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コーヒー好きに贈りたいプレゼント｜選び方からおすすめ商品まで

2024年06月19日更新

普段からコーヒーを楽しんでいるあの人。せっかくだから何かコーヒーグッズをプレゼントして喜んでもらいたい。とはいえ、自分があまりコーヒーに詳しくない場合、何を贈れば良いのか悩みますよね。そこで今回は、そんな風にお悩みの方に向けてプレゼントの選び方とおすすめグッズをご紹介します。こだわりの一品を見つけて、素敵なコーヒータイムを楽しんでもらいましょう。

コーヒー好きが喜ぶプレゼントの選び方

贈る相手のコーヒーの楽しみ方を考える

まずは、プレゼントを贈りたい相手がどのようにコーヒーを楽しんでいるのかを知りましょう。コーヒーを飲む場面はお家だけか、それとも外出先でもなのかなど、相手をよく知ることでぴったりのプレゼントを選べます。

プレゼントのシーンに合わせて選ぶ

プレゼントを贈るシーンも考えなければならない要素です。誕生日のお祝いなら少し豪華に、引っ越し祝いならライフスタイルに合ったものを、ちょっとしたお礼なら気軽なものを、とシーンに合わせて選びましょう。

プレゼントの予算に合わせて選ぶ

予算は相手との関係性、プレゼントのシーンに合わせて決めましょう。恋人・パートナーへの誕生日プレゼントなら1万〜3万円くらい、友達へのプチギフトなら1,000円くらい…と予算は様々。予算が高ければいくつかの商品を組み合わせて豪華なプレゼントが贈れます。もし低予算でも、ユニークな商品を選べば相手に喜ばれるでしょう。

コーヒー好きにおすすめのプレゼント5選

では、実際にどのようなコーヒーグッズがあり、どうやってプレゼントを選べば良いのかをご紹介していきます。プレゼントを贈る相手のコーヒースタイルに合わせて、喜ばれそうなグッズを選んでみてください。

ケトル：美味しいコーヒーのための必需品

コーヒーを淹れるために必要な道具としてドリップケトルがあります。ドリップケトルには大きさ、素材、機能性などさまざまな種類があり選ぶのは少し大変です。サプライズで贈るというよりは、相手の欲しいものをヒアリングした上で贈る方が良いかもしれません。また、相手がすでにドリップケトルを持っている可能性もあるので、収納の邪魔にならない小ぶりなものや、ドリップ以外の使い道があるものを選べると良いですね。

コーヒーをおいしく淹れるという点で重要なポイントは2つです。まずは、お湯を少しずつ途切れずに注げること。そして、お湯を細く真下に落とせること。この2つを最低限押さえた上で、相手のライフスタイルに合わせて湯沸かし機能や保温機能などプラスの機能を考えてみましょう。

セラミックコーヒーフィルター：本格派の味わいを楽しむ

コーヒーを淹れる際に必要な道具の一つがフィルターです。一般的な使い捨ての紙製の他に、布製、金属製、セラミック製といったペーパーレスフィルターがあり、どれを使うかでコーヒーの味も変わるんです。そんな奥深いフィルターですが、今回は、コーヒーそのものの味や香りを楽しめるセラミック製のものをご紹介します。

ペーパーレスフィルターは、洗って繰り返し使えるのが特徴ですが、お手入れが簡単なのは、金属製とセラミック製です。ただ、金属製フィルターの多くはステンレス製で、フィルターの目が粗いことで、淹れたコーヒーがざらっとした舌触りになってしまうのがデメリット。その点セラミック製は目がとても細かいのでざらっと感がありません。セラミックフィルターの目は、不要な雑味を取り除き、コーヒー豆の油分を通すことができます。その油分は、芳醇な香りや深みの元となるため、セラミックフィルターで淹れたコーヒーは豆本来の味を楽しめるんです。さらにお手入れも簡単なので、毎日気軽に使ってもらえます。

コーヒーメジャースプーン：一杯分のコーヒー豆を計るのに最適

コーヒーを豆から淹れる方にとって、メジャースプーンは欠かせません。コーヒー一杯に必要な約10gを計れるものを贈りましょう。コーヒー豆をはかるところからお気に入りの道具を使えれば、もっとコーヒータイムが豊かになるはずです。

ただ、注意しなければいけないのはコーヒー豆は焙煎の度合いによって重さやかさが異なるということ。もし、メジャースプーンを贈る場合は深煎りと浅煎りどちら用なのかを忘れずにチェックしましょう。中には、ひとつのスプーンでどちらの種類の豆も量れる便利なものもあります。それを選べば深煎り派の方にも浅煎り派の方にも喜んでもらえますよ。

コーヒーペーパーホルダー：コーヒーペーパーをスタイリッシュに収納

紙製のフィルターを使ってコーヒーを淹れる方には、ペーパーフィルターのホルダーを贈ってみてはどうでしょうか。フィルターを買った箱のまま保管している場合出し入れが面倒です。そこで、フィルターをサッと取り出せるホルダーを贈ればきっと喜んでもらえるはず。

一般的に販売されているペーパーフィルターは50枚以上のものが多いので、詰め替えの手間を考えてたくさん収納できるものを選びましょう。また、すぐ手に取れる位置に置いてあっても違和感がないよう、インテリア性が高いものが良いです。

