バイヤーからのお便り
顔を華やかに見せる、9種の天然石のイヤーカフ
こんにちは、バイヤー楠です。普段から黒パンツに白シャツといったシンプルな格好を好む私にとっては、どうやって顔周りを映えさせるかが課題です。
同じお悩みを抱える方に向けて、いいアイテムがないかと思っていたところ、出会ったのが新ブランドのPLAFU(プラフ)です。色鮮やかな天然石を使ったイヤーカフは、当店用にリデザインしていただいたもの。これ一つつけるだけで、ごまかしの効かないシンプルなコーディネートに華を添えてくれます。
PLAFUのご紹介
あらためてブランド紹介からさせてください。PLAFUは、女性デザイナーの藤井さんが立ち上げたブランドです。18金、真鍮、シルバーと素材はいろいろありますが、一般的にはどの素材を使うかで、「アクセサリーなのかジュエリーなのか」カテゴリーを分けられてしまいます。じゃあPLAFUはというと、その両方を手掛けているのが特徴かもしれません。藤井さんにその理由をお聞きしたところ、「描いたデザインを実現するのに、ベストな素材はどれか」に重きを置いているからなのだといいます。
幼い頃からファッション好きのお婆様、お母様のコレクションを眺めて育ったそうで、そのコレクションの一部を見せていただいたのですが、そのどれもが個性的で素敵なものばかり。貴金属だけでなくアクセサリーやコスチュームジュエリー等、気に入ったものを大切に使っていて、それを藤井さんに引き継がせてくれたのだといいます。幼い頃からこれらに囲まれて育った方だからこそ、素材やカテゴリーに縛られずに、モノづくりをされているんだなぁと感じました。
当店用のリデザインのポイントは?
当店でお取り扱いをするのは、天然石のものとゴールドのラインのものを重ね付けしているように見えるイヤーカフです。これを付けるだけで2つのイヤーカフを付けているように見えるという、ちょっとお得感のあるデザインは、アクセサリー上級者に見えるような見栄えがするところがいいなと思います。もともとPLAFUの定番アイテムだったこのイヤーカフを、当店用にリデザインしていただきました。
シンプルなコーディネートをお好みの方でも気兼ねなくつけられて、でもきちんと華やかに見えるラインを探した結果です。
石のサイズを小さいものに統一し、粒数も調整したイヤーカフは、そのボリューム感も絶妙。見栄えを微調整していただいたので大ぶりすぎず、でもしっかりと主張のあるデザインです。
PLAFUのイヤーカフは、もともとしっかりとしたホールド感と、付けていても痛くならない軽さを追求して作られています。映えるサイズなのに、その重さは約2gと超軽量。耳への負担がないのもいいなと思うポイントです。
天然石のバリエーション
当店用に作っていただいたのは、9種類のイヤーカフです。暖色系、寒色系、モノトーンと幅広いカラーの天然石を揃えていただきました。
中でも珍しいなと私が思ったのは、サンゴです。ガーネットのような赤い天然石はありますが、透明感のない赤いサンゴのイヤーカフは存在感があり、凛とした格好良さがあるので驚きました。
同じく透明感のないものが、マザーオブパールです。その名の通り、真珠を作り出す母貝のことで、これに美しいカットを施しているのですが、こちらも実際につけるとこの通り。パールの持つフォーマルな雰囲気が薄くなり、より普段使いしやすいと思います。
オレンジ色の石、カーネリアンとグリーンの石ペリドットも、当店では登場回数が少ない石かもしれません。なので、実際につけてみるととても新鮮!
色の白い肌にはもちろんですが、日焼けした夏の肌にも映えそうでいいなと思いました。
さわやかさを、と選んだのはブルー系の天然石、ブルートパーズとターコイズです。
同じブルー系ですが、透明感の有無でやはり印象は変わりますね。いずれもTシャツやデニムとの相性がよさそうです。
そして、当店で人気の3つの石、アメシスト、ルビー、ラブラドライトもラインナップに入れていただいています。ルビーはピンク系、赤系、紫系と様々なものがありますが、PLAFUのものは、紫がかった色味です。女性らしさはもちろんですが、格好良さも備わっているなと感じます。
ラブラドライトは、小粒ながらしっかりと虹色の光が浮かんで見えるので、驚きました。シックながら芯のある格好良さを放つのがいいなと思います。
イヤーカフは、コロナ禍でマスクに引っかからないという理由で人気のアイテムになりましたが、つける位置を調整できたり、引っ掛かりが少ないのがいいところ。石のサイズやボリューム感を何度も調整し、当店のお客様が使いやすいようにとリデザインした天然石のイヤーカフの力を借りて、いつものシンプルな格好でお出かけしてみてはいかがでしょうか。
ショッピングユニットでバイヤーをしています。
スタイルストアの商品によって、どこかで誰かがちょっとだけ幸せになればいいなと思ってバイイングをしています。それだけが私の大きなこだわりです。