みんなの「買ってよかったもの」

【あの人の買ってよかったBest3】40代後半、眠りと髪の悩みを解決してくれたモノ

2025年11月07日更新


スタイルストアは2025年に開店から20周年を迎えました。普段はバイヤーのおすすめや愛用品を中心にご紹介していますが、この節目にスタイルストアを長くご愛用頂いているお客さまに、今まで買い物した中でもこれは良かった!と思えるものをお聞きしています。

第7回目にご登場頂くのは、大阪府在住のまりさん(50代)。さばさばとした語り口で「自分が本当に使って良かった、と思ったものと、1年の中でもずっとこれは使っているな、という使用頻度の高いものを選んでみました」をBest3アイテムについて語ってくださいました。

■ まりさん情報 ■
大阪府在住、出張も多いアパレルのデザイナー職。仕事中心だった暮らしが、コロナをきっかけに変化し、寝具やキッチン道具にも目が向くように。50回の買物履歴の半分がファッション、半分が生活雑貨。自身のポリシーで「つかい手の声」は投稿しない派。もともとお酒が好きで、外食頻度も高かったが、脱アトピーを目指して食事改善に取り組むストイックな一面も。一番の心身のリフレッシュ法は「旅」。最近の海外旅行はロンドンで、紅茶の美味しさに開眼したそう。

【買ってよかったNO.1】朝まで熟睡!パシーマキルトケット

私の口コミで5~6人はパシーマを買ったはずです(笑)


第1位は迷わず「パシーマキルトケット」ですね。私はどのサイトでもレビューは書かないと決めていて、スタイルストアさんの「つかい手の声」も投稿していません。でも、このパシーマは本当に良かったので、周囲に薦めまくって、少なくとも5~6人は私の口コミがきっかけで購入したと思いますよ(笑)。

朝まで熟睡、を取り戻してくれたパシーマ

何が良かったかって、パシーマを使ってから、本当に朝まで熟睡できるようになったことです。もともと寝つきは良いのですが、40代後半に差し掛かった頃から、夜中に目が覚めてしまうことが多くなりました。


朝まで連続して寝られないというのが、思いのほかストレスで……。熟睡できるようになったことと、敷いたり掛けたりしながら1年中使える寝具であること、この2つが「NO.1」の決め手になりました。

パシーマとラプアンのUSVAの併用がまりさん流

私は、春夏は基本的に敷いて、秋冬は羽毛布団との併用で掛けて使っています。パシーマの唯一の難点は「見た目」かなと思います、ごめんなさい。分かってるんですよ、あの風合いと仕様だから熟睡できているっていうのは。だからこれは改善要望ではないです。


ただ、寝具はどうしても部屋の中で占める面積が大きいので、私はデザインとか配色を自分好みの状態にしておきたいんですよね。それで、ラプアン・カンクリのリネンケット「USVA(ウスバ)」とパシーマを併用しているんです。


夏はパシーマを敷き、ラプアンを掛ける、冬は羽毛布団の上からカバー的にラプアンを掛けておく。こうすると寝室に入ったとき、ラプアンの麻の素敵な風合いと美しいグリーンの線がパッと目に入ります。

パシーマとラプアンのコンビが、私の熟睡と寝室のインテリアを支えてくれていますね。

【買ってよかったNO.2】旅にも絶対連れていく、スカルプクリーンブラシ

頭皮の毛穴、ちゃんと洗えてる?の言葉で購入


第2位は「ヘア&スカルプクリーンブラシ」です。私は朝、職場に着いたらメールチェックをする流れで、スタイルストアさんのメルマガもさっと見ます。このブラシの時に「頭皮の毛穴は4万個、ちゃんと洗えてる?」みたいなことが書かれていて、紹介の仕方がうまいですよねぇ。別に髪に何か切実な悩みがあった訳でもなかったのに、まんまと買っちゃいました。

