みんなの愛用品
健康かつ経済的!自作ドレッシングの勧め
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こんにちは、バイヤーの畠田です。
みなさまお気に入りのドレッシングはありますか?わたしは、バイヤー中井に美味しいよと教えてもらって以来リピートしているのが、六花亭が作る「百鬼」ドレッシング。先日、当店インスタグラムでは「マイベスト調味料」としてご紹介しました。粒マスタードが効いた和風ドレッシングなのですが、これがさっぱりしているのに奥行きがある風味で美味しい。「振れば振るほど、旨くなる」というキャッチがついていて、毎回シャカシャカ20回ほど振ってからかけています。
いつでも冷蔵庫に百鬼があればいいのですがそうはいかず、ドレッシングはよく自作しています。実家では市販ドレッシングが当たり前だったので、ずっと「ドレッシングは買うもの」という認識だったのですが、一度作ってからというもの、「家にある調味料でこんなに簡単に作れるなんて!」と思うようになりました。
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そんな時に便利に使っているのがh tag(アッシュタグ)の「ドレッシングメーカー」。一見なんてことない容器なのですが、ドレッシング作りに便利なポイントがぎゅっと詰まっているのです。
ドレッシングメーカーが便利な3つの理由
ドレッシングを混ぜてテーブルに出すだけなら、自宅にあるものですでに十分。と思っていたのですが、このカップが「ドレッシングメーカー」を名乗るのには理由があるなと思いました。実際に使ってみて、絶賛したい理由が3つあります。
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一つ目は、匙がついていること。手作りドレッシングって、しばらくすると調味料やおろした野菜が底の方にたまってしまったりするので、かける前にちょっとかき混ぜたい!というシーンがしばしばあります。そんな時にセットの匙があることが意外と嬉しい。
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もちろん手持ちの匙やスプーンを使っても良いのですが、こういった軽い素材のカップは、中身がなくなった後、匙を入れっぱなしだと重みで倒れてしまうこともあるんですよね。こちらはカップと匙とセットで考えられているからこそ、安定感のあるバランス感で作られています。
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2つ目は、計量のために別途大さじ小さじやスケールが要らないところ。匙で小さじ1を計れるのと、カップにも目盛りがあり大さじが計れます。
ドレッシングをつくる時、計量して、混ぜて、テーブルに出して使うところまでこれひとつでまかなえて、余分な洗い物が出ないのが嬉しいポイントです。
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「メモリが薄すぎて読みにくい」という声もいただいています。たしかにちょっと控えめなメモリです。ただ、これ以上濃くなるとテーブルに出した時に「計量カップ」感が出て悪目立ちしてしまうかも……と思うので、この控えめな表示が、食器としても雰囲気を損なわない絶妙なラインなんだろうなと思っています。
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3つ目は、油落ちの良さ。ドレッシングメーカーを使い始める前に、同シリーズのラップディッシュを愛用していたので、この素材の油落ちの良さは実感済み(ラップディッシュの愛用品コラムはこちら)。樹脂系の容器は油落ちが悪くべとべとが残りがちなイメージがある方もいらっしゃると思うのですが、こちらはキュキュっときれいに落とせます。
市販のドレッシングの容器は、使い終わった後、ラベルを剥がすのが面倒だったり、中が油でベタベタで洗いにくかったり、洗った後になかなか乾かずいつまでもシンクの端に置いて乾かしていたり……と、ボトルの処理をするのが億劫でした。
そういう点でも、この素材で洗いやすいドレッシングメーカーを作ろう!と考えたつくり手に拍手したいと思います。
自作すれば健康的かつ経済的
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ドレッシング=体に良くない のイメージを持たれている方もいらっしゃると思います。でも、脂質は体を作る上で重要な栄養素なので、油自体が悪いわけではなく「質の悪い油を摂らない」ことが大切。
市販のドレッシングは美味しいのですが、どんな植物油脂を使っているか判断つきにくく、塩分や保存料などの添加物も多め。また、あらゆる食材が価格高騰している昨今、小さな市販ボトルのドレッシングもお安くないですし、家族で使っているとあっという間になくなってしまうなと思います。
その点自分で作れば、調味料を測ったり混ぜたりする一手間はかかりますが健康的。そして家にある調味料で簡単にできるので経済的。「お酢+オイル+塩胡椒+砂糖」を基本にして、洋風はお酢をりんご酢にしたり、中華風はオイルをごま油にしたり、たまに野菜をすりおろして使ったり……と、その日の献立にあわせてアレンジも簡単です。
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自作ドレッシングの一番のハードルになる「調味料を測ったり混ぜたりする一手間」を簡単にしてくれる、このドレッシングメーカー。ドレッシング以外にも、料理に使う調味料を混ぜたり、電子レンジでバターを溶かしたり……といろんな活用ができますよ。
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ショッピングユニットでバイヤーをしています。その商品のどこが良いのか、なぜ良いのかを、わかりやすくみなさまにお届けしたいと思っています。