バイヤーからのお便り

日差しと熱から頭を守る、木陰のように涼しい帽子

2024年05月25日更新


帽子ブランド、「コカゲル」は、木陰にいるような涼しさをイメージするブランド名のとおり、光だけじゃなく熱もはね返して、体感温度がマイナス10度になるのが特徴です。

猛烈な直射日光から頭とお肌を守るだけではなく、通気性や、風に飛ばされにくい等、痒いところに手が届くような工夫が施されているのもいいところ。この度、新型も2型仲間入りしました。いずれも、暑い日の外出のお供として活躍する一品です。

紫外線と熱中症から守る、特殊な遮熱シート

ナチュライクバケットハット


当店でお取り扱いするのは、コカゲルのラインナップの中でも、定番となる帽子です。

エッジアップハット(左)、ナチュライクダウン(右)


昨年から継続して販売しているのが、上の画像のエッジアップハット(左)とナチュライクダウン(右)の2型です。

バケットハット(左)、ナチュライクバケットハット(右)


お取り扱い2年目となる今年は、そこに素材違いの2種類のバケットハットが仲間入り。バケットハットとは、バケツのような形をした帽子の事です。つば部分が短く、よりカジュアルな雰囲気の帽子です。


いずれの帽子も、頭を入れるケープ部分に遮熱素材を挟み込んで縫製しています。これがコカゲルならではの特徴です。


たとえ帽子を被っていても、帽子の中は日光によってどんどん熱を帯びて行きます。そこで、遮熱素材を頭を入れるケープの生地の間に挟むことで、頭の温度が上がるのを防いでくれるんです。


こちらは、コカゲルの帽子にどれだけ遮熱効果があるのかを実験したときの画像です。一般的な帽子(左)と遮熱シートを使用したコカゲルの帽子(右)の上から、直射日光の役割のライトを当てて、頭を入れるケープ部分の温度の上がり方を図ったものです。

ライトを当ててから約1時間で、一般的な帽子の中の温度は34.3度、コカゲルの帽子の中の温度は24.2度。約1時間で帽子の中の温度が10度も違う事がわかります。

ナチュライクダウン


遮熱シートには細かい穴が開けられているので、熱が上がるのを防いでくれるだけではなく、風を通して湿気を逃がしてくれます。汗をかいても蒸れにくく、涼しくかぶれるのがいいんです。

帽子が風で飛ばない工夫

エッジアップハット


このブランドの帽子には、いずれも風で帽子が飛ばない工夫が施されています。上の画像を見ていただくと、頭入れ部分の両サイドにスリットが入っているのがわかると思います。このスリットは、蒸れを防ぐ為だけのものではありません。帽子が風を受けた時、このスリットが風の逃げ道になり、帽子が飛ぶのを防いでくれるんです。

ナチュライクダウン 


それに加え、ナチュライクダウンとナチュライクバケットハットと商品名に「ナチュライク」とついた帽子2型には、「風通るコカゲル」と呼ばれる機能が備わっています。


注目していただきたいのが、帽子内側のすべり部分です。滑りは本来一重で、本体に縫い合わされていますが、この帽子はすべりを二重にして、そのひとつを波型にしています。こうすることで、おでこと帽子の間に隙間ができ、風通しが良くなるんです。この隙間は、涼しさをもたらすだけではなく、風の逃げ道にもなり、帽子が風で飛ぶのを防いでくれますよ。

バケットハット


デザイン性だけではなく、熱中症から頭を守り、ムレなく快適に過ごすための機能性も兼ね備えている帽子は、普段使いに、アウトドアにと幅広いシーンで活躍してくれそうな一品です。

このコラムを書いた人

楠 美冴登

スタイルストア バイヤー

楠 美冴登

ショッピングユニットでバイヤーをしています。 スタイルストアの商品によって、どこかで誰かがちょっとだけ幸せになればいいなと思ってバイイングをしています。それだけが私の大きなこだわりです。