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お手入れしながら長く使う──そろえておきたい5つの重要アイテム

2024年10月08日更新

機能を維持させたり、劣化や破損を防止したり、“もの”を長く使うためにはお手入れが欠かせません。衣替えなどで衣類や履物、寝具類を見直すことが多いこの季節。今いちどお手持ちのアイテムに向き合って、お手入れについて考えてみませんか。今回は、“もの”を長く愛用するために役立つおすすめの商品を5点ご紹介します。

ものを長く使うためのお手入れ道具5選

ライオン靴クリーム本舗/自然から作った靴クリーム ニュートラル

保湿効果で劣化を防ぐ、自然由来の靴クリーム

革靴は、使い続けるうちに繊維内の水分と油分が抜けていきます。硬化やひび割れを起こさないためにも、革クリームでの定期的なお手入れは必須です。「自然から作った靴クリーム」は水と油の混ざった乳化性クリームで、お手入れの度に革に必要な栄養を与えてくれる逸品。その優れた保湿力により、革靴の劣化を防ぎます。

化学成分で作られた一般的な乳化性クリームは独特のニオイが気になるものですが、こちらはそれがありません。主原料は、害獣であるエゾジカの内臓脂肪由来の油分。サステナブルな面はもちろん、革への浸透性、肌への安全性も優秀です。革の色を選ばないニュートラル色で、精油由来の4種の香りをラインアップしています。

REDECKER/携帯用洋服ブラシ

生地を傷めずにホコリを落とせる洋服ブラシ

ドイツの老舗REDECKER(レデッカー)の「携帯用洋服ブラシ」です。外出先でのホコリ落としには粘着クリーナーなども人気ですが、生地を傷めてしまうため、あまり推奨できるアイテムではありません。その点、こちらのブラシは、ブラッシングしながら布地の風合いも保てるという逸品。洋服を長く使うには大変おすすめです。

ブラシに使われているのは、適度にハリとコシのある天然の豚毛です。おかげで汚れを落としながら繊維のきめを整えることができ、毛玉や形崩れも防げるという仕組みになっています。加えて豚毛は静電気が起きにくいため、ホコリが再付着しにくいのも魅力的。横幅約13cm、厚さ約1cmと、持ち運びに優れるサイズ感です。

TOSARYU/くすのきシューズキーパー M

こもりを解消して快適に履けるシューズキーパー

足は汗をかきやすく、その量は1日に両足でコップ1杯ほどにもなります。靴を長く大事に使うには、日々湿気に注意し、形崩れやカビの発生を防がなければなりません。そこでお手入れに使いたいのが「くすのきシューズキーパー」。天然木の調湿効果により靴内の湿度をコントロールし、トラブルを予防するというすぐれものです。

素材のクスノキは樟脳の原材料なので、爽やかな香りで気になるニオイを抑制し、いつでも気持ちよく履けるという点もうれしいところ。キーパーとしては適度に硬さがあるため、レザーシューズなどの型崩れもしっかりと予防できます。こちらがあれば靴の寿命も延びること間違いなしの、日頃のお手入れに欠かせない逸品です。

MAWA/スタイリングハンガー 2本セット

形崩れを防ぎ、すっきり収納も叶えるハンガー

衣類は着用や洗濯で傷みますが、実は保管時にもダメージを受けがちです。ハンガーが服に合っていないと首元が伸びたり、肩が出たり……。かといって厚みのあるものを使うとクローゼットを圧迫し、今度は取り出す際に衣類同士が擦れてしまいます。そんなトラブルを解消してくれるのがこちら、「スタイリングハンガー」です。

トップス用とボトムス用がひとつになった構造は、コーディネート1式をすっきりまとめられる仕様になっています。MAWA(マワ)らしい省スペース設計も相まって、ムダに場所を取りません。また立体感のある肩まわりや、跡のつかないピンチで形崩れも防いでくれます。衣替え時に取り入れれば、感動すること確実ですよ。

増田桐箱店/桐のシューケース 蝶番型 Low

高気密・調湿・防虫で守る、桐製のシューケース

米びつなども手がける増田桐箱店が贈る「桐のシューケース」です。「久しぶりに履いたスニーカーのソールがボロボロと崩れた」なんていう経験はありませんか。それはウレタンなどが空気中の水分に反応して起こる加水分解によるものです。高い気密性を誇る本製品は、大事な靴を外の空気と遮断し、こうした劣化を予防します。

桐は調湿性に優れた素材ですから、箱の中の湿度を自然にコントロールして保管中のカビの発生や変形も防ぎます。またタンニンやパウロニン、セサミンが桐に含まれているため、防虫効果もあり。スニーカーはもちろん、レザーシューズもぜひこちらにしまってみてください。本体高さと蓋の開閉方法の違いによる全4種展開です。

適切なお手入れで、お気に入りのアイテムはもっと長く愛用できる

多忙な日々の中で、つい先延ばしにしてしまうこともありますが、“もの”を長く使うためにはきちんとしたお手入れを実践したいところ。今回ご紹介したアイテムは、いずれもメンテナンスの際に大きな力になってくれるものたちです。ぜひ取り入れて、大切な衣類や履物などをこれまで以上に大事にしてみてください。

文・構成/篠ときは

このコラムを書いた人

スタイルストア 編集室

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