タンブラー・ボトル：外出先でもお気に入りのコーヒーを楽しむ

外出先でもお気に入りのコーヒーを楽しむ方にはタンブラーやボトルのプレゼントもおすすめです。どちらも保温・保冷性能が高く、お手入れしやすいものが良いでしょう。タンブラーの場合、蓋付きのものを選ぶとデスクでも安心して使えます。

タンブラーもボトルも長時間コーヒーを入れておくので、素材によっては風味が変わってしまうことがあります。そこでおすすめしたいのがセラミック加工されたものです。セラミック加工をすることで、中のコーヒーに金属成分が流出するのを防げるので、長くおいしいコーヒーを楽しんでもらえますよ。

コーヒー好きへ贈りたいプレゼント５選

kaico/ドリップケトル S

ヤカンとしても使えるドリップケトル

kaico（カイコ）の「ドリップケトルS」は、一般的なドリップケトルに比べて太めの注ぎ口が特徴です。一見コーヒー用には不向きですが、数百回も試作を重ねてたどり着いた注ぎ口の形により、細く雫のように湯量を調整しながら注げます。また、傾ける角度を変えれば一気に注ぐこともでき、ヤカンとしても使えるんです。

こちらは、デザイナーの小泉誠さん、金属加工の昌栄工業、プロのバリスタの方が開発に参加。何度も改良を重ね、日常での使いやすさを追求して作られた一品です。注ぎ口以外にも随所に工夫がみられます。取っ手は持ちやすく注ぎやすい、口が広く洗いやすいなど普段から使ってほしいという作り手の思いが伝わりますね。

cerapotta/セラミックコーヒーフィルター

お手入れ簡単で長く使えるセラミックフィルター

cerapotta（セラポッタ）の「セラミックコーヒーフィルター」は、波佐見焼の技術を使った多孔質のセラミックフィルターです。穴の大きさは5マイクロメートルと小さく、金属製フィルターにありがちなざらっとした舌触りがありません。フィルターの内側には豆の量の目安になるラインがあり、分量がはかりやすいです。

お手入れが簡単なのも魅力の一つ。日常的には、「豆を捨てて水洗い」で十分です。もし、ドリップスピードが遅くなったり、酸味が強く感じたりしたらメンテナンスのサイン。煮沸や電子レンジで簡単にメンテナンスができます。長く、愛着を持って使える商品です。

PROOF OF GUILD/コーヒーメージャースプーン

浅煎りも深煎りもはかれるメジャースプーン

コーヒーは同じ豆であっても焙煎の度合いによって重さやかさが異なります。そのため、メジャースプーンを使い分けている方も。でも、それって少し面倒に感じませんか。そこでおすすめしたいのが焙煎度合いに合わせて約10gずつを一つで計量できるPROOFOFGUILD（プルーフオブギルド）の「コーヒーメジャースプーン」です。

こちらのスプーンは、内側に段差がつけられており、それを目安に浅煎りと深煎りのコーヒー豆をはかり分けられます。そして、その機能性だけでなくデザイン性もポイントです。巣と呼ばれる穴や凹み、鋳肌のムラは唯一無二。使い込むほどに育つ味わいはプレゼントにうってつけです。

サケノサカナ/コーヒーペーパーホルダー 50枚用

ヨット型になるペーパーフィルターホルダー

コーヒーを淹れる時に使うペーパーフィルターは、サッと使えるように収納しておきたいもの。サケノサカナの「コーヒーペーパーホルダー」は、フィルターを収納するとヨットのモチーフへと変身するかわいらしい遊び心がつまった商品です。当店限定で50枚入るものを作ってもらいました。

ユニークなデザインは、卓上に出しっぱなしにしてもインテリアとして楽しめるように作られています。さらに、邪魔にならないサイズ感なのでいつもコーヒーを淹れる場所に置いておき、淹れたくなったらサッと取り出せるのも嬉しいポイントです。また、台形、円錐型両方のペーパーフィルターに対応しています。

CERAMUG ボトル 300ml

おいしさ長持ちセラミックボトル

セラミック商品のパイオニアである京セラが手がける「CERAMUG」シリーズは、内側がセラミック加工になっており、飲み物の味や香りをそのまま長時間保存できます。さらに、真空断熱構造で保温性も高く、おいしい温度が長続き。コーヒーを持ち運ぶのにぴったりの水筒です。

内側だけでなく外側にも工夫が。パウダー塗装で仕上げた肌触りの良いマットな質感は、表面が細かい凹凸になっているおかげで指紋や汚れがつきにくくなっています。サイズはコーヒー1杯分の180mlと、もう少し飲みたい方向けの300mlの2種類をご用意。年齢や性別を選ばないカラーでプレゼントに選びやすいですよ。

プレゼントとして贈りたいコーヒーグッズをご紹介しました。コーヒーの楽しみ方は人それぞれ。相手にあったコーヒーグッズをプレゼントすることで喜んでもらえます。贈ったプレゼントで相手のコーヒータイムがより楽しみなものになれば嬉しいですね。

文・構成／小藤田まこ