みんなの「買ってよかったもの」

今年自腹買いしたリアル愛用品[買ってよかったもの2023 バイヤー中井編] 

2023年12月13日更新

バイヤー中井年齢:40代夫婦2人暮らし2023年のトピック:毎週末&3か月間、推しに会いに映画館に通う&ライブで心の浄化活動を実施最近ハマっていること:google mapを見て旅のイメトレをするスタストのバイヤー歴、担当ジャンル:バイヤー歴14年、暮らしまわりのものからファッションまで全般を担当

こんにちは、バイヤーの中井です。今年もたくさんの商品に触れて、実際に使ってみてわかる良さを体験するたびに、つくり手への感謝とリスペクトの気持ちでいっぱいになりました。

年間を通してリピート買いをしている基礎化粧品、酷暑をぐっと楽にしてくれたパジャマなど、暮らしの救世主となってくれた愛用品は多々ありますが、今回は中でも「ほぼ365日身に着けているもの」、「ちょうど今愛用していて活躍頻度が高いもの」など、今年自腹買いしたリアル愛用品3つについてお話したいと思います。

ほぼ365日愛用!他の天然繊維パット付きインナーとは伸縮&ホールド感が違う


ひとつめは「天衣無縫」のリブカップ付きキャミソールです。リアルにほぼ毎日着ていまして、一昨年くらいから使い始めたところすごくよかったのでその後買い足しをしました。今では10枚くらいをローテーションしているほどヘビーユーザーです。

・ブラジャーの締め付け感とタンクトップを重ねて着るのが苦手で、できるだけインナーをスッキリしたい

・身長が168cmと高めで、タンクトップ型は商品によっては肩からバストまで距離が短くて合わない。カップ付きインナーは、肩紐の長さ調整ができるキャミソールがストレスなく着られて好み

・汗をかいた時に蒸れたくないから「天然素材」が良い

という願いを満たしてくれるものがないか、何種類もカップ付きキャミソールを購入し、使い比べてきました。


そんな中で「これは自分にとって最高」と思えたのが、天衣無縫のオーガニックコットンを使ったこちらです。その理由は、

1、果てしなく伸びて締め付け感はゼロ、左右に縫い目もなく体に気持ち良くフィットしてノーストレス

2、リラックス感はありながらも、ちゃんとホールド感があって外にも着ていける(ここ重要!)

という2点でした。

1については、伸縮性のある化繊を使わずに、オーガニックコットンをリブ編みで作られており、数あるリブ編みタイプの中でも一番伸びました。届いた時はかなりコンパクトなので「ちゃんと着られるのか?」と思われるかもしれませんが、ワンサイズ展開ですがS~XLの方まで幅広く着用いただけます。つくり手さんの方にも、「サイズが合わない」という声はほぼ来ていないとのことでした。


2のホールド感については、私がこちらを推す一番の理由です。リラックス系パット付きインナーは、パットが胸の上にちょこんと乗るだけでトップは隠せるものの、外に出かけると胸が揺れて心地悪いなと気になることがありました。

私はお家の中で過ごす時だけではなく外にもそのまま出掛けたいので、天衣無縫の場合は、アンダーに細いゴムが入っているからバストが豊かな方でもちゃんと安定してくれて、とても優秀だと実感しています。

また、ゴムは生地でくるんで直接肌に触れないようにしてあったり、脇に縫い目を作らないように編みたてられているので、ゴロつきや不快なチクチク感もありません。

今年の夏は本当に暑かったですが、汗をかいても肌に貼り付かず蒸れることもなかったので、特にこのリブカップ付きキャミソールに助けられました。

とりあえずこれを着ておけば良い安心感。1枚で仕事・お出かけ・家でも着られるワンピース


2つめは、今シーズンの秋以降、最も愛用している「Kilka」の家で洗えてシワになりにくいあったかワンピースです。

「これ1着で、仕事着でありつつ、家事もしやすくルームウェアとしても重宝できて、一日中ずっと着ていられる」。そんなワンピースがあったらという思いから開発した当店オリジナルワンピースなのですが、リラックス感があるゆったりめのデザインでありながら、

