バイヤーからのお便り
寒い日の外撮影で気づいたファイバーダウンコートのいいところ
こんにちは、バイヤー楠です。今年は比較的あたたかい日が多いですが、東京では先日、いよいよ冬の到来かという気温の低い日がありました。そんな日に行ったのが、Kilka(キルカ)のファイバーダウンコートの撮影です。様々な場所で撮影をしながら、「やっぱりこのコートはいい!」とバイヤー陣が改めて実感したポイントがたくさんあったので、このコラムではその日の撮影の画像と共に、改めてこのコートの良さをご紹介させていただきます。
ふわっと軽くて負担がない
まずはおさらいからですが、ファイバーダウンは、羽毛を使用するダウンコートの代わりに開発された新素材です。暖かくて軽いうえ、自宅で洗えるのがいいところ。それを実感したのが下の画像です。
わずかに風が吹いたときに、コートの裾がふわっと捲れたんです。この時に「あ、このコートは相当軽いんだな」と実感しました。オフィスに戻って調べてみましたが、一般的なダウンコートは、丈が短いもので約1kg、ロング丈で2kgほど。このコートはロング丈で約650gなので、どのくらい軽いのかが数字でもわかります。
ここまで読んで「コートの裾がまくれると寒いのでは?」と感じた方もいらっしゃると思いますが、このコートは裾にドローコードが通っていて、絞ることができます。風の強い日や寒さの厳しい日等、しっかり防寒したい時は、裾を絞って風を通さないようにしてください。コートの中で暖かい空気が優しく体を包んでくれると思います。
キレイめなので通勤コートとしても着られる
もう一点、撮影時に感じたのは、きれいめテイストなので、お仕事の際でも気兼ねなく着られるというところです。
フロント部分を比翼仕立てにして、ファスナーやスナップボタンを見えなくしたので、カジュアルな要素が大幅に減ったのだと思います。
後ろ姿もこの通り、すっきりとしています。ノーカラーで、主張の強いデザインを排除しているので、どんなパンツやバッグとも相性がいいと思います。
この日撮影をしたのは、都内のオフィス街でしたが、このコートにラフな要素がすくないので、オフィス街にもちゃんと馴染んでいました。これならば、通勤時や商談時でも気兼ねすることなく着ていけるテイストだなと実感したんです。
実はモデルのゆみさんは、夏でも手先がひんやりとしてしまうほどの冷え性です。外での撮影時は、いつもカイロをいくつも体に貼って参加するのですが、この日は「寒くない?」と聞いても、「このコートがあたたかくて全然寒くない!」と驚いていました。「暖かいけど太って見えるダウンコートもあるけど、これはすっきり見えていいですね。」と満足気。撮影の合間もベンチに座ってリラックスした様子を見せていて、着るものによって日々当たり前にように感じていたストレスを払拭できるんだなと実感することができました。
程よいボリューム感で太って見えないうえ、しっかり防寒してくれるファイバーダウンコートは、オンオフ問わずに着られるテイストなので、真冬はこれ一枚あれば他はいりません。ファイバーダウンは羽毛のダウンの代わりとなるよう開発されたものですが、結果、ダウンよりも使いやすさが上回った素材。冬のコートによるストレスは、この機能素材が助けてくれると思います。
ショッピングユニットでバイヤーをしています。
スタイルストアの商品によって、どこかで誰かがちょっとだけ幸せになればいいなと思ってバイイングをしています。それだけが私の大きなこだわりです。