期待せず使い始めたら、髪の生え際で効果を実感

そんな感じだったので、最初はそんなに期待せずに使い始めたのですが、まずはシンプルにブラシで頭を洗えるってラクですよね。腕を上げた状態で、指先に力を入れて細かく動かすって、ちゃんとやってたらかなり疲れます(笑)。それが、手でざっと洗った後、さーっさーっとブラシを頭皮に当ててとかすように動かすだけですから。あまりに簡単なので、最初は本当にこれで毛穴がきれいになってるのかな?という感覚でした。


効果を実感したのは、髪の生え際の立ち上がりが良くなったこと。それと同じ量を使用して、シャンプーの泡立ちが以前より格段に良くなりましたので、あ、毛穴の汚れがちゃんと取れたんだな、と感じました。

今では旅行にも必ず持参するほど、私にとっては入浴とスカルプクリーンブラシはセットです。たまに旅先で、荷物には入れてきたのに、浴場に持参し忘れたときなんかは「あー、もうっ!」てなります。

【買ってよかったNO.3】やっと見つけた理想のティッシュケース

ティッシュケース探しの旅は長かった…


第3位は割と最近のお買い物で「ISSHINDO PRODUCTS/ティッシュボックス」です。私は商社の専門職(アパレルのデザイナー)で、出張も多く仕事が忙しいので、コロナまでは本当に仕事一色で、家は寝に帰ってくる場所という感じでした。もう遠い昔のことのようですが、コロナの外出自粛の期間、あれが良くも悪くも強制的に、暮らしとか家の中のことに目を向けるきっかけになりました。

購入の決め手は交換の手間がない「マグネット式」

その頃から、何かいいものないかなーと探し始めたのがティッシュケース。スタイルストアさん以外の店もかなり見たのですが、ティッシュケースって、ガッチリしすぎか、ペラペラか、どちらかに寄っているものが多くて、ティッシュ交換のスムーズさも考えると、これだ!というものになかなか出会えず……。そんな時に「マグネット式」という仕様に目を留め、購入したのが「ISSHINDO PRODUCTS」でした。

いい意味で存在感がなく機能的、理想の一品でした

ティッシュ交換のストレスがない、マグネット式という仕様が素晴らしいことに加え、紙製で軽いのに、意外としっかりしているんですよね。そしていい意味で存在感がない。私はティッシュケースにかわいさとかいらないので、この文房具のようなシンプルさが心地いいです。


長く探していた分、こういうティッシュケースは滅多にないと分かっていたので、最初にまとめて2つ買いました。そのうち一つは洗面所で使っていますが、この素材は紙なのに水にも強いんですよ。予想以上に気に入って使っており、そのうちまた買い足してもいいなと思っているぐらいです。

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以上、大阪府在住まりさんの「歴代買ってよかったものBest3」でした。

「ゆらぎ世代」という言葉もあるように、40代後半からは今までにない体調の変化を感じる場面が増えてくるもの。初めて「ちゃんと眠れなくなった」と感じたり、髪質が変わってきたり……まりさんと私(バイヤー柳沼)は同世代ということもあって、合間にそんな話で盛り上がったインタビューでした。

まりさんと私には、もう一つ「コロナをきっかけに暮らしを見直した」という共通点もありました。まりさんの場合は、お買い物履歴にもそれが顕著にあらわれていて、「まさか自分がこんな買い物をするようになるなんて思ってもみなかった」と教えてくれたのが、季節のオブジェとして楽しんでいるという、ガラス作家松野さんの兜のオブジェでした。

眠りを支えるパシーマも、心をほっとさせるガラスのオブジェも、これからも長く、まりさんの暮らしの相棒であってくれたら嬉しいです。

このコラムを書いた人

柳沼 周子

スタイルストア バイヤー

柳沼 周子

大手小売業で服飾雑貨のバイイング、新規ブランド開発を行う。その後活動の場をインターネットに移し、2006年にスタイルストアへ参加。 得意ジャンルは服飾雑貨、最近は地方の名品発掘がおもしろくて仕方がない。モノの背景を知ってこそ見える、真のお買い得品をセレクトする、これが信念です。