・脇からの切り替えしが真横ではなく正面めに入っている

・手触りが柔らかいのに体のラインを拾わない生地を使っている

ので着やせして見え、仕事やお出かけの時につい着ています。


ストレッチが効いているので映画を観に行って長時間座っていても楽ちんで、シワにもならず、とても快適でした。


もしお食事会などに行かれる場合は、胸元がさみしいかもしれませんので、ネックレスやストールなどを巻いていただくと印象がパっと華やかになります。


ちなみに、ぐっと寒くなった日に実感したのが、この長めのリブによるあたたかさでした。たくし上げた時にずり落ちてこないように少しタイトめなのですが、発熱生地が手首にぴたっと沿う分、太い血管の集まる手首があたたまるので体がぽかぽかしてきて、ちょうどアームウォーマーのような役割を果たしてくれました。

開発中に実際に着心地を確かめていましたが、やっぱり良いなと思い色違いも購入。自宅でのリモートワーク中、オンラインミーティングをする時にも活躍中です。

ウォームシルクの中でもテーパードパンツをリピートする理由


最後にご紹介するのが「DRESS HERSELF」のテーパードパンツウォームシルクです。初めて購入したのはちょうど3年前。内側の起毛シルクの肌ざわりの気持ち良さ・あたたかさがあまりに素晴らしくて、冬の部屋着は全てウォームシルクシリーズにしたほど。お気に入りすぎて毎年少しずつ何かしらのアイテムを買い足しています。

様々なあったかルームウェアを着比べてみましたが、ウォームシルクほど「かゆくならない」、「蒸れない」、「あたたかい」、「気持ち良い」を高レベルで満たしてくれるものには今のところ出会っていません。


その秘密は、素材マニアが開発したふわっふわの内側シルク100%起毛生地。起毛の中でもシルクは他にあまりない上に、シルクならではのしっとり感、吸放出性が高いことから蒸れにくく、乾燥肌・敏感肌に悩んでいる方にこそ、ぜひ一度体感いただきたいです。


そんなウォームシルクの中でも、一番その威力を体感できるのは「テーパードパンツ」です。その理由は、脚全体を隙間なく覆ってくれて、お肌との間に一番隙間が生まれないアイテムだから。

私はルームウェア兼パジャマとしても使っているのですが、寝ている間に裾が上にずり上がってくることもなく、朝起きた時からずっと脚全体がやさしいあたたかさに包まれているので、外出が必要な時も正直なところ脱ぎたくなくて出発ギリギリまで着ています。

しかも、洗濯してもやわらかさとふわふわ感、しっとり感は持続してくれて、ゴワゴワすることもないなと実感しています。

以上、2023年自腹買いしたリアル愛用品の中でも、今おすすめしたい3アイテムでした。類似品もいろいろ試し、本当に使い倒してみて、他の商品もそれぞれ良いけれど、とりわけ自分には合っているなと感じた品々です。

今年は、世界中で素材や資源などが高騰してなかなかこれまでのようなものづくりができなくなったり、愛用ブランドが残念ながらクローズされたりと、身の回りでさまざまな変化がありました。

そんな中で、日々つかい手の声に耳を傾け、暮らしを良くしてくれるものづくりをしようと努力されているつくり手のみなさまには、改めてとても感謝しています。同時に、自分たちにできることは何か、試行錯誤しながら考えてきた1年でもありました。

みなさまの日々の暮らしのアップデートと、それを選び取る参考として、少しでもお役に立てたら嬉しいです。まだ今年は終わっていないのに締めのようになってしまいましたが(笑)、ここからさらにぐっと寒い日が増えてきますので、みなさまお体に気を付けてお過ごしくださいね。

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この年末年始は、今年のお買い物を振り返りながら、つかい手の声をお寄せくださいませ。みなさまの声を読ませていただけますこと、スタッフ一同楽しみにしております。

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このコラムを書いた人

中井 明香

スタイルストア バイヤー

中井 明香

いつもの暮らしがちょっと心地良くなるようなものやこと、つくり手の思いやものづくりのストーリー、その地域ならではの話をお伝えしたいなと日々考えています。