていただきたい、お手入れのための道具です。

ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。