バイヤーからのお便り
松尾摂子×長十郎窯、岐阜と波佐見でうまれたツバメ
2016年04月06日更新
ダリアの器でおなじみの松尾摂子さん。
彼女は平日の昼間は会社員としてお仕事を
されており、その傍らで器をつくるという
スタイルで、岐阜で作陶されています。
松尾さんの代表作の一つ「ツバメの器」。
このたび、波佐見の長十郎窯さんとの
コラボレーションで、新たに4つの器が
誕生しました。
松尾さんは岐阜の作家さん。
長十郎窯は長崎県波佐見の窯元さん。
岐阜にも多治見など焼物の産地がある中で、
松尾さんが、遠く離れた波佐見の窯元さんと
一緒にもの作りをすることになった理由は
いくつかあります。
まず一つは、松尾さんのおばあちゃんが
波佐見近くの出身で馴染みのある土地
だったこと。
それから、私が好きな器として紹介した
松尾さんの作品をご覧になった長十郎窯さんが、
彼女の仕事ぶりに深く感銘を受けたこと。
それで、今回は長十郎窯さんにある器に
松尾さんがツバメを描き、その絵を元に
長十郎窯の皆さんが手で絵付けする、
という役割分担で器をつくりました。
これによって、ツバメの器の種類が増え、
器ごとの数も多く作れるようになり、
価格もお手頃になりました。
松尾さんと長十郎窯さんのダブルネーム。
このツバメは、スタイルストアだけでお求め
頂ける、とっておきの器です。
このツバメシリーズは、男性にも女性にも
人気の高い柄で、ギフトにもよくお選び頂く
ものでしたので、素敵なボックスも作りました。
どんな食卓にも似合う、凛々しいツバメ。
皆さんの食卓でも素敵に活躍しますように。
大手小売業で服飾雑貨のバイイング、新規ブランド開発を行う。その後活動の場をインターネットに移し、2006年にスタイルストアへ参加。 得意ジャンルは服飾雑貨、最近は地方の名品発掘がおもしろくて仕方がない。モノの背景を知ってこそ見える、真のお買い得品をセレクトする、これが信念です。